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USJに行ってきました。:ホテル・食べ物編 [旅行記]

*この記事は「USJに行ってきました。:アトラクション編その1」「USJに行ってきました。:アトラクション編その2」の続きです。順番に読む必要は、別にありませんが・・・。


 まずはホテル編から。今回泊まったのは「ホテル日航ベイサイド大阪」でした。USJにほとんど隣接するように建っており、JRのユニバーサルシティ駅から歩いていく途中にあります。他にもう一つホテルの候補はあったんですけど、こちらに決めたのは31階にある天然展望温泉の存在でした。梅雨時で天気が心配だったものですから、万が一雨天になってもホテル内でのんびり温泉に浸かる、あるいは雨の中出歩いて帰ってきて大浴場で手足を伸ばせたらいいだろうなと思いまして。

 結果的に二日とも雨は降らなかったわけですが、このホテルを選んだことは正解でした。まずサービスが過不足なく行き届いています。チェックイン前から荷物を預かって、部屋に入れておいてくれますし、チェックアウトした後もまだパーク(USJ)を回るのでというと、帰るまでの間また荷物を預かってくれました。3階には宅配便の受付もあり、買った土産物をそこから発送する事も出来ます。ま、当たり前といえば当たり前のことですが、この3つとも完璧にやってくれるホテルって意外となかったり。

 写真の通り高層ホテルなのですが、泊まった部屋はその中でも上層階の30階でした。なんでも母が高い部屋(値段がってことじゃないですよ)を指定したらしいです。理由は聞き忘れましたが・・・夜景が見たかったのかな?
 私は京都生まれで大学卒業までずっと京都にいたので、高層ビルというものがまず新鮮です(京都は条例により高層ビルが建てられないのです)。んで大学卒業後は田舎に行ってしまいましたので、窓の外に広がる大阪(都会)の風景が、これまた新鮮です。ちなみに母は大阪出身者ですから、さらに別の感慨を持ってあの夜景を見ていたのでしょう。

 部屋に備え付けのドリンクはありません。各階に自動販売機があるのでそこで買ってくれとのことでした。行ってみると、500mlのペットボトルが150円、妥当な、というか普通なお値段です。他にビールなどもあります。こういうのは気軽でいいなあと嬉しく思いました。
 ちなみに部屋には300mlほどの小さなミネラルウォーターのボトルが二本用意されていて、それは同じく用意された紅茶や日本茶のティーバックと同じく無料のサービスなのです。過剰ではなく、不足でもなくとは、こういうサービスのことをいうんじゃないかなと思いました。

 それからですね、今時はどのホテルにもあるんじゃないかと思えるレディスセット。やっぱりここにも用意されていたのですが、シャワーキャップなどの他に、「休足時間」と足の指を広げて血行をよくするスポンジの器具が入っていたのです。昼間散々USJを歩き回って疲れた足に、これは有り難かった。このホテルを利用する人達は何のためにここに泊まるのか、ちゃんと考えてくれているんだなと思いました。
 ・・・がしかし、男性にはないんでしょうかこのセット。昼間、パークの中をかけずり回る子供達の相手をして、疲れて帰ってくるお父さん達にはないのでしょうか、このセット。そんなこともふと考えてしまいました。
 でもうちの家族を見ても、男性ってあんまりサロンパスとか足のケアしているの見たことないなー。不思議です。腰に湿布貼ってるとか、そういうのは記憶にあるのですが。・・・話がどんどん脱線していってますよ。


 さて、いよいよ温泉です。その名も「コクーン」。なんだか安らげそうないい名前ですねえ。場所は31階、一つだけ上の階です。クレンジングからバスタオルまで、必要なものは全部用意されているというので、着替えだけ持ってエレベーターへ。受付で部屋のカードキーを提示して、料金は部屋づけにしてもらいます。ちなみに宿泊客は1000円、外部のお客さんは2000円だったかな。お金は取られるんですが、お金を取るだけのことはありました。

