「安倍晋三記念小学校」（森友学園）への国有地払い下げ問題（その6）（小田嶋氏の見解）
「安倍晋三記念小学校」（森友学園）への国有地払い下げ問題については、3月12日に取上げた。今日は、（その6）（小田嶋氏の見解）　である。 コラムニストの小田嶋隆氏が3月10日付け日経ビジネスオン..
タグ： 金の流れを云々する以前に、すべての関係者が、あらゆる事態を曖昧に処理しているその.. 安倍晋三記念小学校 森友学園 国有地払い下げ問題 （その6）（小田嶋氏の見解） 森友学園に関係する事務処理は、推薦者に名を連ねていた人間の肩書も、講演に駆けつけ.. 同行した政府職員が「私的活動」だったとする以前の答弁を、「公務」と修正 「私人」のプライバシーという理由で簡単にはねつけられる話でもないはずだと私は愚考.. 「妻は私人なんですよ。いちいちですね、妻をまるで犯罪者扱いするのは極めて不愉快で.. 参院予算委で、共産党の小池晃議員から昭恵夫人と森友学園の籠池泰典理事長との関係を..

北朝鮮問題（金正男暗殺事件）（その2）小田嶋氏の見解
昨日に続いて、北朝鮮問題（金正男暗殺事件）（その2）小田嶋氏の見解　を取上げよう。 コラムニストの小田嶋隆氏が2月17日付け日経ビジネスオンラインに寄稿した「独裁の果てに兄は果つ」を紹介しよう。..
タグ： どこの国の企業であれ政党であれ、独裁化が進んでいる人間の集団では、他人の見解や人.. むしろ、組織から適正な権力分散のシステムが失われていく過程の中で、リーダーがライ.. リーダーが独裁的な人間だから組織が独裁化するのではない コルレオーネファミリーのドンの座に就いた、三男のマイケルは、ラスベガスのマフィア.. 「ゴッドファーザー　パート2」 「三国志」の中にも、血を分けた兄弟が相争って互いを殺そうとするエピソードが繰り返.. チェック＆バランスの機能をその身内に備えていない権力は、腐敗に至る前の段階で、必.. 絶対権力は絶対的に腐敗する その気ままさとずっこけぶりには、「異母弟に疎まれて、居場所がない兄」という哀愁を.. ああいう緊張感を欠いた体型と表情を備えた、なんというか、ある意味育ちの良さそうな..

官僚の天下り（その2）（小田嶋氏の見解）
昨日に続いて、官僚の天下り（その2）（小田嶋氏の見解）　を取上げよう。 コラムニストの小田嶋隆氏が2月10日付け日経ビジネスオンラインに寄稿した「「サル山に降臨する人々」を紹介しよう。 ・文部..
タグ： ウィン・ウィンというのは、なんだか誰も損する人のいない素晴らしいソリューションみ.. 官僚の天下り 「労働への対価」というよりは、「便宜供与に対する現金授受」と解釈した方がずっと飲.. その種の、「○○を殺せ」「××を火あぶりにしろ」みたいな声が力を持つと、うちの国.. 政治家 消費者庁長官 「PCデポ」のアドバイザーに就任 阿南久 ・サル山構造の組織は、その内部で暮らすメンバーを、サルのような人間に変えてしまう （その2）（小田嶋氏の見解）

トランプ新大統領誕生（その12）（冷泉彰彦、小田嶋隆両氏の見方）
昨日に続いて、トランプ新大統領誕生（その12）（小田嶋隆、冷泉彰彦両氏の見方）　を取上げよう。 先ずは、在米作家の冷泉彰彦氏が2月4日付けのメールマガジンJMMに寄稿した「トランプ時代という不透..
タグ： マッカーシズムも、ナチズムも、戦前の日本の好戦的な空気も、ごく初期段階のおかしな.. トランプ支持者は、必ずしもトランプ氏の人物や政策を支持しているのではないというこ.. （その12）（冷泉彰彦、小田嶋隆両氏の見方） 「反論を許さない上司」の下で働く部下がいずれ潰れることと、「反論できない空気」を.. 橋下徹 マッカーシズム クラッシャー上司のマナーそのもの トランプ新大統領誕生 松崎一葉著 クラッシャー上司　－－平気で部下を追い詰める人たち－－

