新宿・落合散歩(9)
第七章:落合ソヴィエト
村山知義の妻、籌子から獄中の知義への手紙を読むと(『ありし日の妻の手紙』)、二人の間の長男である亜土のことを書いており、「最近アドちゃんはピオニール活動に夢中で・・・」..
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新宿・落合散歩(5)
第四章:鳥取県人たち
落合地域に居住した鳥取県人たちのはしりは日本画家にして民族学研究者である橋浦泰雄である。橋浦の自伝『五塵録』には1920(大正9)年に早稲田から上高田に引っ越してきた当時..
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『先生は不在』07/18/2013/04168
11:37:06 kamakura 11/23/2008 先生は不在朦朧の種を飲み込む ぬるい朝笑わずに住めば都や 痛む花小間切れの 肉の値段を吊るす夏イタリイと 朱色とブルー汗拭う渡り廊下の ..
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平林たい子と柳瀬正夢、落合での二人(4)
門司に難を逃れた柳瀬は東京に戻った際に下宿先の娘である青木梅子と結婚する。梅子の実家は村山知義の三角のアトリエや大山郁夫の自宅にほど近い小滝橋そばの車夫の家。そこの2階に柳瀬は下宿していたのだった..
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平林たい子と柳瀬正夢、落合での二人(3)
関東大震災での警察への連行があり、また長谷川如是閑の助言も受け、柳瀬は一時避難を目的に門司に向かう。戒厳令下の東京は社会主義者にとってとても危険であった。現にアナキストの大杉栄と伊藤野枝は震災後のど..
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若き柳瀬正夢と落合という場(2)
ちなみに高群の日記にでてくる小山は作家・小山勝清のことで、大正13年の小島きよの日記にも「小山さんのところ」として登場している。その後、落合地域は昭和初期になって文学者とくにプロレタリア文学者がかたま..
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