生活の中の詩
いつだったか毎日新聞の書評欄に、石垣りん『詩の中の風景』(中公文庫)が取り上げられていたので読んでみました。詩人の著者が、心に残った詩を掲げ、その詩についてのエッセイを付けたもので、50篇ほどの..
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8月の詩
8月の詩
炎天下、鎮魂の祈りをささげた「原爆の日」を経て迎える「終戦記念日」は、月遅れのお盆とも重なる。
「新年は、死んだ人をしのぶためにある」とは、中桐雅夫の詩句だが、8月は、戦火に命..
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石垣りん詩集『表札など』など (その4)
自分の住む所には
自分の手で表札をかけるに限る
精神の在り場所も
ハタから表札をかけられてはならない
石垣りん
それでよい
「..
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石垣りん詩集『表札など』など (その1)
石垣りん詩集『表札など』など
弔詞
職場新聞に掲載された一〇五名の
戦没者名簿に寄せて
ここに書かれたひとつの名前から、ひ..
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八月の詩歌
6日の広島は雨、9日の長崎は炎天、鎮魂の祈りをささげた「原爆の日」を経て、15日は「終戦の日」。
「新年は、死んだ人をしのぶためにある」とは、中桐雅夫の詩句だが、8月は、戦火に命を奪われた人びとを、..
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6月になりました
早いもので、このブログをはじめてから一年が経ちました。童話屋は6 月が期の始まりなので、わたしも入社4年目に突入いたしました…。いやはや、30を過ぎてからというもの、本当に本当に時間が経つのが早い。目..
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