記事 での「小林多喜二」の検索結果 26件
ポストモダニカル アンハピネス
吉本隆明1968 鹿島茂
吉本隆明の本はついに読んでないサイコである。まぁ、栗本慎一郎との対談本である「相対幻論」を吉本の著述であるとすれば、唯一それだけで、もう20年以上前に読んだきり何が書..
タグ: 吉本隆明 鹿島茂 小林多喜二 中野重治
「地下室アントンの一夜」の世界(1)
(1)「地下室アントンの一夜」の時代背景
作家・尾崎翠の最後の小説は1932(昭和7)年『新科學的文藝』八月号、通巻26号に掲載された「地下室アントンの一夜」である。この号に掲載された他の文学..
タグ: 尾崎翠 新科学的文藝 地下室アントンの一夜 北園克衛 春山行夫 村野四郎 伊藤整 近藤東 小林多喜二
杉並区に住んだ堀辰雄
立川から中央東線各駅停車「松本行き」に乗り、小淵沢を過ぎると「信濃境」という駅があります。ここで、文字通り甲斐の国から信濃の国になります。
その次の駅が「富士見」でこれまた、文字通り富士山がきれ..
タグ: 堀辰雄 小林多喜二
小林多喜二 その1:東京都杉並区の多喜二
最近新聞にカニの通信販売の広告が多い。食欲にそそられて買ってみた。冷凍の宅配便である。解凍を待ち切れず食べたたら氷を食べたようなものだった。がっつかないでゆっくり解凍して味わうべきであったと反省してい..
タグ: 阿佐ヶ谷 小林多喜二
蟹工船・党生活者
ここら辺で、最近読んだ本。8月の旅で読み終えた本です。1年位前に、流行っているって話で買ったまま読んでいなかった本を長春に持って行って読みました。 蟹工船・党生活者 (新潮文庫)作者: 小林 多喜二出..
タグ: 小林多喜二 蟹工船 党生活者 プロレタリア文学
竹中英太郎と落合ソビエト
挿絵画家 竹中英太郎の長男にしてルポライターである竹中労の文章に、1955(昭和30)年秋、壺井繁治が新日本文学会・山梨県支部を結成するために甲府に来た際、竹中英太郎の消息を聞き、会いたいと希望され..
タグ: エロシェンコ 竹中労 竹中英太郎 橋本憲三 小山勝清 上田進 高群逸枝 高見順 三好十郎 左翼藝術
雑誌『女人藝術』をめぐって―村山籌子と小林多喜二を中心に(3)
3.多喜二の機械美学への共感
小林多喜二から板垣鷹穂への手紙は冒頭にあげた一通だけだったのかもしれないが、雑誌『戦旗』の初期の発行所から板垣鷹穂の家までは歩いて5分くらいだし、上落合といっても..
タグ: 機械美学 機械と藝術の交流 板垣鷹穂 小林多喜二 上落合 東中野 ナップ 女人藝術 戦旗 小樽
雑誌『女人藝術』をめぐって―村山籌子と小林多喜二を中心に(2)
2.板垣直子の『女人藝術』への登場と尾崎翠
小林多喜二の手紙の中にあった板垣直子の小林多喜二論は1930(昭和5)年2月に執筆され、『女人藝術』第三巻四月號に掲載されている。そのタイトルは「小..
タグ: 『女人藝術』 女人芸術 長谷川時雨 尾崎翠 板垣直子 小林多喜二 ノイエ・ザハリカイト 上落合 林芙美子
雑誌『女人藝術』をめぐって―村山籌子と小林多喜二を中心に(1)
1.板垣鷹穂あての小林多喜二の手紙から
「こんな処から、始めてお便りを差上げます。二、三日前、此処の独房で、あなたの「美術史の根本問題」を、大変面白くよみ、急に、何かを書きたくなったのです。」..
タグ: 女人芸術 女人藝術 板垣鷹穂 板垣直子 小林多喜二 長谷川時雨 直木三十五 三上於菟吉 生田花世 巣川絹子
高い大空を見上げるとき―小林多喜二と村山籌子(4)
4.多喜二の死と村山籌子
そこで立野と籌子は蔵原と会う手筈を打ち合わせたのだが、立野は小林多喜二を蔵原に会わせてやりたいと考えた。上京後の多喜二はずっと蔵原に会いたがっていたからである。そして..
タグ: 村山籌子 小林多喜二 立野信之 蔵原惟人 岡本唐貴 千田是也 鹿地亘 原泉 上野壮夫 山田清三郎
高い大空を見上げるとき―小林多喜二と村山籌子(3)
3.立野信之と多喜二
『戦旗』の編集委員であった立野信之の『青春物語・その時代と人間像』(昭和37年 河出書房新社)には小林多喜二の小説「一九二八・三・一五」の『戦旗』掲載にいたる経緯が綴られ..
タグ: 上落合 南阿佐ヶ谷 蔵原惟人 村山籌子 国際文化研究所 一九二八・三・一五 立野信之 小林多喜二
高い大空を見上げるとき―小林多喜二と村山籌子(2)
2.幼い村山亜土の見た多喜二
村山知義と籌子との間に生まれた村山亜土の『母と歩く時』(2001年JULA出版局)は「小林多喜二」というタイトルの文章で始まる。ちなみに亜土は1925年の生まれで..
タグ: 村山籌子 小林多喜二 村山亜土 母と歩く時 村山知義 柳瀬正夢 山田清三郎 蔵原惟人