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USJ2005晩秋:1日目・クリスマスツアーハイライトとエビ三昧 [旅行記]

 暗闇に沈む巨大なツリーの前にはすでに人だかり。しかしガイドのTさんは横の関係者入り口からツアー参加者である我々を招き入れ、舞台すぐ前の最前列な空間へと案内してくれます。そこだけロープで区切られていて、まさに特別空間。他の人からの「なんだー」という視線もちょっと感じつつ。こちらも思わず肩身が狭くなってしまうような厚遇でしたが、さらに輪をかけるようにTさんからは「(最前列の場所取りをするために)何時間も待っておられる方もいらっしゃいますので、後ろの視線を遮ったりしないようにちゃんと座って下さいねー」という注意がありました。
 確かに翌日、4時くらいに終わるパレードの直後から最前列の場所取りしている人を見かけましたので、そういう方は2時間近く待っていることになります。
 そのような苦労とは比べものになりませんが(代わりにお金払っているわけですが)、我々もアスファルトの上に直に座って15分ほど待ちました。途中、Tさんから電灯のローソクを渡してもらったり。

そして闇に沈んだクリスマスツリーに灯りがついて、「ホワイト・クリスマス・キャロル」のショーが開演です。
     
次々と色を変えていく巨大なクリスマスツリー。


 やがて一人のバイオリンを抱えた青年が登場します。白人さんで、話し言葉はあらかじめ録音しておいた日本語のものを流しているようでしたが、奏でるバイオリンの音は生音をそのままマイクで拾っていました。

   
 そして彼の語りに合わせてバレエダンサー、およびソリストや合唱隊の人々が次々と壇上に登場します。

 男性と女性2人ずつのソリストが入れ替わり立ち替わり歌い、それに合唱隊も合わせたり、バイオリンの音が合ったり。曲目は分かりませんでしたが多分クラシックからの選曲でしょう。賛美歌なら大抵分かるんですが、知らない曲ばっかりだったので・・・。

 舞台は時に華やかに

 時に静かに

  
そして光り輝くクリスマスツリーの元で。

 途中まわりのビルの上から真っ白な紙吹雪が舞い落ちてきて、それが雪のようだったり、手渡されたキャンドルライトを歌声に合わせて振っているとソリストの人がこちらを見て歌ってくれるなんていうサービスもありました。

 とにかく夢のようなステージでした。

 それが終わったところで、ガイドのTさんがやってきてツアー参加者全員にクリスマスカードを渡し、サンタ帽子を回収して「今回のツアーはこれで終わりです」と。このあともラグーン(内海)でのショーがあって、そちらでも予約鑑賞エリアが確保されていますという案内の後、お別れとなりました。
 素敵なガイドと本当に楽しい一時を、どうもありがとうございました。Tさん。それから同行者のFさん達も。


 未だ光り輝くクリスマスツリーを後にしつつ、途中で「エルモとゾーイのクリスマスメッセージ」というチャリティイベントをやっていたので、ショーの余韻を引きずったまま買ったツリーのオーナメントに願い事を書いて吊します。
 


 その後はラグーンに向かって、「クリスマス・タイム・マジック」を見物します。USJの真ん中にある大きな内海で繰り広げられるこのイベント。ラグーン全体を使うので、見物エリアはとても広くあちこちから見ることが出来ます。
 ツアー参加者には特別鑑賞エリアが設けられていましたが、ステージの正面というわけでもなく見通しもそこそこというレベルだったので、さっきほどの「厚遇」は感じなかったかな。あまり贅沢言ってはいけませんが・・・。
 逆に内海を取り囲んで見物している人の顔まで見回せる舞台設定なので、観客の顔も一緒に見れて一体感もあって面白いという考え方もできます。

 
 ショーは噴水が上がったり、水上の舞台でキャラクター達がダンスを繰り広げたり、雪だるまや巨大なフランケンシュタインが登場したり・・・。
 
 あと写真には残せませんでしたが、花火もあちこちからうち上がり、ジェットスキーに乗ったスタントマンが凧を引いてそれを自在に操って見せたり、最後にはサンタクロースの巨大な船がラグーンを一周して終わりました。

