記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,829件
罪悪深重のわが身
(4)罪悪深重のわが身
親鸞の書くものを読んでひしひし伝わってくるのが、この「罪悪深重のわが身」という感覚であり、こんな自分がどう生きていけばいいのか、そもそも生きているのが赦されるのか、という..
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再び、今生と後生
(3)再び、今生と後生
あらためて古い浄土教と新しい浄土教を対比しますと、前者は「いかに死ぬか」を大事にするのに対して、後者は「いかに生きるか」に焦点を合わせている、と言えます。あるいはこうも言..
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一旦の浮生
(2)一旦(いったん)の浮生(ふしょう)
今生は「一旦の浮生(かりそめの泡のような生)」、後生は「永生の楽果(永遠の生)」。ここにまた蓮如の「古い顔」がのぞいています。蓮如には「古い顔」と「新し..
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第2帖・第7通、前段
第9回 第2帖・第7通、第8通、第9通
(1)第2帖・第7通、前段
しづかにおもんみれば、それ人間界の生を受くることは、まことに五戒をたもてる功力(くりき)によりてなり。これおほきにまれな..
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王法をもつておもてとす
(14)王法をもつておもてとす
念のためですが、政教分離と言っても、宗教が政治に口を出してはならないということではありません。ある宗教家が、宗教家として政治的発言をするのは当然のことです。浄土真..
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宗教と政治
(13)宗教と政治
ここで改めて宗教と政治(仏法と王法)について考えてみようと思います。個人のなかでは宗教と政治は分離できないと言えるでしょう。これは宗教に関することがらで、これは政治の問題とい..
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当流の掟
(12)当流の掟
これまでも繰り返し「当流の掟」について語ってきた蓮如ですが、ここで目新しいのは「守護地頭方にむきても、われは信心をえたりといひて疎略の義なく、いよいよ公事をまつたくすべし」とい..
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第2帖・第6通
(11)第2帖・第6通
そもそも、当流の他力信心のおもむきをよく聴聞して、決定せしむるひとこれあらば、その信心のとほりをもつて心底にをさめおきて、他宗・他人に対して沙汰すべからず。また路次・..
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嘘つきのパラドクス
(10)嘘つきのパラドクス
「よろづのこと」がみな「そらごとたわごと」だとしますと、「よろづのこと、みなもつてそらごとたはごと」という言明そのものもまた「そらごとたわごと」ということにはならない..
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たすかるまじき身
(9)たすかるまじき身
「われらはもとから救われている」のに、それが身に沁みて感じられないと、実際には救われない、ここに戻ります。
アインシュタインの相対性原理でしたら、それが身に沁みて感じら..
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身に沁みて感じる
(8)身に沁みて感じる
あることがらが「わが身に沁みて感じられない」というのはどういうことか。しかし「頭ではわかっている」が「身に沁みて感じられない」ことなど掃いて捨てるほどあります。アインシュ..
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われらはもとから救われている
(7)われらはもとから救われている
さてしかし、数珠ももたずに「仏をば手づかみにする」ことが、どうして「真実信心をうつくしくえたる」ことではないのか。秘事法門のどこに問題があるのでしょう。
や..
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