ゴッド・ブレス... ホワイトハウス・カンタータ！
さてさて、政治が一気に盛り上がりました。日本で、というか、東京で... やっぱり、酉年騒ぐんだわ、まったく... それにしても、イギリスしかり、フランスしかり、興味深い事態が続きま..
タグ： ケント・ナガノ バーンスタイン アメリカ ヴォーカル 20世紀 ロンドン響

生誕150年、エイミー・ビーチ、堂々たるロマン主義、ピアノ協奏曲。
音楽、musicの語源は、ギリシア神話の文芸(音楽を含む... )を司る女神、musa(英語で、ミューズ... )に因む。古代、音楽は、実に女性に因るものだったか？で、その後、どう..
タグ： 19世紀 20世紀 ピアノ 協奏曲 イギリス フランス アメリカ "The Romantic Piano Concerto" 女性作曲家

解き放たれるヤナーチェク。個性の後ろにロマンティック。
ECM NEW SERIESというと、アルヴォ・ペルトのような、ポスト"ゲンダイオンガク"な存在に、ジャズ(本業)とのコラヴォレーション、"Officium"といったアルバムが目立..
タグ： 20世紀 シフ チェコ ピアノ ヤナーチェク

時間を消失させてしまう、リュビモフの魔法、"Der Bote"。
6月は、ECM NEW SERIES... 梅雨の季節にしっくり来るかなと、そんな思い付きで聴き始めたものの、いや、改めて見つめてみるECM NEW SERIESは、ただならない。..
タグ： ピアノ 18世紀 19世紀 20世紀 現代 リュビモフ バッハ家の人々 ショパン リスト ケージ

シンプルに、繰り返して、ペルト、"ALINA"。
さて、ECMを聴いております。何となく、今の季節にしっくり来るような気がして... ということで、6月は、ECM NEW SERIESをフィーチャー！改めて、この希有なレーベ..
タグ： 20世紀 ペルト 北欧 室内楽 ソヴィエト ピアノ ヴァイオリン チェロ 現代

都市に捧げられる現代の叙事詩、ゲッベルス、"Surrogate Cities"。
ままならない一日、心が波立っていた夜、ふと通り掛かった駐輪場の向こうから、『アニー』の、あの有名なナンバーが聴こえて来る。暗くてよくは見えなかったものの、レッスンの帰りなのか、自転..
タグ： 現代 ボーダーライン上のエリア 20世紀 ヴォーカル

「北」の鮮烈、「北」の素朴を歌う、モンク、"Facing North"。
庭の紫陽花がすっかり色付き、6月だなと... そして、梅雨となりました。 そう言えば、「6月病」なる言葉を、先日、初めて耳にし、へぇ～ っとなる。いや、5月病より、ありそうな..
タグ： ヴォーカル 20世紀 現代 ボーダーライン上のエリア

ソヴィエトの終末を歌うのか... シュニトケ、回心の詩篇...
世の中、どんどん悪くなっている... そんな風に悲観しがちな今日この頃だけれど、少し視野を広げ、近現代史を俯瞰してみると、そう遠くない昔もまたそんな感じだったこと知る。前回、聴いた..
タグ： ヴォーカル カリユステ スウェーデン放送合唱団 シュニトケ ソヴィエト 20世紀 コーラス

20世紀、哀歌、マーラーの厭世から、ショスタコーヴィチの寂寥へ...
何かこう、気詰まりなことばかりで、ぐったりさせられる日本であり、世界であり... 一体、どうなってしまったんだろう？なんて、ここ最近、ニュースを見ながら、つくづく思う。いや、こんな..
タグ： ショスタコーヴィチ マーラー 20世紀 クレーメル 交響曲 ソヴィエト

ニールセン、大きなストーリーを生み出す、6つの交響曲。
今年は、グリーグ、ニールセンの師である、デンマークの作曲家、ゲーゼの生誕200年のメモリアル！ということで、メンデルスゾーンと一緒に聴いた前回... メンデルスゾーンの引き立てによ..
タグ： 19世紀 パーヴォ・ヤルヴィ 北欧 ニールセン 交響曲 20世紀

2台のピアノで辿る、フランス音楽の厚み、幅...
さて、大統領選を巡って、にわかに注目を集めるフランス(って、ここ東アジアでは、北の将軍様には敵わないのだけれど... )。極右の席巻、移民の増大、格差の拡大、共和政の弱体化、失われ..
タグ： ピリオド インマゼール ピアノ 20世紀 19世紀 プーランク サン・サーンス フランク

悩ましき、象徴主義、聖セバスティアンの行方...
フランス印象主義を代表する作曲家、ドビュッシーなのだけれど、今、改めて、この人の音楽を見つめると、実に悩ましい。ドビュッシーは、学生時代、ロシアでアルバイトをし、西欧とは異なる感性..
タグ： 劇音楽 フランス ドビュッシー ヴォーカル 20世紀 メルシエ