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本を書くひと作るひと
新聞の書評欄で川本三郎が山田稔『メリナの国で 新編 旅のなかの旅』(編集工房ノア)という本を紹介していました。フランス文学者の山田稔が若い頃に書いた旅行記をまとめたものです。彼の本は以前に『コー..
タグ: 旅行記 出版社 紀行 ギリシャ メリナ・メルクーリ 大阪 涸沢純平 編集工房ノア 川本三郎 書評
唄をめぐるエッセイ
唄の好きな人にとって、和田誠『いつか聴いた歌』(文藝春秋)は古い本ですが、座右に置いて時々眺めて楽しむのに好都合な本です。わたしも 20年ほど前、「日本の古本屋」に注文して入手しました。1977..
タグ: 本 音楽 唄 洋楽 スタンダード 和田誠 平野レミ ロバータ・フラック 世界恐慌 エッセイ
あのころの暮らし
昔の写真を見ると、今では見かけなくなった物が写っています。そういえば風呂敷も最近は見なくなりました。どこかのお家へ菓子箱を包んで持参したり、書籍をくるんで持ち歩いたり、スイカを運んだり・・・用途..
タグ: お盆 昭和 山本夏彦 久世光彦 写真 風呂敷 東京 兵庫県 駄菓子屋 エッセイ
時代の変わり目
久世光彦『昭和恋々 Part II』(清流出版)は月刊誌「清流」に久世光彦が1998-2003年に連載したエッセイと写真をまとめたものです。前作の共著者であった山本夏彦は 2002年に他界してい..
タグ: 写真 昭和 歴史 久世光彦 川本三郎 俵万智 テレビ 月光仮面 豹の眼 長嶋茂雄
言葉の錬金術師たち
文字数の多い本は暑くるしいので、本箱の奥から田村隆一『ワインレッドの夏至』(集英社)という詩集を取り出しました。余白が多くて涼しげです。
「おれ」を表現するためには
沈黙を創..
タグ: 詩/詩人 田村隆一 西脇順三郎 鎌倉 詩集 安来節 神奈川県 本
詩人のたそがれ
若い頃からときに詩集を読むことがありましたが、詩集にはたいてい 20~30篇ほどの詩が載っていますが、気に入る詩篇は一冊に1〜2篇あればいいほうで、ほとんどはただ読むだけです。、12..
タグ: 秋 室生犀星 詩集 田村隆一 詩/詩人 アンソロジー 本
人のやちまた
3ケ月ほど前、山田稔『メリナの国で』という旅行記を読んだおり、同書を出版した「編集工房ノア」というのが気になって調べていると、足立巻一という名前に出会いました。足立巻一(1913-85)は 19..
タグ: 史伝 本居春庭 本居宣長 足立巻一 編集工房ノア 国文学 国学 平田篤胤 江戸時代 松阪
詩の可能性
現代詩との出会いは、30代の詩人・田村隆一が書き、10代のわたしが脳裏に刻んだ詩句・・・
雪のうえに足跡があった
足跡を見て はじめてぼくは
小動物の 小鳥の 森..
タグ: 田村隆一 詩/詩人 詩集 本
カメムシとヒト
今年はカメムシが大繁殖しているとニュースで聞きましたが、困ったことです。洗濯物に付いて、その臭いに居場所を探しまわったり、踏んづけて慌てたりするのはまだいいとして、柿などの作物に被害が出るのは大..
タグ: 昆虫 虫 島 高橋敬一 紀行 カメムシ 本
海岸民族って何?
しばらくは出かけられないので、旅行記でもと森本哲郎『空の名残り ぼくの日本十六景』(新潮社)を読んでいると、「日本三景(松島、天橋立、安芸の宮島)」について、< おそらく、遠い昔、日本人は頼りな..
タグ: 奥の細道 俳句/俳人 天橋立 詩/詩人 紀行 松島 大学生 山崎正和 エッセイ 東北地方
再読の不思議
新聞の書評欄などで面白そうな本はないかと探しているのですが、思うようなものに出会えません。しかたなく最近は以前に読んで心に残った本を再読することが増えました。ところが読み出してみると、全く内容を..
タグ: 兄弟 やちまた 評伝 足立巻一 ファミリー・ヒストリー 親戚 再読 子孫 島 大津島
今年の読書を振り返る
今年も残り少なくなって来ましたが、来年はどんな年になるのでしょう。今年は75歳になって、後期高齢者と称ばれるようになり、余命が意識されるようになりました。確かに持ち時間は少なくなっているのでしょ..
タグ: エマニュエル・トッド 吉村昭 高木兼寛 脚気 カッケ 伝記 評伝 小説/小説家 足立巻一 本居春庭