メディア（その15）（小田嶋氏2題：「死ぬこと以外かすり傷」ではかなわない、コラボTシャツが越えた一線）
メディアについては、5月23日に取上げた。今日は、（その15）（小田嶋氏2題：「死ぬこと以外かすり傷」ではかなわない、コラボTシャツが越えた一線）である。 先ずは、コラムニストの小田嶋 隆氏が5..
タグ： オリンピックと憲法改正を睨んで、出版業界の目の前には、巨大な広告収入がぶら下がっ.. 政党なり政治家が、マーケティング戦略や広告出稿量の分野で「競争」することで、政治.. 見城氏がツイッターから撤退したのは、反省の気持ちを表現するためではなくて、むしろ.. 「競争万能論者」が「弱者踏み潰し肯定論者」そのものに見える より多額な資金を持った者、より多様なチャンネルを通じて商業メディアを屈服させる手.. 西田氏が、今回の問題から人々の目をそらすために、政治と広報に関する角度の違う分析.. 彼らは、10万部・100万部のヒット作を生み出すために、常に売上部数の極大化を目.. 見城氏が津原泰水氏の前作の実売部数を暴露して揶揄 全体から見ればごく少数の例外に過ぎない10万部超のベストセラー書籍の売り上げが、.. 自民党によるこのたびのコラボ広告出稿を　「よくできている」「自分たちの政治理念を..

女性活躍（その13）（反パンプス運動「痛い靴で働くのは嫌」は当たり前、小田嶋氏：鳴らさなかった終了のホイッスル）
女性活躍については、6月8日に取上げた。今日は、（その13）（反パンプス運動「痛い靴で働くのは嫌」は当たり前、小田嶋氏：鳴らさなかった終了のホイッスル）である。 先ずは、コラムニストの河崎 環氏..
タグ： 女性活躍 （その13）（反パンプス運動「痛い靴で働くのは嫌」は当たり前、小田嶋氏：鳴らさな.. 河崎 環 日経ビジネスオンライン 「反パンプス運動「痛い靴で働くのは嫌」は当たり前」 「#KuToo」運動 苦痛なのにそれでも履く「なぜ」 女性の職場ファッションにも「クールビズ」的な風穴を 小田嶋 隆 「鳴らさなかった終了のホイッスル」

無差別殺人事件（その2）（小田嶋氏：「死にたい人」の背中を押すなかれ）
昨日に続いて、無差別殺人事件（その2）（小田嶋氏：「死にたい人」の背中を押すなかれ）を取上げよう。 コラムニストの小田嶋 隆氏が5月31日付け日経ビジネスオンラインに寄稿した「「死にたい人」の背..
タグ： 「死にたいなら一人で死ね」というメッセージが、孤独な人間を犯罪に追いやる可能性と.. SNSには、悲しみや落胆よりは、怒りと憎しみがより目立つカタチで集積することにな.. ツイッターのようなSNSでは、怒っている人間や憎しみを抱いているアカウントの方が.. 小田嶋 隆 （その2）（小田嶋氏：「死にたい人」の背中を押すなかれ） より強い興味を惹かれたのは、この記事に対してツイッター上やその他の媒体を通じて論.. 「自分は希死念慮を抱いている」という観察は、自分自身を少し離れた位置から見つめて.. 毎度「被害者憑依」「被害者遺族憑依」とでも言うべき感情のアンプリファイが横行する.. 「弱者憑依」 「死にたいなら一人で死ね」というその言葉が、不安定な感情をかかえた人々への呪いの..

メディア（その14）（小田嶋氏：「迷惑をかけた」の半分以上は）
メディアについては、3月1日に取上げた。今日は、（その14）（小田嶋氏：「迷惑をかけた」の半分以上は）である。 コラムニストの小田嶋 隆氏が3月15日付け日経ビジネスオンラインに寄稿した「「迷惑..
タグ： メディア （その14）（小田嶋氏：「迷惑をかけた」の半分以上は） 小田嶋 隆 日経ビジネスオンライン 「「迷惑をかけた」の半分以上は」 ピエール瀧さんがコカインを使用したとして逮捕 平成の30年間は、この種の事件に関連する原稿を書くに当たって、メディア横断的な横.. 主語の運用において、礼法に則った書き方を採用していない書き手は信用に値しません」.. 誰をさん付けで呼び、誰を呼び捨てにするのかによって、書き手のスタンスや立場が計測.. 書き手から見た文章中の登場人物への距離なり感情なりを示す手がかりである「呼びかけ..

