記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,831件
よきひとの仰せ
(2)よきひとの仰せ
弥陀の本願は「よきひとの仰せ」としてリレーされてくるものであるということ、このことに思いを潜めたい。
気づきとは、これまでまったく意識していなかったことが、あるとき「..
タグ: 親鸞を読む
本文1
第11回 自然にすなはちのとき必定に入る―正信偈(その3)
(1)本文1
正信偈の後半、依釈段に入ります。まずはその序です。
印度西天の論家1、中夏日域2(ちゅうかじ..
タグ: 親鸞を読む
難のなかの難
(17)難のなかの難
表層の分別知を「みなもてそらごと、たわごと」と言えるのは、深層からやってきた信心の智慧(無分別智)に遇うことができたからです。そこからふりかえってみますと、自分には是非善..
タグ: 親鸞を読む
本文5
(16)本文5
正信偈の前半、依経段の最後です。
弥陀仏の本願念仏は、邪見驕慢悪衆生、信楽受持すること、はなはだもてかたし。難のなかの難、これにすぎたるはなし。(弥陀仏本願念仏、邪見驕..
タグ: 親鸞を読む
広大勝解者とは
(15)広大勝解者とは
後半の四句に、諸仏が信心・念仏の人を「広大勝解者」とほめ「分陀利華」と称えるとありますが、何かこそばゆいものがあります。信心・念仏の人とは、おのれを「一文不通のもの」と..
タグ: 親鸞を読む
無意識がふらっと
(14)無意識がふらっと
意識から無意識へ向かう通路は存在しません。意識にとって世界は意識の世界で完結していて、その外がありませんから、外なる無意識の世界へ向かおうにも、向かいようがありません..
タグ: 親鸞を読む
よこさまに
(13)よこさまに
「よこさま」とは横にひとっ跳びするというイメージで、階段を一段ずつ上がっていくイメージの「たてさま」と対になります。時間的には「よこさま」が「頓」で、「たてさま」が「漸」と..
タグ: 親鸞を読む
本文4
(12)本文4
これまで、本願の信をうれば煩悩を断ぜずして涅槃をうること、そして摂取の心光に照護されることが述べられましたが、次いでよこさまに五悪趣を超截(ちょうぜつ)して、仏から称賛されるこ..
タグ: 親鸞を読む
摂取の心光
(11)摂取の心光
さてここで考えたいのは、「摂取の心光つねに照護したまふ。すでによく無明の闇を破す」とすると、一切の衆生がもうすでに救われているということにならないだろうかということです。
..
タグ: 親鸞を読む
本文3
(10)本文3
次は信心を得るとつねに弥陀の心光に照護されることが詠われます。
摂取の心光つねに照護したまふ。すでによく無明の闇を破すといへども、貪愛瞋憎の雲霧、つねに真実信心の天をお..
タグ: 親鸞を読む
海に入りて一味
(9)海に入りて一味
「凡聖逆謗ひとしく回入すれば、衆水、海にいりて一味なるがごとし」の二句も『論註』に「海の性(しょう)の一味にして、衆流入れば、かならず一味となりて、海の味はひ、かれに随ひ..
タグ: 親鸞を読む
みなもてそらごと
(8)みなもてそらごと
あるクレタ人が「クレタ人は嘘つきだ」と言うとき、そう言っているクレタ人だけは例外であるとしなければ、この言明は意味をなしません。だれかが「わたしは嘘つきだ」と言うとしま..
タグ: 親鸞を読む