中国山地幻視行～吉和冠・冬の予兆
中国山地幻視行～吉和冠・冬の予兆 　標高1200㍍あたりまで来た。この高さに肩のような少し広い平地があり、樹林を突っ切ると三角形のとがった山頂がそびえ立つ。気温５度。道の両側に、わずかだが雪が見える..
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中国山地幻視行～吉和冠・道は荒れていた
中国山地幻視行～吉和冠・道は荒れていた 　5月10日、1年余ぶりに吉和冠に登った。道は荒れていた。木橋は腐食してところどころ板が抜け落ちていた。コロナ禍で通る人がいないのだろうか。心が痛んだ。　予報..
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中国山地幻視行～羅漢山・うららかな陽を浴びて
中国山地幻視行～羅漢山・うららかな陽を浴びて   　西中国山地に登ると山口県境のわずかに西、気になる山がある。羅漢山（1109㍍）である。羅漢とは阿羅漢、すなわち修行を極めた僧の..
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中国山地幻視行～吉和冠・白銀の森
中国山地幻視行～吉和冠・白銀の森   　フロントガラスにぽつぽつと小さな跡がつき始めた。雨だろうか。間歇ワイパーを入れた。水滴らしきものは徐々に密度を増した。よく見ると、それは小..
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中国山地幻視行～吉和冠・イワカガミ咲く頂
中国山地幻視行～吉和冠・イワカガミ咲く頂   　ほぼ２か月ぶりに、その山に登った。前回は時ならぬ雪に阻まれ、撤退した。凝りもせずその山に登ることにしたのは、ある期待があってのこと..
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中国山地幻視行～吉和冠・３月の雪
中国山地幻視行～吉和冠・３月の雪   　３月13日、吉和冠。登山口の鉄橋を渡ると、雪が舞い始めた。すぐに谷の木々が白く霞んだ。「やめようか…」。橋を引き返してひと思案していると、..
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中国山地幻視行～年明けの景色はすがすがし、宮島・弥山
中国山地幻視行～年明けの景色はすがすがし、宮島・弥山   　山頂の展望台から山を眺めた。奥の山は白かった。雪山である。方角は北西。山頂のとがった、特徴ある山は吉和冠であろう。その..
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中国山地幻視行～吉和冠・渓流を飛ぶ蝶
中国山地幻視行～吉和冠・渓流を飛ぶ蝶   　連日35度を超える広島市内を抜けて、別世界にたどり着きたい。その思いで先週は深入山に向かったが、期待は裏切られた。涼を求めていった先が..
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中国山地幻視行～腰痛ハイカー・吉和冠
中国山地幻視行～腰痛ハイカー・吉和冠   　４月20日、吉和冠に登った。この山は昨年の５月以来である。気温は30度近く、路傍には小さな花が咲き、沢の音が絶えない。暑さを除けば気持..
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中国山地幻視行～三倉岳・梅雨入り宣言はしたが
中国山地幻視行～三倉岳・梅雨入り宣言はしたが   　梅雨入り宣言はしたものの、晴れの日が続く。そこで、三倉岳へと向かった。気温は25度を少し上回る程度。湿度が低いせいか、日陰に入..
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中国山地幻視行～山は表情を変えていた・吉和冠
中国山地幻視行～山は表情を変えていた・吉和冠   　山はすっかり表情を変えていた。 　そういえば、季節はもう初夏である。新緑が色濃く、山には生気がみなぎっている。路傍には..
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中国山地幻視行～秋はいつ来る・吉和冠
中国山地幻視行～秋はいつ来る・吉和冠　この山は広い裾野と、三角形にとがった山頂付近で成り立っている。その頂上直下にたどり着いたとき、頭上から声がした。目を上げると、人が立っていた。一人ではない、数人だ..
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