記事 での「紀尾井ホール」の検索結果 59件
春一番 (紀尾井ホール ピアノ・トリオ・フェスティバル)
強い北風が吹き荒れた東京。都心でも18メートルの暴風だったそうです。「春一番」というのは、早春を告げる初めての強風のことですが、あくまでもそれは暖かい南寄りの風のこと。こんな厳しい冷たい風は、春一番で..
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黄金の林檎(イル・ポモドーロ with フランチェスコ・コルティ)
楽しみにしていた公演なのですが、初めはちょっぴりだまされたような気分でした。
それは、イタリアに本拠地を置くバロック室内管弦楽団という触れ込みだったから。それなのにステージには、たった5人。アン..
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"Fantasy" (青木尚佳 紀尾井レジデント・シリーズⅢ)
青木尚佳の紀尾井レジデント・シリーズの第2回。
"Fantasy"と銘打って、「幻想曲」ばかりをずらりとならべたプログラム。CDアルバムにせよこういうプログラムはいくらでもある。表面的には、Sの..
タグ: 青木尚佳 紀尾井ホール
紳士のたしなみ (井上玲リコーダー・リサイタル 紀尾井 明日への扉)
若手演奏家を紹介する紀尾井ホール「明日への扉」シリーズ。新進気鋭の演奏家の登竜門として知られる存在ですが、そこへリコーダー奏者が登場するのは、昭和にまで遡るこのシリーズでもおそらく初めてのこと。
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タグ: 明日への扉 紀尾井ホール
マリオ・ブルネロ&川口成彦 デュオ・リサイタル
人生って悪くないな…そういう風にしみじみと思えるデュオ・リサイタルでした。
とても人間味にあふれた暖かな音楽に触れると、ほんとうに心が奥の芯のほうからほかほかと温まってくる。それがこのリサイタル..
タグ: 川口成彦 フォルテピアノ 紀尾井ホール
ウィーンの濃厚な夜 (葵トリオ@ピアノ・トリオ・フェスティバル)
すごいプログラム、すごい演奏、すごい音楽でした。
世紀末から20世紀初頭にかけての成熟しきったウィーンの伝統音楽が産み落とした天才と鬼才たちの音楽。ピアノ三重奏曲という濃密に凝縮された音楽の原子..
タグ: 紀尾井ホール 葵トリオ
フランス近代の厚みと色彩 (紀尾井ホール室内管 定期)
指揮者のデュムソーは、初登場。
その音楽には目からウロコ。フランスの若手だけれど、フランス近現代音楽のエッセンスがぎっしり。
ルーセルの《蜘蛛の饗宴》は、その昔、FM放送で聴いたことがある..
タグ: 紀尾井ホール室内管弦楽団 紀尾井ホール
若き巫女の降臨 (平野友葵-ヴァイオリン)
若手演奏家を紹介する紀尾井ホール「明日への扉」シリーズ。新進気鋭の演奏家の登竜門として、これまでも数々の大型新人を送り出してきました。
今回の平野友葵さんは、この春に二十歳になったばかり..
タグ: 紀尾井ホール 明日への扉
異色の受賞 (第34回日本製鉄音楽賞 受賞記念コンサート)
日本製鉄音楽賞は、数えてもう34回目になります。1990年に紀尾井ホールのこけら落としとともに発足。新日本製鐵鐵(当時-現・日本製鉄)の創立20周年の記念事業の一環。最初のフレッシュアーティスト受賞者..
タグ: 紀尾井ホール 日鉄音楽賞
去る者は日々に疎し(?)(紀尾井ホール室内管・定期演奏会)
ピノックの指揮にはもともとあまり良い印象を持っていなかった。
それが、コロナ禍で遅れていた首席指揮者就任記念コンサートで素晴らしいスタートを切ってくれたとほっとした思いだったのだけど、再び、不安..
タグ: 紀尾井ホール 紀尾井ホール室内管弦楽団
円熟の技巧・熟成の味わい (トリオ・ヴァンダラー)
さながら熟成したワインを味わうかのように、馥郁と香り立つ薫りと複雑な味と舌触りを堪能するような感動が拡がりました。
トリオ・ヴァンダラーは、数少ない常設ピアノ三重奏団。しかも1988年のミュンヘ..
タグ: 紀尾井ホール トリオ・ヴァンダラー
ショパンへのグランド・オマージュ(川口成彦@紀尾井レジデント・シリーズ最終回)
川口成彦さんの紀尾井ホールでのレジデント・シリーズもあっという間で、もう最終回。
古楽器という枠にはめられがちのフォルテピアノやヴィンテージピアノから、思いも寄らぬような多彩なプログラム..
タグ: 紀尾井ホール 川口成彦 レジデント・シリーズ