個人的な感想
去年の秋、学生時代に買ったまま未読だった大江健三郎『洪水はわが魂に及び』を取り出して読み始めたのですが、四分の一ほど読んで止めました。物語の世界に入り込めなくて、読むのが苦痛になりました。もしかした..
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伝統を失った日本人と天皇の未来。126代の皇統史に価値があると思うなら
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伝統を失った日本人と天皇の未来。126代の皇統史に価値があると思うなら
(令和3年2月14日、日曜日)
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南からの雨
今日は朝から春の雨風です。南からの風が冬を追っぱらっているようです。 西脇順三郎の詩が思いだされます。
雨
南風は柔い女神をもたらした。
青銅をぬらした、噴水をぬらした、..
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師弟の機微
去年、読んだ『不思議の国のアリス』(亜紀書房)の訳者・高山宏は『先生とわたし』(新潮社)の著者・四方田犬彦と共に由良君美の門下生だったそうです。由良君美は慶応の大学院で西脇順三郎のゼミで江藤淳の三年..
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裏切るものを信ずるから苦しむ、裏切らないものとは!
平成十一年、日本最高の知性ともいわれた江藤淳氏が、六十六年の生涯に自ら終止符を打ちました。慶子夫人が病に倒れた三ヶ月後、「家内の死と自分の危機とを描き切りたい」と筆をとった『妻と私』が、事実上の..
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