記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,831件
本文7
(17)本文7
いよいよ正信偈最後の源空讃です。まずは前半の4句。
本師源空は仏教をあきらかにして、善悪の凡夫人を憐愍せしむ。真宗の教証を片州1に興す。選択本願悪世にひろむ。(本師源空..
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仏智の扉があく
(16)仏智の扉があく
こんな譬えはどうでしょう。ある変わった人がいて、1たす1は3であると思い込んでいるとしましょう。1たす2は4であり、2たす3は6である、という具合になっているのです。そ..
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本文6
(15)本文6
源信讃の後半4句です。
極重の悪人はただ仏を称すべし。われまたかの摂取のなかにあれども、煩悩まなこをさえてみたてまつらずといへども、大悲ものうきことなく、つねにわれをて..
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仏智不思議
(14)仏智不思議
仏智不思議と言いますのは、ただ仏智は神秘的だと言っているのではなく、仏智というものはわれらがそれを思議することができるものではないということです。思議するとは「思いはかる」..
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報土と化土
(13)報土と化土
親鸞は『正像末和讃』のなかで仏智不思議を疑惑することによる化土往生についてたくさんの和讃を作っています(誡疑和讃)。「不了仏智のしるしには、如来の諸智を疑惑して、罪福信じ善..
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本文5
(12)本文5
次は源信を讃える偈です。まずは前半4句。
源信ひろく一代の教をひらきて、ひとへに安養に帰して一切をすすむ。専雑1(せんぞう)の執心、浅深を判じて、報化二土2まさしく弁立..
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心の扉があく
(11)心の扉があく
「開く」ということばはおもしろい。「ひらく」とも「あく」とも読みますが、「ひらく」と読むときは、「みずから」ひらく場合もあれば、「おのずから」ひらくときもあります。「扉を..
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本文4
(10)本文4
善導を讃える後半の5句です。
本願の大智海に開入すれば、行者まさしく金剛心1を受けしめ、慶喜の一念相応して後、韋提とひとしく三忍2をえ、すなわち法性3の常楽を証せしむと..
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光明と名号
(9)光明と名号
息慮凝心(定善です)はもちろん、廃悪修善(散善です)もかなわない五逆十悪の下品下生の済度を説くところに観経の狙いがあると善導は見たのです。これが「善導、ひとり仏の正意を明かせ..
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本文3
(8)本文3
次は善導を讃える偈です。まず前半の3句。
善導、ひとり仏の正意を明かせり。定散1と逆悪2とを矜哀(こうあい)して、光明・名号、因縁をあらはす。(善導独明仏正意、矜哀定散与..
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気づきとしての悪
(7)気づきとしての悪
さて「一生悪を造れども」ですが、これは「自分は一生悪を造り続けるものである」という気づきです。「罪悪深重、煩悩熾盛」という気づきです。
釈迦の少年時代、父に連れられ..
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一生悪を造れども
(6)一生悪を造れども
次に「一生悪を造れども、弘誓にまうあひぬれば、安養界にいたりて、妙果を証せしむ」とあります。弘誓に遇うことができ、三信を獲ることができさえすれば(弘誓に遇うことと三信を..
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