日韓慰安婦問題（その3）（小田嶋 隆：それは大阪市長がやるべき仕事なのか）
日韓慰安婦問題については、2016年8月2日に取上げたままだった。今日は、（その3）（小田嶋 隆：それは大阪市長がやるべき仕事なのか）である。なお、これまでのタイトルは「日韓慰安婦問題合意（？）」だっ..
タグ： 公開書簡として、サンフランシスコ市長宛てに送付 吉村洋文大阪市長 この3年ほど、慰安婦像の設置をめぐって、大阪市とサンフランシスコ市の間でやりとり.. 市長の狙い もそも、釜山、上海とも姉妹都市等にあるが、その慰安婦像にはだんまり。　なんとも茶.. 万国博覧会を招致しようとしている自治体のリーダーがこの方なのかと思うと、アタマが.. 日韓両国の愛国者の間で争われている代理戦争 大阪市のやりかたは、はじめから最後まで、あまりにも筋違い 大阪政治ナイト（悪魔の化身認定） 外交は、地方政治マターではないし、市長が手を出すべき案件でもない

驕る国会議員の暴走（その5）（小田嶋氏：「新潮45」はなぜ炎上への道を爆走したのか、原田 隆之氏（犯罪心理学）：「新潮45」はなぜ杉田水脈を擁護するのか？差別と偏見に満ちた心理）
今日まで更新を休むと予告したが、今日は、驕る国会議員の暴走（その5）（小田嶋氏：「新潮45」はなぜ炎上への道を爆走したのか、原田 隆之氏（犯罪心理学）：「新潮45」はなぜ杉田水脈を擁護するのか？差別と..
タグ： この人はなによりもまず「性的指向」と「性的嗜好」というLGBTを語る上での、最も.. 発信力のある人間が論争に巻き込まれること自体がホロコースト否認論者の利益になる。.. ちゃんちゃらおかしくて馬鹿げているのか 偏見に対処するには 杉田論文があれほどに燃えたのは、あれが「総理案件」だったからだと考えている 「「新潮45」はなぜ杉田水脈を擁護するのか？差別と偏見に満ちた心理　議論によって.. 「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」という「特別企画」 偏見を抱きやすい人は、開放性と誠実性が低く、神経症傾向が高いという傾向が共通 （その5）（小田嶋氏：「新潮45」はなぜ炎上への道を爆走したのか、原田 隆之氏（.. 「良心に背く出版は、殺されてもせぬ事」という創立者の言

ハラスメント（その9）（小田嶋氏：わたしたちはなぜパワハラが好きなのか）
ハラスメントについては、8月9日に取上げた。今日は、（その9）（小田嶋氏：わたしたちはなぜパワハラが好きなのか）である。 コラムニストの小田嶋 隆氏が9月14日付け日経ビジネスオンラインに寄稿し..
タグ： ハラスメント （その9）（小田嶋氏：わたしたちはなぜパワハラが好きなのか） 小田嶋 隆 日経ビジネスオンライン 「わたしたちはなぜパワハラが好きなのか」 スポーツの競技団体に関連したパワハラが次々と告発 日本相撲協会内部での暴力事件が暴露されて以来続いている動きだ パワハラ告発と暴力追放を錦の御旗に押しまくる人民裁判放送企画は、半年のロングラン.. 現在の告発万能の流れを決定づけている の半年ほど、アメフト、ボクシング、体操の世界を舞台としたパワハラ告発連続企画がそ..

日本の政治情勢（その26）（小田嶋氏：大河ドラマからそっとチャンネルを替える）
日本の政治情勢については、7月15日に取上げた。今日は、（その26）（小田嶋氏：大河ドラマからそっとチャンネルを替える）である。 コラムニストの小田嶋 隆氏が8月31日付け日経ビジネスオンライン..
タグ： 日本の政治情勢 小田嶋 隆 日経ビジネスオンライン （その26）（小田嶋氏：大河ドラマからそっとチャンネルを替える） 鹿児島県鹿屋市の会合で講演した首相は「しっかり薩摩藩、長州藩で力を合わせて新たな.. 「我が胸の燃ゆる思ひにくらぶれば煙はうすし桜島山」筑前の志士、平野国臣の短歌です.. 安倍晋三首相は、自民党総裁選への出馬を表明する舞台に鹿児島県を選んだ 出演者全員がわめいているタイプのドラマを好まない 「大河ドラマからそっとチャンネルを替える」 大河ドラマを視聴しない理由