健康（その7）（人生最後の10年　寝たきりでなく快適に過ごすには　健康寿命と平均寿命、小田嶋 隆：「不毛な困惑」が招いた空白の6時間）
昨日に続いて、健康（その7）（人生最後の10年　寝たきりでなく快適に過ごすには　健康寿命と平均寿命、小田嶋 隆：「不毛な困惑」が招いた空白の6時間）を取上げよう。 先ずは、作曲家＝指揮者　ベルリ..
タグ： 超高齢化社会のQOLから考えるターミナルケア 命の終わる日まで、できるだけ自分らしい自分の生を全うする可能性は万人に開かれてい.. 生活習慣や栄養状態、保健衛生のコントロール次第で、人間の余命ならびにそのQOLは.. 日経ビジネスオンライン 精神的、メンタルな問題ないし、生きる希望や生き甲斐の問題が決定的に重要になります 各々の個人が自分の問題として真剣に向き合う必要があるのは間違いありません 最も変化させにくいと思われる一つが、個人ないし共同体レベルでの「生活習慣」 「コストパフォーマンスの高い患者／低い患者」といったことも考えることができてしま.. 小田嶋 隆 「「不毛な困惑」が招いた空白の6時間」

就活（就職活動）（その6）（小田嶋氏：レッツ・ゲット・土下座）
就活（就職活動）については、2月18日に取上げた。今日は、（その6）（小田嶋氏：レッツ・ゲット・土下座）である。 コラムニストの小田嶋 隆氏が2月22日付け日経ビジネスオンラインに寄稿した「レッ..
タグ： してみると、叱られ慣れることは、無用な叱責を誘発する意味で、くだらない能力だとい.. 小田嶋 隆 （就職活動） 新入社員が自覚的に対応しなければならない対象は、その種のバカな上司が繰り出すバカ.. 権力を握った人間の中には、権力を自己確認するための日常動作として叱責を撒き散らし.. 採用側は、「権力」という役柄をこなすことになるし、被採用側は、「萎縮」という役柄.. 就活 （その6）（小田嶋氏：レッツ・ゲット・土下座） 日経ビジネスオンライン 「“叱られ方”を学べ！」

日本の政治情勢（その30）（小田嶋氏：忖度テレパシージャパンが実現する前に、冷泉氏：桜田大臣の辞任問題に関する３つの違和感）
昨日に続いて、日本の政治情勢（その30）（小田嶋氏：忖度テレパシージャパンが実現する前に、冷泉氏：桜田大臣の辞任問題に関する３つの違和感）を取上げよう。 先ずは、コラムニストの小田嶋 隆氏が4月..
タグ： （その30）（小田嶋氏：忖度テレパシージャパンが実現する前に、冷泉氏：桜田大臣の.. 小田嶋 隆 日経ビジネスオンライン 「忖度テレパシージャパンが実現する前に」 日本の政治情勢 不祥事を犯した閣僚をギリギリまで罷免しようとしないのは、おそらく、第1次安倍政権.. 多数派の日本人が「物議」みたいな言葉を発見した瞬間に、その文章を読む気持を失う人.. 異論・反論・オブジェクション 論争忌避の構えは、さらに極端化して現在に至っている 最も数の多いど真ん中の日本人は、そもそも論争的な文章を好まない

新元号問題（その2）（安倍官邸は逆ギレ「令和＝命令と平和」英訳まねいた不手際、小田嶋氏：好きなものは好きな名前で呼びたい）
昨日に続いて、新元号問題（その2）（安倍官邸は逆ギレ「令和＝命令と平和」英訳まねいた不手際、小田嶋氏：好きなものは好きな名前で呼びたい）を取上げよう。 先ずは、4月3日付け日刊ゲンダイ「安倍官邸..
タグ： （その2）（安倍官邸は逆ギレ「令和＝命令と平和」英訳まねいた不手際、小田嶋氏：好.. エープリルフールに発表したこと。ウソをついてもよいとされる日に国の重大事を発表す.. 新元号問題 外務省はきのう、慌てて「令和」が「ｂｅａｕｔｉｆｕｌ　ｈａｒｍｏｎｙ」（美しい調.. 日刊ゲンダイ 6.いち雑感コラムニストとして常々疑問に感じているのは、躍進と成長の果実を享受し.. 官邸の石垣友明国際広報室長がメールで、「令和」が＜ｏｒｄｅｒ　ａｎｄ　ｐｅａｃｅ.. 自分が好きになった人の姓を奪う（あるいは好きになった人のために自分の姓を捨てる）.. 選択的夫婦別姓制度を実現するための条件を整備しはじめてくれるとありがたい 自分の好きなものを好きな名前で呼ぶ権利は、民主主義が健全に機能するために、わりと..

