記事 での「産経抄」の検索結果 2,154件
「天気予報は七分の学理と三分の直観」は昭和初期の先人の遺訓とか
以下全文 江戸の昔、「日和見」の達人に殿様が問うた。「あすは晴れか雨か」。ゆめ間違えるなよ、という響きがある。達人は機転を利かせて逃げを打った。「あすは雨降る天気にござなく候」-。ご賢察の通り、読点を..
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「人は判断力の欠如で結婚し、忍耐力の欠如で離婚し、記憶力の欠如で再婚する」。
以下全文 「彼も彼女も小説家であった。二人とも小説家であるということは、彼等が結婚するに十分な理由であった」。川端康成が「掌(てのひら)の小説」と名付けた作品の一つ、『離婚の子』の冒頭の一文を引いた。..
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前年に世界でもっとも活躍したダンサーや振付家を顕彰するもので、バレエ界の「金メダル」といって過言ではないらしい。
以下全文 読書の習慣がない人でも芥川賞、直木賞は知っている。バレエの賞といえば、門外漢の小欄に思い浮かぶのは、毎年スイスで行われるローザンヌ国際バレエコンクールぐらいだ。 ▼今年は特に、高校生2人が1..
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なんでもかんでも、反戦、反原発に結びつけなくてもよかろうに。
以下全文 先日コラムに取り上げた黒澤明監督の『七人の侍』が公開されたのは、昭和29(1954)年だった。同じ年に、黒澤監督の親友だった本多猪四郎監督が『ゴジラ』を世に送り出し、怪獣ブームを巻き起こす。..
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こんな判決が続けば、本当に日本は滅びてしまう。
以下全文 徘徊(はいかい)症状のある91歳の男性が列車にはねられ死亡した事故で、裁判所は遺族に、鉄道会社への損害賠償の支払いを命じた。何度かコラムで触れた裁判は、日本の裁判官の「典型的な病理が表れてい..
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生まれ変わる覚悟 5月20日
以下全文 実験用のネズミに覚醒剤を注射すると、奇妙な行動を取るようになる。飼育箱のなかをグルグルと旋回したり、床をいつまでもクンクン嗅ぎまわったり、同じパターンを繰り返す。 ▼「常同行動」と呼ばれるこ..
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日本の集団的自衛権行使を警戒している国は、世界広しといえども中韓と北朝鮮しかない。
どの新聞を読んでも同じ、という時代はとっくに過ぎ去ったが、昨日は最近では珍しく、集団的自衛権をめぐる記事が在京6紙すべての1面トップを飾った。昔と違って6紙それぞれ賛否の立場を鮮明にして報道しており..
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実は、「あっぱれな会社」でもあったソニーの、「復活の物語」を早く読みたいものだ。
以下全文 昭和34年、養護学校の教師が2人の女学生を働かせてほしいと依頼してきたことがきっかけだった。「2週間だけなら」と、当時の専務は引き受ける。2人は任されたラベル貼りの仕事に、一心不乱に取り組ん..
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船長の若田さんは、「和の心」を大切にしたという。
以下全文 時は23世紀。全人類の夢を乗せて、銀河系宇宙を駆け巡る。SFドラマ『スター・トレック』の放映が米国で始まったのは、1966年だった。 ▼宇宙船「エンタープライズ」の操縦士スールーを演じたのは..
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天安門事件の教訓をくみ取るべきは、目先の利益に目がくらんで正義を見失ったこの国の政治家たちである。
以下全文 記念日まで1カ月近くもまだあるというのに、強烈な前宣伝をやってくれている。中国は、四半世紀前に起きた天安門事件の研究会に出席した、というだけで弁護士ら5人を拘束したほか、70歳の改革派女性ジ..
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ボコ・ハラムとは地元の言葉で「西洋の教育は罪」を意味するそうだ。
以下全文 『赤毛のアン』の翻訳で知られる村岡花子は、10歳から20歳まで、東洋英和女学校(現・東洋英和女学院)で寄宿生活を送った。カナダ人宣教師によって設立されたミッションスクールである。 ▼作文や会..
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