記事 での「白井喬二」の検索結果 7件
新宿・落合散歩(4)
第三章:東京熊本人村
「下落合のいわゆる東京熊本人村に住んだ」という記述を見つけたのは弥生美術館において開催された挿絵画家・竹中英太郎展(2006年)の会場パネルだったと記憶している。竹中英太..
タグ: 東京熊本人村 竹中英太郎 小山勝清 白井喬二 高群逸枝 中井 下落合 落合 中村惠一 人と人
霧や影のちらつきに似て(3)
尾崎翠の戦前期唯一の著書は『第七官界彷徨』(1933年 啓松堂)であるが、この一冊は評論家、板垣直子のすすめによって実現した。同じシリーズの平林たい子『花子の結婚其の他』の序には「板垣直子さんのすゝ..
タグ: 尾崎翠 映画 機械美学 板垣鷹穂 堀野正雄 平林たい子 板垣直子 第七官界彷徨 竹中英太郎 プラトン社
竹中英太郎周辺の人間関係と疑問など(2)
2.下落合での竹中英太郎とその人脈
小山勝清の下落合の家には左翼以外の人物もよく訪れている。たとえば辻潤である。1924(大正13)年の小島キヨの日記には中野の吉行エイスケの家から出発して夫で..
タグ: 竹中英太郎 挿絵 辻潤 小山勝清 北一輝 大川周明 長谷川淑夫 長谷川海太郎 小島キヨ 大杉栄
<<告知>>『本の手帳』10号 「落合に交錯した二人の女流作家とふたりのみどり」
『本の手帳』10号に「落合に交錯した二人の女流作家とふたりのみどり」という文章を書きました。大正14年頃の落合に集まった熊本人と鳥取人の関わりについての考察です。尾崎翠、涌島義博、田中古代子、橋浦泰雄..
タグ: 本の手帳 10号 大貫伸樹 中村惠一 女人藝術 尾崎翠 高群逸枝 竹中英太郎 小山勝清 橋本憲三
落合山川・林と翠(6)
『蒼馬を見たり』の出版
たとえば、『苦楽』や『女性』といった雑誌を発行したプラトン社は1928(昭和3)年5月に金融恐慌のあおりを受けて倒産している。大手の出版社が円本による景気にわいていた一方..
タグ: 尾崎翠 林芙美子 松下文子 高群逸枝 橋本憲三 女人藝術 落合 三上於菟吉 長谷川時雨 白井喬二
落合山川・林と翠(5)
林芙美子の処女詩集を出版した南宋書院
ところで、尾崎翠と同居していた松下文子は1929(昭和4)年五月号の『女人藝術』に詩「白木蓮」で登場する。そして、林芙美子はこの間、ずっと「放浪記」を連載し..
タグ: 南宋書院 落合 尾崎翠 田中古代子 松下文子 涌島義博 鳥取 白井喬二 女人藝術
橋浦泰雄という日本画家のこと(5)
5.民俗学への傾斜とナップへの参加
1923(大正12)年10月、札幌の兄、義雄よりの電報を受けて札幌に約2年にわたり寄宿することになった。1924(大正13)年4月、札幌豊平館で個人展覧会を..
タグ: 橋浦泰雄 橋浦時雄 白井喬二 尾崎翠 生田春月 生田花世 涌島義博 田中古代子 野村愛正