朝日に「反省」の２文字は似合わない。どうか、このまま突っ走ってほしい
以下全文　謝る、というのはなかなか厄介である。人生最大の難事といっても過言ではない。失敗をして謝らなければ、「人でなし」と罵られ、さっさと謝罪しても「謝って済む話ではない」と、相手の怒りの炎に油をさし..
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与党、閣僚人事がガス抜きと平然と語られる日本の政治・・これでは国益は守れない。
以下全文　池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』の主人公、長谷川平蔵は、実在の人物である。火付盗賊改として華々しい実績を挙げ、庶民の人気も高かった。もっとも出世には恵まれず、望んでいた町奉行にはなれなかった。..
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ただハーンは、「人類最大の敵」とも呼ばれる、蚊の本当の恐ろしさを知らなかった。
　明治の文学者、小泉八雲こと、ラフカディオ・ハーンは、蝶（ちょう）や蛍などの小さな虫をこよなく愛した。ただ、蚊は苦手だったらしい。「ブーンとやってくるその声には、やがて襲撃するその痛みがどんなたちのも..
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少子化が止まらず、東京への人口流入が続けば、近い将来、地方の多くが消滅するというのだ。
以下全文　ユートピア国では、ある都市の人口が一定数を超えると、過剰人口は他の都市の人口不足にあてられる。平成３年の「国民生活白書」は、１６世紀の思想家、トマス・モアの描いた理想郷の厳しい掟（おきて）に..
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せみ時雨の去った晩夏に、生命のささやかな足跡を見た。
以下全文　きのう通勤の道すがら、「カサカサ」と乾いた物音を路傍に聞いた。見れば一羽のスズメがセミの骸（むくろ）にちょっかいを出している。小ぶりな口に、獲物はやや大きい。持ち去ろうと羽ばたく度にくじかれ..
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辞書の「リベラル派」の項に、「誤りが発覚しても謝らない人々」と書き加えられる日も遠くないことだろう。
　戦後の政治家で誰がもっとも演説がうまかったか。中高年世代では、田中角栄元首相を挙げる人が多い。だみ声で政敵を攻撃し、速射砲のように数字をあげて政策を語ったかと思うと、笑わせ、最後は人情話でしんみりさ..
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▼「土地の精霊」たちは、ちゃんとヒントを残し、警告してくれていた
以下全文　いわゆる「平成の大合併」で、全国の市町村の数は、半分近い約１７００に減った。ひらがなやカタカナ、あるいは地理的な実態にあわない名前の市が生まれて、物議を醸したものだ。同時に、いくつかの由緒あ..
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反日教育を受けた中国の若い世代の流入という、日本特有の心配事もある。
以下全文　ロンドンで２００５年７月に起きた同時爆破テロは、５２人の死者を出す大惨事となった。イスラム系英国人による自爆テロだった事実が判明すると、英国民は二重のショックを受ける。　▼長年、アイルランド..
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ドボジョについてこんな声が上がったそうだ。「響きが悪い。ナデシコの方がいい」
　トンネル工事の現場は、長らく「女人禁制」だった。昭和２２年制定の労働基準法で、女性の坑内労働が禁止されていたからだ。　▼当時、炭鉱内の労働環境が劣悪だったため、母性を保護するのが、目的だった。「女性..
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土砂災害から逃れられない運命だが、１年間に千件も起きているとは驚いた。
以下全文　今年生誕１１０年を迎えた作家、幸田文に、『崩れ』と題したエッセー集がある。７０歳を超えてから、山崩れや地滑りの痕跡を訪ね歩き、没後一冊にまとめられたものだ。　▼長野県小谷（おたり）村は明治４..
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アメリカのカナリア　８月２１日
　米国がまだ、奴隷州と自由州に分かれていた時代である。ミズーリ州の黒人奴隷だったドレッド・スコットが、自由を求めて訴訟を起こす。所有者に従って、数年前まで奴隷制度のない州に居住していた事実を理由にして..
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慰安婦問題などで韓国の理不尽な言い分を批判してきた、小紙に対する反発が背景にあるとしたら、何をか言わんや、である。
以下全文　故渡辺美智雄氏といえば、失言、放言のとりわけ多い政治家だった。自民党の政調会長時代、天皇陛下を侮辱する記事を掲載したとして、英大衆紙の特派員を国外追放すべきだと語り、在日外国人記者の反発を招..
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