記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,831件
三信と三不信
(5)三信と三不信
三信と三不信とは何が違うのでしょう。
信といいますと、何かをしっかり握りしめるというイメージがあります。人が「わたしはこれを信じて疑わない」と言うとき、まなじりを決し、..
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本文2
(4)本文2
道綽讃の後半です。
三不三信1のをしへ慇懃(おんごん)にして、像末法滅2おなじく悲引す。一生悪を造れども、弘誓にまうあひぬれば、安養界にいたりて、妙果を証せしむと。(三不..
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飛ぶ矢
(3)飛ぶ矢
このパラドクスをどう捉えればいいでしょう。古来、哲学者たちを悩まし続け、いまも悩ましている難題ですが、ゼノンの議論のどこに問題が潜んでいるのでしょう。
ゼノンは矢が放たれたと..
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聖道の証しがたき
(2)聖道の証しがたき
「ほとけのいのち」についてそれは何かと問うとき、「ほとけのいのち」を自分の前に対象として立てています。
ドイツ語で対象をGegenstandといいますが、これは自分..
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本文1
第12回 われまたかの摂取のなかにあれども―正信偈(その4)
(1)本文1
依釈段の龍樹讃、天親讃、曇鸞讃ときまして、次は道綽讃です。
道綽、聖道の証しがたきことを決し..
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わがうちなる法蔵菩薩
(21)わがうちなる法蔵菩薩
さて最後の「かならず無量光明土にいたれば、諸有の衆生みなあまねく化す」ということ、すなわち還相回向です。天親讃のところで往相がそのまま還相であることを見ましたが、..
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生死すなはち涅槃なり
(20)生死すなはち涅槃なり
「信は願より生ず」とすると、信のある人とない人がいるのはどういうわけか、という問いですが、答えはひとつしかありません。願より生ずる信をブロックしているか、していな..
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ただ信心
(19)ただ信心
しつこいようですが、もういちど往生とは何かを確認しますと、「いま、ここにはたらいている本願力をわが身に感じている」ことです。本願力に生かされていると感じていることです。としま..
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本文7
(18)本文7
曇鸞を讃える偈文の後半です。
往還の回向は他力による。正定の因はただ信心なり。惑染の凡夫、信心発すれば、生死すなはち涅槃なりと証知せしむ。かならず無量光明土にいたれば、..
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浄土とは
(17)浄土とは
浄土論には安楽国土と、そこにおわす阿弥陀仏および菩薩たちの姿が29の荘厳として描かれていますが(国土が17荘厳、阿弥陀仏が8荘厳、菩薩が4荘厳)、国土荘厳のひとつに「梵声(ぼ..
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報土の因果、誓願にあらはす
(16)報土の因果、誓願にあらはす
さてしかし「報土の因果、誓願にあらはす」とはどういうことか。報土の因が誓願であるというのはよく分かります。法蔵菩薩の誓願が成就して安楽浄土が建立されたという..
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本文6
(15)本文6
三人目の「よきひと」は曇鸞です。
本師曇鸞は、梁の天子、常に鸞のところにむかふて菩薩と礼(らい)したてまつる。三蔵流支1(さんぞうるし)、浄教をさづけしかば、仙経2を梵..
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