記事 での「富国強兵」の検索結果 89件
計算機元年(5)
〈関税撤廃〉
こうした状況の中で、大本鉄工所のタイガー式計算器が認知されるときがやってきた。海軍の呉工廠が、最高モデル3台を発注したのである。これをきっかけに、同社の計算器はようやく「国産機..
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計算機元年(4)
〈官庁能率増進訓諭〉
1921年のこと、横浜にあった日本事務機製造という会社がコルマーの手廻式計算器を模倣した「IDEAL」計算器を製作した。これを丸善が販売した。大本寅次郎が「虎印」を「TI..
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計算機元年(3)
〈830万人〉
このとき国勢院は国勢調査の集計作業にパンチカード・システム(PCS)を使う際の手順を次のように定めた。
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計算機元年(2)
〈初輸入〉1923.8.21
並行して国勢院(高橋二郎)は、アメリカのコンピューティング・タビュレーティング・レコーディング(CTR)社にホレリス式パンチカード統計会計機械装置ならびにパンチ..
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計算機元年(1)
〈勅令第272号〉
第一回国勢調査を前に、勅令が出た。
大正10年勅令第272号「第一回国勢調査記念章制定ノ件」がそれである。
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国勢調査(5)
〈世界人口センサス〉
やや時間をさかのぼる。
1895年(明治二十八)9月のこと、国際統計協会から、
――1900年に行われる世界人口センサスに日本も参加しないか。
という働きかけ..
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国勢調査(4)
〈高橋二郎〉
ホレリス式会計統計機械装置を初めて日本に紹介した高橋二郎と国勢院の話に戻る。
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国勢調査(3)
〈余震〉
北区王子にあった印刷局のレンガ造りの建物は、跡形もなく崩れ落ちた。市ヶ谷の外濠通りには幅50センチ以上の地割れができ、市電の線路は飴のようにひん曲がった。九段坂上のお濠では、石垣が崩..
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国勢調査(2)
〈関東大震災〉1923.9.1
1920年(大正九)の3月、株価が暴落した。第一次大戦後の経済恐慌が始まったのだ。八幡製鉄所は溶鉱炉の火を落とし、2万3000人の従業員がストを敢行した。
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国勢調査(1)
〈労働争議〉
1918年(大正七)の米騒動は、抑制されていた給与の増額と就労環境の改善を望む労働運動を活性化し、また大地主のもとで労役に使用されていた小作農の蜂起を促した。
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女性は太陽(5)
〈あつき血汐に〉
野上弥生子と入れ替わりに青鞜社に加わった奥むめおは、父親の教育姿勢を『野火あかあかと』に次のように書き残している。
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女性は太陽(4)
〈青鞜〉
もう一人、奥村明という女性がいた。 「明」は〔はる〕と訓むのが正しい。
ただし「奥村」の姓は伴侶となった洋画家・奥村博に入籍した1941年からの名乗りで、生家の姓は「平塚」であ..
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