ビジット・ジャパン（インバウンド）戦略（その10）（小田嶋氏：われわれの国は「安く」なった）
ビジット・ジャパン（インバウンド）戦略については、昨年6月10日に取上げた。久しぶりの今日は、（その10）（小田嶋氏：われわれの国は「安く」なった）である。 コラムニストの小田嶋 隆氏が3月22..
タグ： ドルっていうのは、あれは国を滅ぼすんだぞ インバウンド需要に特化した日本人が、自分たちの品格を保てるのかどうか、私はその部.. 「インバウンド需要」で国が潤うことは、外国人の落とすカネで暮らす人間がそれだけ増.. 日本中にインバウンドの経済が影響を与えるようになり、この国の主要な産業が観光だと.. ぼったくることをなんとも思っていない 観光客相手に土産物を商う人々の価格設定は、地場の人間に必需品を売る商人の値付けと.. 外国人から見てあらゆる商品が割安であることが観光地としての日本の魅力の大きな部分.. 要するに、われわれの国は、「安い」国になったのである 「いいか。考えなしにチップをばらまくなよ」「特に子供たちには安易にドルを与えては.. 円の価値自体も、最も強かった時代から比べれば3割以上安くなっている

民主主義（その5）（世界に逆行…東京新宿のデモ規制は「民主主義崩壊」の表れ、小田嶋 隆氏：代案なしで文句言ったっていいじゃん）
民主主義については、昨年7月5日に取上げた。久しぶりの今日は、（その5）（世界に逆行…東京新宿のデモ規制は「民主主義崩壊」の表れ、小田嶋 隆氏：代案なしで文句言ったっていいじゃん）である。 先ず..
タグ： デモは今の安倍政権の政策に反対、抗議する目的がほとんどだ ヘイト行為対策と説明しているが、７７件中、ヘイト行為は１３件。デモを規制しようと.. 両論併記を旨とする新聞記者の本能 この記事の奇妙なところは、末尾を《ただ、1院を支配しながら政策の代案を示さずに政.. 日経ビジネスオンライン バランスを取りに行った デモは特定政策に対して国民が自らの立場を表明する貴重な手段 21世紀に入って 孫崎享 「独裁国家」ほど「民主国家」や「人民国家」を標榜するケースが多い

メディア（その13）（小田嶋氏2題：「編集」が消えていく世界に、われわれは笑いながら奴隷になっていく）
メディアについては、2月19日に取上げたばかりだが、今日は、（その13）（小田嶋氏2題：「編集」が消えていく世界に、われわれは笑いながら奴隷になっていく）である。 先ずは、やや古いが、コラムニス..
タグ： 「「編集」が消えていく世界に」 われわれは笑いながら奴隷になって行く 「杉田論文」が引き起こした問題 新潮社 日経ビジネスオンライン 休刊 松本人志、「明確な同意なし性行為は違法」に反論　「途中でイヤァンって言うやん」 無駄を省き、コストを節減し、選択と集中を徹底しないと、雑誌は立ち行かなくなってい.. いつも取材する側としてトラブルの当事者を小突き回していた側の人々が、にわかにマイ.. お笑いの世界で敢行されている「反抗」や「異議申し立て」は、あくまでも「良識への反..

日本・ロシア関係（その7）北方領土5（小田嶋氏：人生がときめく「選択と集中」）
昨日に続いて、日本・ロシア関係（その7）北方領土5（小田嶋氏：人生がときめく「選択と集中」）を取上げよう。 コラムニストの小田嶋 隆氏が2月8日付け日経ビジネスオンラインに寄稿した「人生がときめ..
タグ： 「人生がときめく「選択と集中」」 25回逢瀬を重ねてきたウラジーミルとシンゾーによる「個人的な関係」の結果がこれな.. 北方四島を「わが国固有の領土」とする政府の公式見解が述べられている 行政機関が作成・保管している文書や統計が、いつ、どんな形で失われ、あるいは改竄さ.. 北方領土の問題をことあるごとに強調してやまなかったのは、どちらかといえば「右派」.. 例年の「返せ！北方領土」から「平和条約の早期締結を！」「北方領土問題の早期解決を.. 「選択と集中」 内閣府のホームページ 首相は「これはですね。あの、これはもう、この国会では、こういう、この答弁を、させ.. 政府の公式見解は、2019年の「北方領土の日」を迎えたいま、微妙に揺れ動いている