モーツァルトの青春、古典主義の陽春、交響曲の新緑。
アーノンクールのマタイ受難曲を聴いて、ブーレーズのメシアンを聴いて、2人のマエストロをしのんでの、ちょっと取って付けたようだけれど、ブーレーズ、アーノンクールを、今、一度、聴いてみ..
タグ： 18世紀 交響曲 モーツァルト アーノンクール ピリオド

ブルックナー、プリズム、ヤングの場合、パーヴォの場合、
シューマン、ブラームスを聴いて、ブルックナーを聴いてみる。 今、改めて、ドイツ・ロマン主義の系譜を追ってみると、普段、当たり前のように認識している「ロマン主義」というイメージが、もの凄く..
タグ： シモーネ・ヤング ブルックナー 交響曲 パーヴォ・ヤルヴィ 19世紀

驚き・ワクワクのマーラーでした【上岡敏之指揮・新日フィル定期を聴く】
きのうは上岡敏之指揮、新日フィルの定期演奏会を聴きに行きました。 曲はシューベルトの交響曲第1番とマーラーの交響曲第1番。 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 新日..
タグ： 上岡敏之 新日フィル シューベルト マーラー 演奏会 交響曲

「社会主義リアリズム」の悪夢、ショスタコーヴィチの苦悩。
さて、リチャード・パワーズ著、『オルフェオ』に再び戻る(って、前回、聴いた、4つの最後の歌も、『オルフェオ』に登場していたのだけれど... )。で、この小説、思わず惹き込まれた挿話が、プラウダ..
タグ： ショスタコーヴィチ 交響曲 20世紀 オペラ ソヴィエト 本

新作のピアノ協奏曲と超有名曲の組み合わせ【3月の日フィル定期を聴く】
きのうは定期会員になっている日フィル演奏会でした。 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 日本フィルハーモニー交響楽団 第678回東京定期演奏会 日時..
タグ： 日フィル シューベルト ベートーヴェン 尾高惇忠 ピアノ協奏曲 交響曲 広上淳一 野田清隆

第2次世界大戦、捕虜収容所から、広島へ...
さて、本の話しが続くのだけれど、取り上げたかった一冊。20世紀音楽史の中に、ある架空の作曲家の人生を巧みに創り出した興味深い小説、リチャード・パワーズ著、『オルフェオ』。愛犬の死に遭遇した老作..
タグ： メシアン ヴィト 管弦楽曲 交響曲 室内楽 ポーランド フランス 20世紀 本

戦争の、ソヴィエトの、プロコフィエフの真実。
前回、聴いた、シマノフスキの3番の交響曲、「夜の歌」は、第1次大戦の只中に作曲されているが、戦争の影など微塵も感じられない。というより、突き抜けて逃避的で、逆に、世界が初めて体験し..
タグ： 交響曲 管弦楽曲 20世紀 パーヴォ・ヤルヴィ プロコフィエフ ソヴィエト