4冊の書籍から読書と知性の考察（2022年8月）
（１）名作うしろ読み：斉藤美奈子著（2013年） 「はじめに」から抜粋 ＜国境の長いトンネルを抜けると雪国であった＞（川端康成「雪国」） ＜木曽路はすべて山の中である＞（島崎藤村「夜明け前」..
タグ： 小田嶋隆 名作うしろ読み 斉藤美奈子 忖度しません 読書脳ぼくの深読み300冊の記録 立花隆 ぼくは本屋のおやじさん 早川義夫 読書

小田嶋隆氏のいろは歌留多2019
松の内の最後となる今日は、小田嶋隆氏の「いろは歌留多2019」を取上げよう。今回で7回目になる。なお、昨年は1月5日に取上げた。 ・コラムニストの小田嶋隆氏が1月1日付け日経ビジネスオンラインに..
タグ： 【さ】三人よればもんじゅの次 【け】ゲスのコンクリ 【た】太郎の空似 【も】森友三年加計八年 【こ】勾引矢の如し 「平成版最終・2019年新春吉例いろは歌留多」 小田嶋隆氏のいろは歌留多2019 【ち】近くて遠きは北方領土 小田嶋隆 【ゐ】位置を聞いて自由を知る

東京都の諸問題（その15）豊洲以外の問題7（小田嶋氏：「言い訳にすぎない」と言えるのは、自分だけ）
昨日に続いて、東京都の諸問題（その15）豊洲以外の問題7（小田嶋氏：「言い訳にすぎない」と言えるのは、自分だけ）を取上げよう。 コラムニストの小田嶋隆氏が10月19日付け日経ビジネスオンラインに..
タグ： 東京都の諸問題 （その15）豊洲以外の問題7（小田嶋氏：「言い訳にすぎない」と言えるのは、自分だ.. 小田嶋隆 日経ビジネスオンライン 「「言い訳にすぎない」と言えるのは、自分だけ。」 バドミントン／SU5（上肢障がい）　杉野明子 東京駅に掲出されていたポスターで、制作は東京都 五輪パラリンピック 障がいは言い訳にすぎない。負けたら、自分が弱いだけ 障害を言い訳にするな」も「死んだら負け」も、当事者による自戒の言葉だからこそ意味..

安倍内閣の問題閣僚等（その6）（小田嶋隆氏：バックトゥザ1960年代）
安倍内閣の問題閣僚等については、7月31日に取上げた。今日は、（その6）（小田嶋隆氏：バックトゥザ1960年代）である。 コラムニストの小田嶋隆氏が9月7日付け日経ビジネスオンラインに寄稿した「..
タグ： 「我々」の中には、テニスの大坂なおみ選手やMLBのダルビッシュ有選手のような異国.. 麻生さんより若い人間には、自制と反省を求めたい 世界中のあらゆる国は、多様な人々によって支えられている。当然だが、わが国も黄色人.. 彼らからすると、麻生さんの言葉の雑さよりも、むしろ、理想を語る人間を嘲笑し倒す自.. オダジマの偽善を指摘嘲笑指弾唾棄する主旨のリプライが少なくなかったことだ 記者 麻生さんには点が甘い （その6）（小田嶋隆氏：バックトゥザ1960年代） 問題閣僚等 小田嶋隆

日本のスポーツ界（その12）（小田嶋氏：ハリルホジッチ氏を忘れる勿れ）
日本のスポーツ界でのハリルホジッチ解任については、4月29日に取上げた。本日付けの日経ビジネスオンラインに小田嶋隆氏が、日本の勝利について興味深いコラムを寄稿している。もう少し待とうかとも思ったが、勝..
タグ： 日本のスポーツ界 （その12）（小田嶋氏：ハリルホジッチ氏を忘れる勿れ） 小田嶋隆 日経ビジネスオンライン ワールドカップ（W杯） 前監督であったハリルホジッチ氏解任の顛末に納得できていないからだ。また、西野監督.. われわれは「現に目の前で動きつつある状況」や「結果として現出しつつある事態」や「.. こんなふうにすべてを水に流して忘れてしまうことが、善良な日本人としてのあらまほし.. 既成事実の積み重ねが人々を屈服させるということの繰り返しがこの国のこの千年ほどの.. 全体主義が貫徹されている社会