福祉問題（「生活保護なめんな」（その2）小田嶋氏の見方）
昨日に続いて、福祉問題（「生活保護なめんな」（その2）小田嶋氏の見方）　を取上げよう。 たびたび引用しているコラムニストの小田嶋隆氏が1月20日付け日経ビジネスオンラインに寄稿した「「なめんな」..
タグ： 「生活保護なめんな」 生活保護受給者に対する冷酷な視線が、わたくしども一般国民の間で広く共有されている.. 税金で全額生活を見てもらっている以上、憲法上の権利は保障したうえで、一定の権利の.. 世耕弘成参議院議員（当時） われわれは、残酷な振る舞い方をすることを「現実的」だと考えるような国民に変貌しつ.. 小田原市の職員を擁護 正義の声だけがまかり通れば現場は疲弊するばかり 産経抄 産経新聞 法被であれ浴衣であれスタジアムジャンパーであれ、揃いのユニフォームに袖を通した時..

クールジャパン戦略（その3）（「絶賛コンテンツはなぜ増えるのか」（小田嶋氏の2014年のコラム））
クールジャパン戦略については、2015年7月2日に取上げたが、今日は、（その3）（「絶賛コンテンツはなぜ増えるのか」（小田嶋氏の2014年のコラム））　である。これは、小田嶋隆氏の「超・反知性主義入門..
タグ： クールジャパン戦略 こわいのはわれわれが愛国者になることではなく、愛国者のふりをしないと孤立するよう.. 教室にいる全員を巻き込んだカラチでエスカレートしてしまうと、もう誰も「やめろ」と.. 本格的ないじめに発展するのは、クラス全体をまきこんだ「同調」がはじまった時だ 個々のテレビマンたちは、単純に数字を追いかけているだけなのだろうし、書店だって、.. そこから発生するかもしれない「同調」に対しては、やはり警戒を怠るべきではないと考.. 現在蔓延している日本礼賛ムードは、長い間続いてきた自虐史観と呼ばれるものの反動で.. 「同調」から始まるドミノ倒しは、うちの国では、油断のならない結果を引き起す メディアが国民感情に媚びへつらい、国民がそのアジテーションに乗っかり、政治家が世.. われわれは、様々な場面で、「まわりの人と同じようにふるまう」ことを強力に内面化し..

東京都の諸問題（その10）豊洲以外の問題3（小田嶋氏の「ファーストペンギン」について）
昨日に続いて、東京都の諸問題を取上げよう。今日は、（その10）豊洲以外の問題3（小田嶋氏の「ファーストペンギン」について）　である。 コラムニストの小田嶋隆氏が1月27日付け日経ビジネスオンライ..
タグ： そうでありながらTPPへの参加を促すと言っている。　いったい、本当のところ、何が.. 安倍さんは、米国第一主義を尊重し理解すると言っている。 安倍首相は、「トランプ氏は自由で公正な貿易の重要性は認識している」とし、米国に改.. 「われわれは米国が第一だという貴殿の考えを受け容れます」　と言ってしまった国は、.. 米国の大統領による国内向けの宣伝スローガンに、米国にとっては外国にあたる（つまり.. アスリートの背後で何かをたくらむ人たちにとって大変に好都合な道具にもなり得る 「選ばれた選手でもないお前ら無名のパンピーは黙ってカネだけ出してやがれ」　「選手.. 「アスリートファースト」という言葉も油断がならない 残念なことに、「○○ファースト」という言葉は、多くの場合「○○でないヤツは出て行.. 「都民ファースト」が、いともたやすく排外主義のスローガンに変質し得る言葉であるこ..

共謀罪（その2）（小田嶋氏の見解）
昨日に続いて　共謀罪（その2）（小田嶋氏の見解）　を取上げよう。 頻繁に引用しているコラムニストの小田嶋隆氏が1月13日付け日経ビジネスオンラインに寄稿ｓた「たぶん、もう、どうにもとまらない」を..
タグ： たった2週間で終わるイベントを無事に開催するために、わが国の法典の中に永遠に残る.. 五輪という錦の御旗が、共謀罪創設のための道具として利用されている局面 現場で法執行に当たる人間は、敵（捜査員から見た「犯罪者」のことだが）を捕らえる目.. 法律が、運用次第で、かなり恐ろしいツールになり得るということだ 実際に法律が制定されてみると、1960年代以降、凶器準備集合罪は、主として学生の.. 制定過程では、暴力団の抗争が、具体的な殺傷事件に発展する前に取り締まることを目的.. 凶器準備集合罪 過激派と呼ばれた左翼運動家の捜査では、「転び公妨」 通常では考えにくい微罪逮捕が行われ、信者四百数十名が別件逮捕・微罪逮捕で拘束され.. オウム真理教事件の捜査

