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ハウステンボス2005秋:2日目・花のカフェとお買い物 [旅行記]

 その後はずーっと街の中を順番に歩いていきました。陸からハウステンボスを訪れた人と同じように、ニュースタッドをうろうろして噴水を見て、新しくできていたお菓子屋さんでグミの量り売りを買って、ミュージアムスタッドをずっと歩いて、ビネンスタッド地区まで(場内マップ)。
 ニュースタッド地区には軽食やチョコレートハウスなどのお土産屋があり、ミュージアムスタッドには各種アトラクションがあります。とはいえこのあたりの食べ物屋さんは奥(ワールドレストラン街)より安いかわりに味もそれなりで店が閉まるのも早く、どちらかというとオススメではありません。チョコレートハウスのチョコレートフォンデュなどは結構面白いのですけどねー。ミュージアムスタッドのアトラクションも、一度見たらまあいいかなという感じです。個人的に柿右衛門ギャラリーは大好きですけど。
 というわけで街並みは楽しみつつもふらふらと通り抜けました。


 それなりの距離を歩いて疲れたので、今度こそお茶しようということに。ホテル・アムステルダムの中庭で催されている花のホテルというオープンカフェに行くことにします。実はかなり行く気満々で、母に「こことかどうかなー」とさりげなく提案しつつ、「行く行く行くったら行く」とか心の中で唱えていたことは秘密です。私の本命に対する態度ってそんなのばっかり。おかげで逃したことも数知れず、くうッ。・・・いやそういう後ろを振り返る作業はさておき。母はさすがに私のことをよく分かっていらっしゃるのか、「ふうん」と言いつつさっくり従ってくれました。わーい。
 でも着いた場所は予想以上。ホテル・アムステルダムは長方形にぐるっと中庭を建物が取り囲むという形をしているのですけど、その内側に隠された庭は花であふれていました。

 
暗いアーチをくぐり抜けると、光にあふれた花の庭へ。
これはちょっと感動しました。

 ここで是非ともお茶したいんだけど、どう申し込めばいいのかなとしばしうろうろ。中に入ろうかと迷っているところで、ホテルの人が通りがかったので声をかけるとメニューを持ってきてくれました。

 母はコーヒーを、私はロイヤルミルクティーに栗の香りを付けたという飲み物を注文します。それから栗のモンブランも。

優雅なお茶会。
 これを添付して「お茶しています」と家人にメールしようかと思いましたが、一生懸命働いている最中であろう家人にそういう自慢をすると、帰る家がなくなっている危険を感じて止めました。

ふわふわの泡が乗ったロイヤルミルクティー。
 おそるおそる口を付けると泡が唇から口の中を通り抜け、とても素敵な喉越しです。お茶は温かくて、確かにほのかに香ばしい栗の香りが。

途中で買ったエッシャーの人の顔をした鳥のキーホルダー。
 だまし絵で有名なエッシャーはオランダ生まれの画家で、ハウステンボス内にも「ミステリアスエッシャー」というアトラクションや、「メタモルフォーゼ」というショップがあります。
 これは確か智恵の鳥だったような記憶があるので、春から勉強をはじめるお守りにしようと。神頼み神頼み(ちょっと違う)。

 ちなみにここのホテルにも泊まったことがありますが、とにかく部屋が広いというのが第一印象。街の中心部にあるので窓からの眺めも賑やかで、朝昼晩それぞれの街の景色が楽しめます。逆側の部屋だと海に面していて、部屋から夜の花火を見ることが出来ます。ロビーエントランスは開放的で、とにかく明るくて華やかなホテルというイメージ。


 その後はこのビネンスタッド地区にあるお土産屋の数々をぐるりとまわります。もうあまり買い物はしませんでしたが、見ているだけでも楽しいので。
 「歩くチューリップ」ことちゅーりーちゃんであふれた「ちゅーりーちゅーりー」、ガラスの小物で溢れた店内の「びーどろ」、マグカップ専門店「ヘールリックマグ」。私は数年前にここで買ったブタのマグカップを未だに愛用しています。チューリップなどの花で染めたスカーフなどを扱う「エステラ」というお店もあります。眺めているだけで楽しいのです。

こんなの(ぶたマグカップ)。

 さらにふらふらとホテル・デンハーグに向かって戻りつつ、途中でまたオークションハウス「ランガダイク」に入ります。もはやすっかりクセになっている我々。他にも毎日通っている家族連れさんもいたので、なんとなく親近感。この方々はとてもボタンを押す速度が速く、手慣れている感じなのです。
 「それにしても定価の7割引くらいになるので、かなり得だよね。一部の品物を除き、落札したそのままの値段で倍数で買うこともできるので、お菓子など安く落札してまとめ買いすればお得にお土産確保できるのではないか」という話を母とします。翌日、母はこれを実行していました。7割引でテディベアクッキーを四箱確保。さすが。

 それから「ゼーランド」という焼酎や地酒の専門店にも寄ります。私は家人へのメイン土産はここで確保することにしています。数々の焼酎が並び、オススメもあって試飲もさせてくれるのです。私は焼酎のことはよく分からないのですが、オススメに従って買って帰ったら、「美味しかった」と言われたので何かと信頼しております。

外観。


家人の好きな芋焼酎「長崎っ子」と、新酒を低温貯蔵で夏を越えさせ熟成させたという日本酒「梅ヶ枝」を。


  そのままホテルに帰って、しばらく休憩しつつ、私は買ってきたお土産品の写真を撮ったりしていました。撮影会も終わったところで、お酒などは重いので宅急便で発送することにします。外にある宅配所はもう閉まっていましたが、ホテルでも箱を売ってくれて発送まで取り扱ってくれるのでそちらで頼みます。
 これで何となく肩の荷を下ろした気分になって、さて晩ご飯を食べに行こうかということになりました。


「ハウステンボス2005秋」シリーズ
 1日目・その後への布石
 1日目・バラ園の薔薇たち
 1日目・ホテルとくま落札
 1日目・くま入手とパエリヤ
 -
 2日目・トラベルマンの旅路
 2日目・コスモスの迷宮
 2日目・ダリアの夢幻
 2日目・昼食にまつわるエトセトラ
 2日目・三色の花畑と隠れた裏道
 2日目・花のカフェとお買い物
 2日目・豆乳フォンデュと花火の夜
 -
 3日目・朝食の素晴らしさについて
 3日目・大村湾クルーズそして出国 


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