 浴室に入った途端、黄味がかったいかにも温泉という色合いの大浴場が迎えてくれます。その先には地上31階の窓から広がる夜景。うーん、贅沢というかロマンチックというか。温泉はロマンだ。他にジャグジーとサウナ、ミストサウナもあります。
 私はまず体を洗って、大浴場に半身浸かり、身を乗り出して窓の外の夜景を見ていました。じーっと見ていると意外と見飽きるものなので、そうしたら一旦立ち上がってお湯に戻り、どっぷり肩まで浸って手足を曲げたり伸ばしたり。そしてちょっと湯あたりしてきたなと思ったら、また半分身体をお湯の外へ。それを繰り返していました。普段から長風呂なんですけどね。30分以上いたかな。

 お風呂から上がって「コクーン」の受付ロビーに出ると、そこにはドリンクカウンターなども用意されていました。もちろん有料なんですけど、やはり夜景を見渡せる窓際に、二人ずつ腰掛けられる深堀のソファが置いてありましてですね。・・・いい雰囲気だなあと。しかしこれは異性とじゃないとさまにならないよなあ、女性同士でもこの距離感はちょっとどうだろう、うーん(男性同士なんぞ論外だ)。などと悩んだりもしたのでした。悩むの、趣味なんです。

 夜はまあまあぐっすり眠れました。パジャマと浴衣の中間のような、裾がとても長いパジャマの上着部分、ズボンはなし、というものが用意されていたんですが、着てみたら肌触りがとてもよかったのでこれで寝ましたですよ。洗い立てのシーツにくるまれて、エアコンディションの利いた空間で眠るこの贅沢。自宅では手が届きそうで届かないあたりが心憎いですよね。まあやって出来ないことはないですが、そのためには色々下準備もいるし犠牲にしなくちゃいけないもの(電気代とか)もあるし・・・ぶつぶつ。この小市民がッ! 悩んでないで、さっさと寝ろぉ・・・zzZ。というわけでした。


 朝食は洋食だけのバイキングと和洋食のバイキングというものがあったんですけど、母の希望も取り入れて和洋食のバイキングへ。私、朝はほとんど食欲ない人間なのでどっちでもいいといえばどっちでもよかったんです。
 だけど、好物のサーモンマリネがあったのは嬉しかったなー。あとスイカも。かくして私のお皿の上には、サーモンマリネとレタスサラダとスイカが並んだのでした。一応肉と野菜とフルーツだよ? バランスいいよ? などと謎の言い訳をしつつ。どうせお昼はしっかり食べるつもりだったし。

 母はその前で、納豆というものに初挑戦しておりました。さすが大阪で生まれた女、納豆は食べない人なのです。(ちなみに私も食べません、というか苦手です。)でも今回はなんとなく挑戦してみる気になったらしい。ワクワクする私。いかにも初心者という手つきでタレとカラシを投入し、ぐるぐるかき混ぜる我が母上。感想は「・・・悪くないよ」でした。「ここの納豆、くせがなくて食べやすい」ともおっしゃってましたね。そういう感想が出てくるってことは、他にも食べているんじゃないかとか、まあそのあたりにはツッコミ入れない。

 総じてよいホテルでございました。次にまた来る時も、泊まるとしたらここに泊まりたいなと思います。レストランなども雰囲気よさそうだったし。今回食事は朝食以外は外で済ませてしまったので。


 さて、次は食事編です。一日目の昼食、夕食、二日目の昼食、三時のおやつと、都合4回、ホテル以外のところで食事をしました。二日目は三時のおやつを食べた後に解散したので、夕食は家でお茶漬けでした・・・んなことまで書かなくていいですか。
 話を戻します。


 まず一日目の昼食、これはアトラクション編その1にもちょっと書きましたが(写真も使い回しでございますが)、「ルイズN.Y.ピザパーラー」というお店で食べました。
 名前の通りピザとパスタのイタリアン系のお店で、カウンターでトレーを取って料理をもらってくる、いわゆるファーストフード方式のお店です。私が食べたのはピザ1カットとサラダorスープにドリンクが付いて1000円というセット。ピザは直径が40cmくらいありそうな大きなもので、それのたぶん12分の1が1カットです。
 美味しかったですね。テーマパーク内ということに関係なく、普通に美味しいレベルのピザでした。私はチーズピザを選んだのですが、ちゃんと複数の本格的なチーズを使っている味がしましたですよ。母はおかわりまでしていました。