役所の障害者雇用水増し問題（その1）（河合氏：障害者雇用　役所の水増しと過去最悪の虐待数　職場環境に大きな課題がある、小田嶋氏：建前の価値はそこにある）
今日は、役所の障害者雇用水増し問題（その1）（河合氏：障害者雇用　役所の水増しと過去最悪の虐待数　職場環境に大きな課題がある、小田嶋氏：建前の価値はそこにある）を取上げよう。 先ずは、健康社会学..
タグ： ニュースの受け手としての私のとんでもなさへの感受性は、順調に麻痺しつつある。 .. 優生学的な態度を広めた 行政文書や大学入試の点数は、この世界の公正さを担保している「基準」というか、「ス.. 障害者雇用という社会的包摂のうちの最も大切な部分で、模範を示すべき官庁ならびに自.. 「建前の価値はそこにある」 社会ダーウィニズム お役所が決裁した文書や、入試問題の答案の点数が自在に改竄可能な設定になったら、わ.. 心理的虐待は可視化しにくい特性もあるため、虐待が日常化して精神的なダメージを受け.. 小田嶋 隆 「一緒に働いている人の苦しみ」を定量的に捉えた貴重な研究

東京オリンピック（五輪）予算膨張以外（その4）（小田嶋氏：「みんなで乗り越えた猛暑五輪」の思い出）
昨日に続いて、東京オリンピック（五輪）予算膨張以外（その4）（小田嶋氏：「みんなで乗り越えた猛暑五輪」の思い出）を取上げよう。 コラムニストの小田嶋 隆氏が8月10日付け日経ビジネスオンラインに..
タグ： 東京オリンピック（五輪） 予算膨張以外 （その4）（小田嶋氏：「みんなで乗り越えた猛暑五輪」の思い出） 小田嶋 隆 日経ビジネスオンライン 「「みんなで乗り越えた猛暑五輪」の思い出」 不要不急の用事をまるごと省くと、われら凡人の人生は、たちまちのうちに色あせ、立ち.. 私が不要不急の外出を自粛し、なおかつ退屈を免れるためには、高校球児の諸君が炎天下.. わざわざ五輪を東京に呼ぶ必要がない 基本的に液晶観戦者である私のような半可オタクにとって、競技がどこで行われているの..

驕る国会議員の暴走（その3）（ここがおかしい 小林節が斬る！　特権階級化し庶民感覚が欠如…議員の世襲制限は当然だ、小田嶋氏：杉田水脈氏と民意の絶望的な関係）
驕る国会議員の暴走については、2016年2月24日に取上げた。今日は、これまでタイトルにつけていた「自民党」を外して、（その3）（ここがおかしい 小林節が斬る！　特権階級化し庶民感覚が欠如…議員の世襲..
タグ： 「ここがおかしい 小林節が斬る！　特権階級化し庶民感覚が欠如…議員の世襲制限は当.. 驕る国会議員の暴走 （その3）（ここがおかしい 小林節が斬る！　特権階級化し庶民感覚が欠如…議員の世.. 日刊ゲンダイ 議員を選出するシステムは全ての国民にとって「公平」であることが求められている（憲.. 世襲議員が不当な存在であることは明白 世襲議員は、いわゆる「地盤」（集票組織）、「看板」（知名度）、「鞄」（選挙資金）.. 憲法が禁じる「門地」（家柄）による差別（１４条、４４条）である 世襲議員の「貴族」化 小田嶋 隆

マスコミ（その8）（小田嶋氏：麻生さん菅さんはなぜあんなに威張るのか）
マスコミについては、3月16日に取上げた。今日は、（その8）（小田嶋氏：麻生さん菅さんはなぜあんなに威張るのか）である。 コラムニストの小田嶋 隆氏が8月3日付け日経ビジネスオンラインに寄稿した..
タグ： 読売新聞 もし仮に、大臣と記者の関係が、対等な政治家とジャーナリズムの対峙の関係でなく、上.. 御用聞きが書く記事は、読者の側からすれば、通常の新聞記事ではなくて、政府広報とし.. 日本の新聞社は、どこであれ米国の新聞が立たされているのとそんなに変わらない苦境の.. 日頃から大臣に無礼な言葉を浴びせられ続けていてなお、それをたしなめることができず.. 女性記者の30秒ほどの質問の間に、幹事社の記者と思われる司会担当の記者から「簡潔.. 政治家の不遜さを正すためには、政治家以上に傲慢な記者を当てる必要があるのかもしれ.. 傲慢さよりは知性と理屈で麻生さんをぎゃふんと言わせてほしい。　みんなが読みたがっ.. 佐藤栄作元首相が、退陣表明をする予定になっている記者会見の中で、新聞記者への積年.. 誰もが互いの意図を斟酌し合ってはオノレの行動をチマチマと制御しているこの国にあっ..

