記事 での「新書」の検索結果 368件
ユートピアの挫折
菊池秀明『太平天国――皇帝なき中国の挫折』読了。
キリスト教を教理とした異質の宗教集団、太平天国だが、白蓮教や天地会、三合会等と末路的にはあまり違わないのかも。結局この世の楽園を作るのは..
タグ: 太平天国 伝記 歴史 菊池秀明 新書 ノンフィクション 栗原康 村に火をつけ、白痴になれ 響介 猫を飼うのをすすめない11の理由
ファン・レターとして
先日、中国文学者の高島俊男さんが他界されました。週刊文春に連載した『お言葉ですが・・・』のシリーズや新書版での「漢字」にまつわる話などいつも楽しみにしていました。深い学識がたくまぬユーモアに包まれて..
タグ: 評論 小説/小説家 高島俊男 向田邦子 嵐山光三郎 中国文学 エッセイ 週刊文春 シナリオ・ライター 七人の孫
フィンランドのドラマ
静かな正月なので、音楽を聴いて過ごしています。今日はシベリウスの交響曲第3番を H.ブロムシュテット指揮、サンフランシスコ交響楽団の演奏で聴きました。こじんまりした曲で、春の訪れを待つような穏や..
タグ: 音楽 フィンランド シベリウス 本 交響曲 指揮者 ブロムシュテット 中野雄 宇野功芳 1907年
ススキ原で
先日、秋の晴天を、かっての同僚と生石(おいし)高原に出かけてみました。標高 870メートルの頂上付近は一面のススキ原です。ここに初めて登ったのは1967年の春で、大学の新入生歓迎ハイキングでした。当..
タグ: ススキ 生石高原 本 秋 植物 夏目成美 大学生 自然観察 日浦勇 新書
トンボの秋
やっと秋らしい気温になってきましたが、雨が降ったり曇ったり、天候が不順でした。今週からは安定した青空が見られるようです。赤トンボが群れて飛ぶ姿が眺められるかもしれません。
さわやかに流..
タグ: 中村三郎 自然観察 日高敏隆 虫 歌人 秋 あきつ アキアカネ 新書 神武天皇
入院中の読み物
まだ入院中ですが、外泊で自宅に帰っています。明日の検査結果が問題なければ近日中に退院の予定です。治療後数日間は体がだるく、吐き気もあって沈んだ感じですが、1週間もすれば回復しました。
夕..
タグ: P.モーランド 河野稠果 本 人口 新書 入院 歴史 出生率 移民 死亡率
人口減少とダンテ
先月読んだ河野稠果『人口学への招待』(中公新書)の終章は「人口減少社会は喜ばしいか」という題です。そのなかに14世紀のヨーロッパではペストが蔓延し、人口減少が起こり、人口が半分以下になった地域さえあ..
タグ: ラヴェンナ フィレンツェ ペスト ダンテ 人口減少 マラリア 歴史 ルネサンス 河野稠果 人口学
ことしの読書
このあいだの毎日新聞に「2018 この3冊 上」として、20人の書評担当者が推薦本・各3冊を挙げ、短評を付けていました。今年はどんな本が出たのか、本を読む参考になります。来週にも「下」が載るので、ま..
タグ: 唐沢孝一 内田樹 高橋源一郎 吉田兼好 徒然草 鴨長明 方丈記 枕草子 新書 文庫
干しダコの味
このあいだ頂いた干しダコはまだ食べていませんが、堀井令以知『ことばの由来』(岩波新書)を読んでいると、こんな文章がありました。
<「引っ張りだこ」といえば、方々から求められ期待されるさまのこ..
タグ: 引っ張りだこ 磔 いかのぼり 堀井令以知 凧揚げ 新書 エッセイ タコ 魚 語源
わが名はアラム
『トルコのもう一つの顔』(小島剛一・中公新書)の続編『漂流するトルコ』(旅行人)を読んでいると、あのあたりの少数民族の話しがでてきます。歴史上、アルメニア人は何度もひどい目に会って離散したそうです。..
タグ: サローヤン 本 小島剛一 トルコ 浅田真央 アルメニア ハチャトゥリアン サロイヤン 文庫 アメリカ文学
「だらしない」と「ふしだら」
サンザカ(山茶花)がサザンカになったように、語順が入れ替わった言葉(倒語)はいろいろあるようです。堀井令以知『ことばの由来』(岩波新書)を見ていると、「だらしない」は「しだらない」からきていると..
タグ: マラソン 堀井令以知 しだら したら 倒語 設楽 ふしだら だらしない 新書 語源
映画の中の風景
今日は青空が見えて、羊雲が浮かんでいます。風が乾いていて、秋の気配を感じます。夏休みが終わったと思ったら、近隣の小学校ではもうインフルエンザが流行っているそうです。
小狐の何にむせけむ..
タグ: セミ 全集 小津安二郎 ヒグラシ 東京 昭和 映画 杉村春子 荒川 北杜夫