記事 での「三上於菟吉」の検索結果 7件
新宿・落合散歩(11)
第八章:女性作家たちの落合
女性作家が自覚をもって本格的に台頭してきたのは大正末期から昭和初期にかけての時期であったと考える。もちろん雑誌『青鞜』の存在は大きく、女性解放運動の先鞭をつける先進..
タグ: 橋本憲三 中本たか子 三上於菟吉 女人藝術 青鞜 伊藤野枝 長谷川時雨 女性作家 落合 九條武子
霧や影のちらつきに似て(3)
尾崎翠の戦前期唯一の著書は『第七官界彷徨』(1933年 啓松堂)であるが、この一冊は評論家、板垣直子のすすめによって実現した。同じシリーズの平林たい子『花子の結婚其の他』の序には「板垣直子さんのすゝ..
タグ: 尾崎翠 映画 機械美学 板垣鷹穂 堀野正雄 平林たい子 板垣直子 第七官界彷徨 竹中英太郎 プラトン社
竹中英太郎周辺の人間関係と疑問など(1)
1.東京熊本人村の竹中英太郎
挿絵画家である竹中英太郎のデビュー当時、つまり下落合に居住していた時期を中心に今まで調べてきたし、文章も書いてきた。『新青年』への登場以降は多くの研究者もいるし、..
タグ: 竹中英太郎 落合 小山勝清 高群逸枝 美濃部長行 人と人 新青年 横溝正史 苦楽 三上於菟吉
落合山川・林と翠(6)
『蒼馬を見たり』の出版
たとえば、『苦楽』や『女性』といった雑誌を発行したプラトン社は1928(昭和3)年5月に金融恐慌のあおりを受けて倒産している。大手の出版社が円本による景気にわいていた一方..
タグ: 尾崎翠 林芙美子 松下文子 高群逸枝 橋本憲三 女人藝術 落合 三上於菟吉 長谷川時雨 白井喬二
落合山川・林と翠(3)
『女人藝術』へのデビュー
この会でも重要な出会いがあった。それは、鳥取県人である生田春月、鳥取県人ではないが出
席していた妻の生田花世である。詩の雑誌での尾崎の登場をみると生田春月の推薦を感じ..
タグ: 落合 嗜好の二三ページ 匂ひ 三上於菟吉 長谷川時雨 女人藝術 放浪記 林芙美子 尾崎翠
雪之丞変化
読書の秋です#59130;時代劇が好き・・・時代小説も大好き ってことで 今私が読んでいるのが 雪之丞変化(上)(下)三上於菟吉講談社 大衆文学館シリーズ 昭和9年に東京朝日新..
タグ: 美輪明宏 YouTube 三上於菟吉
雑誌『女人藝術』をめぐって―村山籌子と小林多喜二を中心に(1)
1.板垣鷹穂あての小林多喜二の手紙から
「こんな処から、始めてお便りを差上げます。二、三日前、此処の独房で、あなたの「美術史の根本問題」を、大変面白くよみ、急に、何かを書きたくなったのです。」..
タグ: 女人芸術 女人藝術 板垣鷹穂 板垣直子 小林多喜二 長谷川時雨 直木三十五 三上於菟吉 生田花世 巣川絹子