民法⑳
問２０（　　）ＡがＢに対して負う1,000万円の債務について、Ｃ及びＤが連帯保証人となった（ＣＤ間に特約はないものとする。）場合、ＣがＢから1,000万円の請求を受けたとき、Ｃは、Ｂに対し、Ｄに500..
タグ： 民法 連帯保証人

民法⑳解答
問２０(×)　数人が同一の主たる債務について保証人となることを共同保証という。そして、共同保証の関係については、分割債務の規定が準用され、各共同保証人は、主たる債務の額を平等の割合で分割した額について..
タグ： 民法

民法21
問２１（　　）Ａ及びＢは、Ｃの所有地を買い受ける契約をＣと締結し、連帯して代金を支払う債務を負担している場合、ＣがＡに対して期限の猶予をしたときは、Ｂの債務についても、期限が猶予される。（H3）
タグ： 民法

民法21解答
問２１(×)連帯債務の関係において、各債務は、独立した債務であり、原則として、連帯債務者の一人について生じた事由は、他の連帯債務者に影響を及ぼさないものとされる（相対的効力の原則）。
タグ： 民法 連帯債務

民法22
問２２（　　）ＡとＢとが共同で、Ｃから、Ｃ所有の土地を2,000万円で購入し、代金を連帯して負担する（連帯債務）と定め、ＣはＡ・Ｂに登記、引渡しをしたのに、Ａ・Ｂが支払をしない場合、Ｃから請求を受けた..
タグ： 民法 相殺

民法22解答
問２２(×)　反対債権を有する債務者（本肢のＡ）が相殺を援用しなければ、他の債務者（本肢のＢ）は、反対債権を有する債務者（本肢のＡ）の負担部分についてのみ、その者（本肢のＡ）の有する反対債権をもって相..
タグ： 民法

民法23
問２３（　　）Ａが、Ｂに対して有する金銭債権をＣに譲渡した場合、Ｂが、既にＡに弁済していたのに、ＡのＣに対する譲渡を異議を留めないで承諾したとき、Ｂは、弁済したことをＣにもＡにも主張することができない..
タグ： 民法

民法23解答
問２３(×)債務者が異議を留めないで承諾した場合、債務者が譲渡人Ａに対抗できたこと（弁済し債権が消滅したこと）も、譲受人Ｃには対抗することができなくなる。
タグ： 民法

民法24
問２４（　　）ＡがＢに対して100万円の金銭債権、ＢがＡに対して100万円の同種の債権を有する（ＡＢ間に特約はないものとする。）場合、Ａの債権が、Ｂの不法行為によって発生したものであるときは、Ｂは、Ｂ..
タグ： 民法

民法24解答
問２４(○)不法行為による損害賠償債権を受働債権とする相殺は、することができない。この損害賠償債権を自働債権として相殺することはできる（判例）
タグ： 民法 受働債権

民法25
問２５（　　）ＡがＢに対し、Ａ所有の建物を売り渡し、所有権移転登記を行ったが、まだ建物の引渡しはしていない（代金の支払いと引き換えに建物を引き渡す旨の約定がある。）場合で、Ａが自己の費用で建物の内装改..
タグ： 民法

民法25解答
問２５(○)本問のＡは、建物の全壊によりその引渡し義務を免れたのに対し、Ｂは代金の支払い義務を免れない。Ａは、引渡し義務を免れたことにより、内装改修工事費相当額の利益を得ている。よって、Ａは、内装改修..
タグ： 民法