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質権
債務者が債権の担保として債務者の物(第三者の物であることもあります)を受領し、債務者が弁済をするまでこれを手元に置き、弁済をしないときはその物から優先的に弁済を受けることのできる担保物権です。
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タグ: 質権 質物 間接的 債務者 担保物件 弁済 民法 質権者 要物契約
民法第347条 質物の留置
民法第347条 質物の留置
質権者は、前条に規定する債権の弁済を受けるまでは、質物を留置することができる。
ただし、この権利は、自己に対して優先権を有する債権者に対抗することができない。
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タグ: 質物の留置 民法347条 民法 留置権 質権
民法第346条 質権の被担保債権の範囲
民法第346条 質権の被担保債権の範囲
質権は、元本、利息、違約金、質権の実行の費用、質物の保存の費用及び債務の不履行又は質物の隠れた瑕疵によって生じた損害の賠償を担保する。ただし、設定行為に別..
タグ: 民法346条 民法 質権の被担保債権の範囲 質権 利息
民法第345条 質権設定者による代理占有の禁止
民法第345条 質権設定者による代理占有の禁止
質権者は、質権設定者に、自己に代わって質物の占有をさせることができない。
解説
質権の設定は要物契約であり、目的物の引渡しが要件と..
タグ: 質権設定者による代理占有の禁止 占有改定 引き渡し 代理占有 要物契約 質権の設定 判例 質権 民法345条 民法
民法第344条 質権の設定
民法第344条 質権の設定
質権の設定は、債権者にその目的物を引き渡すことによって、その効力を生ずる。
解説
本条は質権の設定契約は当事者の合意だけでは成立せず、目的物の引渡しが必要..
タグ: 質権者 債権者 引き渡し 要物契約 質権の設定 民法344条 民法
民法第343条 質権の目的
民法第343条 質権の目的
質権は、譲り渡すことができない物をその目的とすることができない。
解説
質権の目的物を換価してその代金をもって弁済を受けることが質権の目的であるため..
タグ: 質権設定 譲渡 民法 民法343条 質権 質権の目的
民法第342条 質権の内容
民法第342条 質権の内容
質権者は、その債権の担保として債務者又は第三者から受け取った物を占有し、かつ、その物について他の債権者に先立って自己の債権の弁済を受ける権利を有する。
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タグ: 約定担保物件 要物契約 弁済 質権者 質権 質権の内容 民法342条 民法
民法第341条 抵当権に関する規定の準用
民法第341条 抵当権に関する規定の準用
先取特権の効力については、この節に定めるもののほか、その性質に反しない限り、抵当権に関する規定を準用する。
解説
主な準用規定
1.先..
タグ: 民法 民法341条 抵当権に関する規定の準用 先取特権 抵当権 準用規定
民法第340条 不動産売買の先取特権の登記
民法第340条 不動産売買の先取特権の登記
不動産の売買の先取特権の効力を保存するためには、売買契約と同時に、不動産の代価又はその利息の弁済がされていない旨を登記しなければならない。
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タグ: 民法 民法340条 不動産売買の先取特権の登記
民法第339条 登記をした不動産保存又は不動産工事の先取特権
民法第339条 登記をした不動産保存又は不動産工事の先取特権
前二条の規定に従って登記をした先取特権は、抵当権に先立って行使することができる。
解説
登記された不動産保存の先取特権・..
タグ: 登記をした不動産保存又は不動産工事の先取特権 民法339条 民法
民法第338条 不動産工事の先取特権の登記
民法第338条 不動産工事の先取特権の登記
不動産の工事の先取特権の効力を保存するためには、工事を始める前にその費用の予算額を登記しなければならない。この場合において、工事の費用が予算額を超える..
タグ: 不動産工事の先取特権の登記 民法 不動産工事 民法338条
民法第337条 不動産保存の先取特権の登記
民法第337条 不動産保存の先取特権の登記
不動産の保存の先取特権の効力を保存するためには、保存行為が完了した後直ちに登記をしなければならない。
解説
不動産保存の先取特権が成立..
タグ: 民法 効力発生要件 判例 不動産保存の先取特権の登記 民法337条
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