公文書管理（その3）（小田嶋氏：「発見」された不存在の日記について、泉氏：安倍政権がはまった｢公文書疑獄｣の底なし沼）
公文書管理については、4月3日に取上げたが、今日は、（その3）（小田嶋氏：「発見」された不存在の日記について、泉氏：安倍政権がはまった｢公文書疑獄｣の底なし沼）である。なお、前回まで「公文書管理・公開..
タグ： 公文書管理 （その3）（小田嶋氏：「発見」された不存在の日記について、泉氏：安倍政権がはまっ.. 小田嶋隆 日経ビジネスオンライン 「「発見」された不存在の日記について」 官僚にとって文書は手段でもあれば目的でもあり、結果でもあれば歴史でもある。かてて.. 行政文書が軽視されていることは、官僚が自分たちの仕事への情熱を失っていることのあ.. イラク派遣の日報隠蔽の動機は、南スーダン時の日報の廃棄という国会答弁から事後的に.. ここへ来て廃棄されたはずの文書が発見され、隠蔽されていた文書が再登場し、改竄され.. 泉 宏

日本のスポーツ界（その6）（相撲界不祥事：小田嶋氏の見方）
日本のスポーツ界については、昨年12月5日に取上げたが、今日は、（その6）（相撲界不祥事：小田嶋氏の見方）である。 コラムニストの小田嶋隆氏が2月9日付け日経ビジネスオンラインに掲載した「で、ど..
タグ： おそらく、爆弾三勇士の話が英雄譚の形を整えて行く過程でも、似たようなことがあった.. その安っぽい英雄物語に新聞が乗っかっている姿を見せられると、いささか嫌な気分にな.. 筋立てから人物造形に至るすべてが「ワルモノ」と「イイモノ」をきっぱりと二つに区分.. 改革を進めるにしても、透明化に着手するにしても、一刀両断の荒仕事で簡単に話が決着.. 相撲は、相互に矛盾する複雑な基盤の上に成立している至極曖昧な現象 人々の怒りの感情にアピールすることで、何かを成し遂げたつもりになっている人間は、.. らは、話を単純化している。　複雑な背景と錯綜した経緯の上に成立しているサブストー.. 商業メディアがビジネスとして愚民を養成しにかかっていることに、この際、注意を促し.. 老害既得権益者集団 vs 若き改革者 隠蔽体質の組織 vs 孤高のヒーロー

アベノミクス（その24）「働き方改革」10（小田嶋氏の見解）
昨日に続いて、アベノミクス（その24）「働き方改革」10（小田嶋氏の見解）を取上げよう。小田嶋氏のコラムの場合の通例として、内容的には私が分類した「働き方改革」とは距離がある気もするが、大晦日に免じて..
タグ： 私の世代の人間が子供だった時代、正月は、総じて退屈な季節だった 日本経済新聞の電子版 商店街と言わずデパートと言わず、商店という商店が軒並みシャッターを降ろしているこ.. 「さらば年中無休　年末年始、大戸屋や携帯ショップ休業」 1970年代の終わり頃までは、東京の正月は、冴えない季節だった 大人たちから　「おまえたちは恵まれている」　という呪いの言葉を折にふれて投げかけ.. 21世紀の便利で快適でビビッドで娯楽満載な正月を過ごすことのできる現代の子供たち.. 昭和中期の子供たちは、冬休みが終わるまでの正月の間、まるまる家の中に閉じこもって.. アベノミクス （その24）「働き方改革」10（小田嶋氏の見解）