日本のスポーツ界（その2）（小田嶋氏による鹿島アントラーズのFIFAクラブワールドカップ決勝進出）
日本のスポーツ界については、昨年10月31日に取上げた。今日は、（その2）（小田嶋氏による鹿島アントラーズのFIFAクラブワールドカップ決勝進出）　である。 コラムニストの小田嶋隆氏が昨年12月..
タグ： 異様な戦術修正能力と、火事場対応は、個々の選手の個別のスキルやフィジカルとは別の.. 同じシナリオの逆転劇が続いている以上、これは彼らの身についている何らかの力なのだ.. ・アントラーズが決勝進出チームとして頼もしいのは、彼らが下克上の選手たちだからだ これらの罵倒は、いずれも問題外のいちゃもんに過ぎない。　多くは、嫉妬や羨ましさか.. 鹿島アントラーズの決勝進出について ルリン・フィルに小学生のリコーダーがまぎれこんだみたいなガッカリ感 F1のサーキットをホンダフィットが走ってるみたいな場違い感 紅白歌合戦に上高田少年合唱団が出場したみたいな違和感 浦和レッズのサポーター 「おまけ」の参加枠

カジノ解禁（統合型リゾート（IR）法案）（その2）小田嶋氏の見解
カジノ解禁（統合型リゾート（IR）法案）については、12月7日に取上げた。法案が成立した今日は、（その2）小田嶋氏の見解　である。 たびたび引用しているコラムニストの小田嶋隆氏が12月9日付け日..
タグ： 大切なのは、誰もが「一部の人間」になり得るということだ お国から免許のおりている、正々堂々の、おシャレで、ハイソっぽくて、知的で、スタイ.. パチンコの問題 アレルギーの問題 リスクは万人にある 依存が、脳にビルドアップされる「回路」である以上、どういう機序でそれができるのか.. 本人の意志の薄弱さによる自己責任の物語という決めつけから逃れられない。　こういう.. 少数の特別な人間だけがギャンブルで身を持ち崩し酒で身を滅ぼしている ask 自己責任

粗悪キュレーション（まとめ記事）サイト問題（その2）小田嶋氏の見方
昨日に続いて、粗悪キュレーション（まとめ記事）サイト問題（その2）小田嶋氏の見方　を取上げよう。 コラムニストの小田嶋隆氏が12月2日付け日経ビジネスオンラインに寄稿した「インチキメディアの時代..
タグ： 歴とした「医療情報サイト」に掲載されているテキス （まとめ記事）サイト問題 インチキメディアの時代到来 日経ビジネスオンライン 小田嶋隆 （その2）小田嶋氏の見方 自分で選び取った気になっている情報は、実は「つかまされた」情報だったりするのかも.. メディアリテラシー 世間で起こっている出来事の概要を、主にツイッター上の噂話から知り得ている昨今の私.. 怨霊退散、怨霊退散！

トランプ新大統領誕生（その7）（小田嶋氏の受止め方）
昨日、一昨日に続いて、トランプ新大統領誕生（その7）（小田嶋氏の受止め方）　を取上げよう。「またか」と受け止める方もいるかも知れないが、それだけ重要な問題ということで、ご理解頂きたい。 コラムニ..
タグ： 好ましい出来事が起きる確率を 過大評価し 好ましくない出来事が起きる確率を 過小.. 楽観主義バイアス 心理学 優れているはずのアメリカ大統領選挙は、私自身が何度も「間違った人物」として名指し.. それらの明らかな予兆を、内外の専門家を含む多くのメディア関係者が、さらりと看過し.. トランプ氏が勝利する可能性は、こうなってしまった現時点からあらためて振り返ってみ.. 都知事選をはじめとするわが国の首長選挙が、一発勝負の直接投票で当選者を選出 投票の結果が、一時的な勢いや、感情に走った判断に流れる危険を最小限にとどめる意味.. 小田嶋隆 （その7）（小田嶋氏の受止め方）