 夕食は、パークの外のレストランに行きました。というのも、休閑期だからかUSJ内のほとんどのレストランが午後3時で営業を終了してしまったのです(ファーストフード系だけは別)。あれはショックでした。夕暮れ時から夜にかけてのUSJも楽しみたかったのに・・・。「仕方ないよね」と母と顔を見合わせて、パークの外に出ました。
 そこにあるのは「ユニバーサル・シティウォーク大阪」。外観が充分にアメリカしている複合商業施設です。ですので、レストランも複数入っております。
 お店の選択は私にまかされましたので、私は「ババ・ガンプ・シュリンプ」というアメリカンシーフードレストランを選択しました。シーフードがですね、食べたかったのですよ。家族に魚介類のアレルギー持ちがいて、家ではなかなか食べられないので。中でもエビは、見ただけで逃げ出します。それはそれで気の毒ですが、これはこれでたまに猛烈に食べたくなるっ。この気持ち、分かっていただけるでしょうか?

 ともあれお店の中へ。店員さんがいろいろシステムを説明してくれます。赤い札を下げておくと店員さんがやってきてくれるとか、この店の料理はだいたい1.5から2人前あるので、女性二人だとオススメ料理をセットにした代表料理一つ(3100円ちょっとだったかな)を注文するくらいでいいと思いますよとか。素直にその忠告に従うことにしました。

 普通のエビと殻付きロブスターとポテトを揚げたもの、エビのスパイシーなビール蒸し、それに、中にご飯やパンを浸して食べる香草の効いたエビスープ盛り合わせ、という内容でした。どれも美味しかったです。私はとくにビール蒸しが好きだったかな。幸せにせっせと殻をむいては口に運んでおりました。

 どうせだからお酒も飲もうとカクテルを注文したのですが、これは失敗。元々お酒に弱い上に、散々歩き回って疲れていましたからあっという間にアルコールがまわり、ほとんど飲めませんでした。ここで無理して飲んで、へべれけになっちゃってもそれはそれでつまらないですしねえ。そういう場でもないし。

 ただ全体として味が濃かったので、どちらかというと若者向けで、母には少し悪いことしたかな?とも思いました。母はコールスローサラダが美味しいと、それをせっせと食べていましたけど。人と行く食事の選択は難しいです。反省。あ、このお店自体は美味しくていいお店でしたよ。


 次の日。時間軸が前後しましたが、二日目の朝食はホテルでとりました。昼食は、昨日の教訓をしっかりいかして、主要なレストランが閉まってしまう前に今度こそUSJ内でちゃんと食べることに。
 そして選んだのは「ロンバーズランディング」というお店。なんでも今はちょうど地中海グルメフェアをやっていて、チラシなどでも大きく取り上げられていたので。そういうのには乗っかっておく人間なのです、我々は。

 フェアの内容は、「南イタリア紀行」「トルコ紀行」「南フランス紀行」とあって、それぞれの国に即した内容の料理コース。2100円から4800円まで、ランチとしては多少高めです。でもちゃんとしたコース料理なんで、そう考えると相場以上ってこともない。私は南フランス、母はトルコを選択しました。
 味は普通に美味しかったです。とってもというほどでもないけど、失敗したってことはない。一日目の昼食の感想と重なりますが、テーマパーク内ということに関わらず、普通のレベルで美味しい食事でした。・・・テーマパーク内の食事(観光地の食事)って、一般的に少々レベルが下がるものという暗黙の了解がありませんか? でもUSJはそんなことなかったです。他に料理が美味しいテーマパークというと、ハウステンボスもそうですけど。・・・話を戻しましょう。

 ロケーションや店内の雰囲気はとってもよかったです。パークの内海に面していて、窓際の席に案内してもらったんですけど、店の真ん中には綺麗な水槽があって熱帯魚が泳いでいて、内側の席でもそれはそれで楽しめると思いました。また食事中にはギターを奏でるおじさんが、各テーブルを周りながら生演奏を披露してくれていました。スペインかポルトガル系の曲だったかな? 不勉強でちょっと分かりませんが、我々のテーブルの前に来てくれた時には、思わず食事の手を止めて聴きました。音楽も、味わうの好きなんですよ。


  では次は、いよいよグッズ編です。いよいよっていうのは、私にとっていよいよなんです。


「USJに行ってきました。」シリーズ
 アトラクション編その1 / アトラクション編その2 / ホテル・食べ物編 / グッズ編


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