働き方改革（その17）（小田嶋氏：成功者は成功ゆえに正しいか）
今日まで更新を休むと予告していたが、今日は、7月21日に続いて、働き方改革（その17）（小田嶋氏：成功者は成功ゆえに正しいか）を取上げよう。 コラムニストの小田嶋 隆氏が6月8日付け日経ビジネス..
タグ： 市場原理の要諦は、・・・これを逆方向に読み解くと、「富める者は正しい」「勝ち残っ.. 、「市場を通じて正しい者が生き残る」という原理は、「富める者である私は市場をお墨.. 竹中平蔵 さる企業の役員と弁護士が、ツイッターを舞台に論争的なやりとり 決してノーと言わない」資質を評価されて出世を果たした社員が、どうして高プロのオフ.. 現在の日本の職場環境では、経営側の申し出を拒否できる労働者が多数派であるとはどう.. 「労働時間に対してでなく、成果に対して報酬を支払う」という政府側の説明は、あくま.. ネーミングはまさに「印象操作」 弱者が滅びることは、それだけ社会全体が強化されることだというふうに積極的に解釈さ.. 「高度プロフェッショナル制度」なる用語から普通に連想されるのは「高度で専門的なプ..

司法の歪み（その8）（小田嶋 隆氏：21世紀のオウム報道から消えたもの）
司法の歪みについては、5月10日に取上げた。今日は、（その8）（小田嶋 隆氏：21世紀のオウム報道から消えたもの）である。 コラムニストの小田嶋 隆氏が7月13日付け日経ビジネスオンラインに寄稿..
タグ： 21世紀のオウム報道の中では、そうした部分（オウムの若者たちが、当時の一般の若者.. 私は、おそらくオウムを一生涯理解できないと思う。その点についてはありがたいと思っ.. AO入試や推薦入学 適切なワンフレーズのコメントを供給するためには、クリシェ（紋切り型・常套表現）の.. 10秒以内のコメントを求められるスタジオ内の仕事に限って申し上げるなら 彼らがわれわれの視野に入った最初の時点から、危険極まりないカルトとして扱われてい.. オウム真理教 歴史の描写と実感の乖離が、たったの25年で生じるようになっている 要するにわれわれは、最後の最後の、本当の正体が割れる寸前の段階まで、バカな野次馬.. オウムの事件があれほどまでに深くわれわれの心を揺さぶったのは、オウムが異常だった..

カジノ解禁（統合型リゾート（IR）法案）（その5）（小田嶋氏：カジノなきパチンコ王国の思い出）
カジノ解禁（統合型リゾート（IR）法案）については、6月23日に取上げた。衆議院を通過、参議院での通貨を待つばかりになった今日は、（その5）（小田嶋氏：カジノなきパチンコ王国の思い出）である。 ..
タグ： 国会が言論の府であり審議の場であるためには、前提として拮抗した議席数のバランスが.. カジノを開帳することで、パチンコの被害が帳消しになるわけでもなければ、パチンコ利.. パチンコの害とカジノの害は別モノだ。　金額、頻度、客層すべてが異なっている。しか.. この論法を敷衍すると、世界中のすべての罪を告発しきった後でないと、特定個別の悪徳.. ギャンブル依存を持ち出す人たちにしても、まだ存在すらしていないカジノによる被害を.. 、『「パチンコのような半世紀以上続いている産業を一朝一夕に根絶できると思ったら大.. パチンコのような各方面とズブズブになっている腐敗した脱法賭博を生きながらえさせる.. もっぱらパチンコ敵視の立場からカジノに肩入れしている人々もいれば、単純によりおし.. カジノ誘致を主張する人々の立場も様々 パチンコの話題がカジノの新設とセットで持ち出される場合、別の問題が生じる。パチン..

愛国、ナショナリズム（橘氏：アメリカで20年前に巻き起った「愛国」論争は今の日本とアメリカに様々な教訓を与えている、小田嶋氏：HINOMARUに詫びる理由なし）
今日は、愛国、ナショナリズム（橘氏：アメリカで20年前に巻き起った「愛国」論争は今の日本とアメリカに様々な教訓を与えている、小田嶋氏：HINOMARUに詫びる理由なし）を取上げよう。 先ずは、作..
タグ： ・リベラルな愛国者は、ナショナリズムだけでなく、「国粋主義（Jingoism）」.. 炎上の責任は、自局が展開する応援歌という枠組みの中にこういう「それっぽい」作品を.. 野田氏が謝罪したのは、W杯の開幕を間近に控えて、炎上を早めに鎮火させることを、ク.. どんな歌であっても、不快に感じる聴き手はいる。それだけの話だ。　歌を歌う人間は、.. 批判が集中したことを受けて、作者の野田洋次郎氏は、謝罪をしている ダイヤモンド・オンライン 御霊にでもなるほかに、対抗するすべはなさそうだ。　とても困っている 「アメリカの多元主義とアイデンティティについての国民的対話」プロジェクト 日本の「リベラル」の苦境がわかる。「戦後民主主義」は「愛国」を右翼に譲り渡し、「.. ロックは、私が知っていた時代のそれとはまったく別の、どうにも始末に負えない不死の..