日本のスポーツ界（その5）（小田嶋氏：ジョン・レノンと日馬富士の共通点）
昨日に続いて、日本のスポーツ界（その5）（小田嶋氏：ジョン・レノンと日馬富士の共通点）　を取上げよう。 コラムニストの小田嶋隆氏が12月1日付け日経ビジネスオンラインに寄稿した「ジョン・レノンと..
タグ： 私は、今回の出来事を「日本人の典型」を学び取ることに懸命でもあれば、その道で最優.. 横綱として、日馬富士に求められていたモラルは、彼の目から見れば、同化しようと一励.. モンゴルからやってきた力士は、日本語はもちろん、言葉として明示されないメッセージ.. 日馬富士が体現してみせた「暴力」は、もしかしたら、相撲の世界の中の人たちが口を酸.. 今回の事件を私が見聞した範囲の情報から思い切り単純に要約すると、「モンゴル力士社.. このほど「大相撲」という枠組みの中で体現されてしまった「日本」なるものは、われわ.. 大相撲の周辺で起っていることは、もうずっと前から、多かれ少なかれ「日本人の悪いク.. 私が大相撲関連のニュースを遮断していた理由のひとつは、「いやな日本人」が群がって.. 自身が、この話題に関与すること自体を、当初の段階から明らかに忌避していたこともま.. 「ジョン・レノンと日馬富士の共通点」

受動喫煙問題（その2）（小田嶋氏：この禁煙条例は炎上して灰となるべし）　
受動喫煙問題については、「受動喫煙対策法案問題」として6月8日に取上げた。今日は、タイトルを修正して、（その2）（小田嶋氏：この禁煙条例は炎上して灰となるべし）　である。 コラムニストの小田嶋隆..
タグ： 受動喫煙問題 （その2）（小田嶋氏：この禁煙条例は炎上して灰となるべし） 受動喫煙対策法案問題 小田嶋隆 日経ビジネスオンライン 「この禁煙条例は炎上して灰となるべし」 都民ファーストの会と公明党 タバコをめぐる議論は必ず荒れる 個人の家庭内に手を突っ込もうとする政治家の意図に不穏なものを感じるからだ 「子供の受動喫煙防止」という目的に異論は無いが、子供を盾にする議論の組み立て方は..

マスコミ（その5）（詩織さん準強姦容疑事件 検察審「不起訴相当」の不可解、小田嶋氏：それが困難な理由を考えてみる）
マスコミについては、6月9日に取上げたが、今日は、（その5）（詩織さん準強姦容疑事件 検察審「不起訴相当」の不可解、小田嶋氏：それが困難な理由を考えてみる）　である。 先ずは、9月26日付け日刊..
タグ： 猫のクビに最初に鈴をつける役割を、ほかならぬ当事者である伊藤詩織さん、そして海外.. 高い地位にある人間のセクハラを告発することが、自立するリッチで利発な女が溢れてい.. ハリウッドを騒がせている大物映画プロデューサーによるセクハラのスキャンダル 犯罪でもなんでもない、私的な交際に過ぎない婚外交渉疑惑が、確たる証拠が提示されて.. だから、メディアは遠慮なくプライバシーを暴きにかかる 有名人は訴訟を起こさない 有名人のスキャンダルは、メディアにとっては良い商売になるネタだ 恫喝に近い響きを帯びた言葉 今般の検察審査会の判断により、今後は私に関して誤った報道がなされることはないもの.. Y氏

社会問題（その2）（「大人の引きこもり」と高齢化する親　困窮家庭に行政の光は届くか？、小田嶋氏のコラム「図書館よ永遠なれ」）
社会問題については、昨年12月6日に取上げた。今日は、（その2）（「大人の引きこもり」と高齢化する親　困窮家庭に行政の光は届くか？、小田嶋氏のコラム「図書館よ永遠なれ」）　である。 先ずは、4月..
タグ： 社会問題 （その2）（「大人の引きこもり」と高齢化する親　困窮家庭に行政の光は届くか？、小.. ダイヤモンド・オンライン 「「大人の引きこもり」と高齢化する親、困窮家庭に行政の光は届くか？」 “8050問題”とも言われる、引きこもる本人の長期化と親の高齢化 40歳以上の実態調査は省略されたため、「大人の引きこもり」状態の課題については、.. 「8050問題」と言われる、80歳代の親が50歳代の子供の面倒をみる事例が増えて.. 東京都も乗り出した「大人の引きこもり」対応 社会福祉法改正 小田嶋隆