飯塚館（宮城県登米市）
←水堀跡 　飯塚館は、加賀野城とも言い、葛西氏の家臣飯塚氏の居館である。飯塚氏は米谷城主亀卦川千葉氏の庶流で、米谷城主6代亀卦川盛胤の弟長明の3男重明が加賀野に分封されて飯塚氏を称した。天正年間（1..
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西館（宮城県美里町）
←本丸切岸と水堀 　西館は、鶴頭城とも言い、また江戸時代には仙台伊達藩が江戸幕府に備えてその領内に取り立てた二十一要害の一、不動堂要害と呼ばれた城である。元々は葛西氏の家臣有壁摂津守の城であったと言..
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沢山城（宮城県石巻市）
←主郭と思われる寺崎八幡神社 　沢山城は、寺崎城とも呼ばれ、葛西氏の家臣寺崎氏の居城である。伝承では、元は奥州藤原氏の部将西條氏の居城であったとされる。寺崎氏は、奥州千葉氏の一族とも、或いは葛西氏の..
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石森館（宮城県登米市）
←南麓に残る水堀跡 　石森館は、笠原城とも言い、葛西氏の一族石森氏の居城である。古くは平安末期の文治年間の始め（1185～86年）に奥州藤原氏の家臣猪塚修理が居城としたと伝えられる。その後、源頼朝の..
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二ッ木館（宮城県登米市）
←ニノ郭側から見た主郭切岸 　二ッ木館は、双樹館とも言い、葛西氏の家臣二ッ木三五郎堯明の居城であったと言われている。二ッ木氏は、元々小野寺氏を称していたとされ、葛西氏の一族石森将監康次が石森館に拠る..
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小塚館（宮城県登米市）
←主郭から見たニノ郭 　小塚館は、葛西氏の家臣小塚織部則安の居城と伝えられている。小塚氏は、1590年の奥州仕置で葛西氏が改易になると、小塚氏も石森氏（石森館主）・二ッ木氏（二ッ木館主）と共に没落し..
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鱒渕城（宮城県登米市）
←腰曲輪から見た主郭切岸 　鱒渕城は、葛西氏の家臣及川紀伊の居城であったと伝えられている。また別説では、鱒渕城主として岩渕氏の名が伝わっている。城主について不明点が多いのは、葛西氏時代のこの地域の多..
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狼河原城（宮城県登米市）
←主郭前面の堀切 　狼河原城は、別名を鳩岡城、畑沢城とも言い、葛西氏の家臣亀卦川氏の一族、米谷修理の居城である。米谷亀卦川氏の事績については、米谷城の項に記載する。南北朝時代の1369年に、亀卦川（..
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米谷城（宮城県登米市）
←本丸から張り出した櫓台 　米谷城は、伊達氏の重臣桑折新左衛門景頼（石母田景頼）の居城であった。元々米谷の地は、1276年に葛西清信が石巻日和山城に入部した際、その家臣亀卦川氏の一族、亀卦川胤氏が米..
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朝日楯（宮城県南三陸町）
←主郭の大土塁 　朝日楯（朝日館）は、志津川城（清水川城）とも呼ばれ、葛西氏に属した本吉氏の居城である。元々は、奥州藤原氏3代秀衡が、本吉庄の荘園管理のために4男高衡を派遣し、高衡が根拠としたところ..
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遠野楯（宮城県気仙沼市）
←円弧状のニノ郭堀切 　遠野楯（遠野館）は、馬籠遠野城とも言い、奥州千葉氏の庶流馬籠氏の居城である。下総の豪族千葉氏は、源頼朝の奥州合戦による軍功で奥州に多くの所領を賜った。そして1230年、下総千..
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歌津城（宮城県南三陸町）
←主郭手前の堀切 　歌津城は、臥牛ヶ館とも言い、葛西氏の家臣で遠野城主馬籠氏の一族、馬籠四郎兵衛重胤の居城と言われている。重胤は馬籠大和守重吉の長子であったが、1564年に葛西氏に叛して討伐された。..
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