記事 での「短編集」の検索結果 367件
感動作と挫折した本
角田光代『キッドナップ・ツアー』読了。
児童文学なのだろうけれども、大人が読んでもしっかり耐えうる小説。子供は小さくてもちゃーんといろいろなことを考えて、想像して、経験を受け止めることが..
タグ: アリス・マンロー イラクサ マーク・トウェイン それはどっちだったか 長編 短編集 キッドナップ・ツアー 角田光代 児童文学
共感できる問題
鄭智我作品集『歳月』読了。
ほぼ同じ年代を生きている韓国人の女流作家の作品。なんでこれ借りたのか忘れちゃったけど(おそらく朝日新聞あたりの書評から)、同じ年代女性で、しかもパルチザンの娘..
タグ: 韓国 短編集 歳月 鄭智我
ミステリ仕立てのシェイクスピア
ジェイムズ・サーバー『異色作家短編集 虹をつかむ男』読了。
三谷幸喜ご推薦とは、後で知った話だけれど、確かに奇妙な味わいの短編集。ただ、あんまり正直、「すげー」とは思わなかった。唯一ぐっ..
タグ: ジェイムズ・サーバー 短編集 虹をつかむ男
「満願」:米澤穂信
米澤さんの短編集です。
”夜警"、"死人宿"、"柘榴"、"万灯"、"関守"、"満願"の6編が収められています。
いずれの作品も面白いのですが個人的には"柘榴"、"関守"の2編が好みでした。
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タグ: 満願 米澤穂信 短編集 関守 夜警 万灯 死人宿 柘榴 アイロニー 星新一
よかった
エリック・トレダノ監督『最強のふたり』を見る。
とても面白かった。ハリウッド映画の大仰さやなんかがないのはフランス映画だし当たり前だとして、泣かせを入れる部分もなく、過剰に音楽で盛り上げ..
タグ: エリック・トレダノ フランス映画 最強のふたり 暁のひかり 短編集 藤沢周平 奥寺佐渡子 成島出 八日目の蝉 角田光代
あまり乗れなかった
連城三紀彦『小さな異邦人』読了。
はて、なんでこれを読み始めたのかな。おそらく、作家が一昨年亡くなって、その後朝日新聞か何かに書評がのっていたのかな……と、図書館で予約したきっかけは見事..
タグ: ミステリ 小さな異邦人 連城三紀彦 短編集
短編ハードボイルド?
大沢在昌『眠りの家』読了。
初期の?短編ハードボイルドというふれ込みの本だったが、確かにハードボイルドの短編もあるけれど、ちょっとオカルトっぽかったり、80年だいっぽかったりという異色な..
タグ: 短編集 眠りの家 大沢在昌 台風クラブ 相米慎二 工藤夕貴
電車で読んだ2冊
佐々木幹郎『東北を聴く』読了。
やっぱりなあ、民謡歌えるとかっこいいなあ。津軽三味線とか、そういうのは絶対無理だと思うけど……震災で大津波で、すべてを流されても残っている民謡のルーツや、..
タグ: 短編集 高橋竹山 中島京子 東北を聴く 東京観光 佐々木幹郎
忍びの死闘
万城目学『とっぴんぱらりの風太郎』読了。
タイトルから『鹿男あおによし』みたいな感じを想像していると、かなり違う。ユーモアはもちろんあるけれど、忍者たちの死闘シーンは相当な迫力。それにし..
タグ: 万城目学 とっぴんぱらりの風太郎 短編集 長編 夏を喪くす 原田マハ わが恋せし女優たち 対談 逢坂剛
映画のシーンのように
小山薫堂『フィルム』読了。
売れっ子脚本家?であるだけあって、いかにも短編フィルムとして完成されたものになりそうな……ただ、それだけなんだよなあ。すごく感動するわけではないのは、洗練され..
タグ: 小山薫堂 フィルム 短編集 よみがえるケイブンシャの大百科 黒沢哲哉 資料 小橋建太 今日より強い自分になる
そう言えば独身だった
酒井順子『地震と独身』読了。
そういえば、3.11の時には独身だったなあと思うけれど、あのときは手術なんかもあってしばらくは何もできず、歯がゆい思いをした。その後のボラ行き等は、確かに家..
タグ: 酒井順子 五木寛之 ノンフィクション 短編集 金沢あかり坂 トガニ 韓国 地震と独身
むむ?
湊かなえ『サファイア』読了。
宝石にまつわる短編ミステリ。なんとなく、長編ほどの面白さがないというか……表題作は、この作家らしく、人のイヤーな面がよく出ていてよかったと思うけれど……期待..
タグ: 湊かなえ サファイア 短編集