記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,831件
如是我聞
(5)如是我聞
「我聞」が「聞」で、「一時」が「時」、そして「仏」が「主」というのは説明が要りませんが、「如是」が「信」とはどういうことでしょう。
「かくのごとく、われ聞きたてまつりき」と..
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釈迦出世の本懐
(4)釈尊出世の本懐
では舎利弗の無言の問いかけとは何であったのか。それはすべてを読んでから明らかになることですが、先回りしてひと言しておきますと、智慧第一と言われる舎利弗にして、いや、そのよ..
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無問自説
(3)無問自説
『大経』では阿難が問い、『観経』では韋提希が問うて、それに釈迦が答えるというかたちで教えが説かれていくのですが、この経では誰も問うことなく、釈迦がいきなり語りだします、「これよ..
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発起序がない!
(2)発起序がない!
経典は普通、序分、正宗分(しょうしゅうぶん)、流通分(るずうぶん)の三段に分けられます。序説・本論・結論(教えを後世に流布することを勧めるということで流通分と言われます)..
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序分
第1回 これより西方に
(1)序分
みなさん、こんにちは。これから『阿弥陀経』を読みたいと思います。浄土三部経のなかのもっとも短い経典で、法事などでよく読誦されま..
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永遠と「いま」
(24)永遠と「いま」
「念仏して弥陀にたすけられまひらすべし」は紛れもなく法然という「よきひとの仰せ」ですが、それを親鸞が「信ずるほかに別の子細なき」というのは、それが「よきひとの仰せ」であ..
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本文9
(23)本文9
さて正信偈の最後の締めです。
弘経の大士・宗師等、無辺の極濁悪を拯済(じょうさい)したまふ。道俗時衆、ともに同心に、ただこの高僧の説を信ずべし。六十行すでにおはんぬ、一..
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接続助詞「ば」
(22)接続助詞「ば」
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
「み名を称すれば、かならず生ずることを得」という文を、み名を称えることが因となり、のちに往生とい..
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因と果
(21)因と果
問題は「み名を称すれば、かならず生ずることを得」ということばをどう理解するかということです。
どうもこうも、この文をいろいろに解する余地はまったくないじゃないか、といわれる..
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本文8
(20)本文8
源空讃の後半です。
生死輪転1のいへにかへりきたることは、決するに疑情をもて所止とす。すみやかに寂静無為2のみやこにいることは、かならず信心をもて能入とすといへり。(還..
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選択本願悪世にひろむ
(19)選択本願悪世にひろむ
ではどのようにして善悪の凡夫人が例外なく救われるのか。その答えが「選択本願悪世にひろむ」です。選択本願(せんじゃくほんがん、浄土宗ではせんちゃくほんがん)という言..
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善悪の凡夫人を憐愍せしむ
(18)善悪の凡夫人を憐愍せしむ
この文は自余の諸行と念仏を対比するものですが、もっと広く、自余の仏教と念仏の仏教を比較するものと受け取ることができます。自余の仏教がどれほど素晴らしいものであ..
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