 このショーが終わるとパークも閉園なので、正に最後の宴。パークで一番広い舞台であるラグーンのまわりに観客もみんな集まって一体となって楽しみました。


 この後はパークから外に出て、ユニバーサル・シティウォーク大阪で晩ご飯を食べることにします。「どこに行こうか」と母とは話していましたが、私は前回行った「ババ・ガンプ・シュリンプ」がとても美味しかったという印象があったので、もう一度そこに行くことに。(前回記事
 店内はそれなりに混んでいましたが、5分ほどで席に案内されました。


 このお店は映画「フォレストガンプ」で主人公がエビ捕り漁船で成功するシーンがあるのですが、そこで友人ババの意志を継ぎエビ料理レストランを開店していたら・・・という設定で作られたお店。

 
というわけで店内にはフォレストガンプ関係の品も展示されています。

 
ドリンクメニューが卓球のラケットだったり。席の上にはこんな看板も。

めくってこっちの状態にすると、店員さんが停まってくれます。


 最初に頼んだドリンクは、私がパイナップルジュース(右)、母がレモネードに苺シロップを加えたもの(左)。ちょっと飲ませてもらいましたが、レモネードというにはずっと甘く、そのあたりアメリカの味だなと思いましたです。


 頼んだ料理は2品で、まず「シュリンパーズ・ネット・キャッチ」という、エビをビールで蒸したもの。ガーリック味とケイジャン味がありますが、ハーフで両方頼みました。
 ネット付きのバスケットからざっと豪快に新聞紙を引いた大皿にあけられるエビは、殻付きでそれをひたすら剥いて食べます。身は殻からすぐに離れますので剥きやすいです(ただし手はべとべとに)。味は見た目やメニューを聞いてうける印象よりずっと淡泊で、火の通りもちょうど良くぱくぱく食べられます。ガーリックもそんなにきつくないし(むしろあっさりした印象)、ケイジャンも辛いというほどではなくて、ほどよくスパイシー。
 ただしあとからじわじわ来るというか、やっぱり意外とお腹にたまる料理ではあります。このあたりは食べやすさに気を許してぱくぱくやっていると、いきなり限界がくるという。・・・でも美味しいんですけどねー。そりゃ食べるしかないでしょう。


 次に頼んだのは「シュリンピン・ディッピン・ブロス」という料理。見てのとおり、左からスープ、ライス、パン、コールスローサラダです。

中にはもちろんこのようにエビが。

これを各自カップに取り分けて飲み(食べ)ます。

 味は香辛料が利いていて体が温まる美味しいスープ。ただ、多分バターだと思うのですが油分もたっぷり入っているので、スープだけ飲み続けるにはちょっと胃にもたれて辛い料理です。そこでエビとからめて食べたり、パンを千切って浸して食べたり、ライスをカップの中に投入してリゾット状態にして食べると丁度いいのです。

 あと母は前と同じくコールスローサラダを別にもう一品とって食べていました。
 総じて味も美味しくボリュームもたっぷりで、とても満足しました。


 たっぷり歩いてたっぷり食べて、ホテルに戻った時にはもう動きたくない状態。やはりそれなりに気温も低く、USJは立地上(海の近く)風も強めなので体力も消耗しやすいですからね。
 泊まったホテル日航ベイサイド大阪には31階にコクーンという天然温泉の大浴場があるのですが、母はもうそっちに出掛ける気力もないようでした。なので私は一人で出掛けました。
 このあたりのことは前回泊まった時の記事にも書いてありますので、参照して下さい。
 ともあれ1階にあるコンビニで母のためにミルクチョコレートを買ってきた後(疲れると猛烈に食べたくなるらしい)、温泉に行ってゆっくりくつろぎ、部屋に帰ってくるとこのホテル特有の「ズボンのない裾がとても長いパジャマ」もしくは「帯がなくてかわりにボタン留めの浴衣」状態の寝巻きを着て、ぐっすりと休みました。

部屋から見下ろしたユニバーサル・シティーウォーク大阪。

充実した一日でした。


USJ2005晩秋
 1日目・パスポート発行とクリスマスな昼食
 1日目・クリスマスツアーは足元ツアー
 1日目・クリスマスツアーの散策は細かく
 1日目・クリスマスツアーハイライトとエビ三昧
 クリスマスツアーの収支決算(損得勘定)


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コメント 2

これ

またもや、ふだん食えない蝦を堪能したんやね
by これ (2005-11-23 08:58) 

Aa

そうですよー。
by Aa (2005-11-23 23:40) 

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