記事 での「ゾルゲ」の検索結果 71件
太田尚樹 尾崎秀実とゾルゲ事件(2):近衛文麿の影で暗躍した男(2016吉川弘文館)
続きです。
満鉄調査部
尾崎は、1939年1月の近衛内閣総辞職により嘱託を離れ日本最大のシンクタンク満鉄調査部の嘱託となります。内閣嘱託を離れますが、1941年の逮捕まで「朝飯会」のメンバ..
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太田尚樹 尾崎秀実とゾルゲ事件(1):近衛文麿の影で暗躍した男(2016吉川弘文館)
ゾルゲが赤軍情報部に送った電報を集めた『ゾルゲ・ファイル』を読むと、コードネーム・インベストこと尾崎秀実の情報の数と質に改めて驚かされます。ゾルゲがオット大使を始めドイツ大使館から独自に入手し..
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ゾルゲ・ファイル (5) 二重スパイ
普通、スパイは非合法の隠密活動ですから歴史の表に現れることは稀です。ゾルゲ事件は日本で起こり、逮捕されたゾルゲ機関の全員が詳しい供述を行っています。供述には拷問や誘導尋問、自己弁護などが..
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ゾルゲ・ファイル (4) 南北統一作戦
8月に入ると、独ソ戦におけるソ連軍の反撃が伝えられ、日本が東南アジアに軸足を移した情報が入りだします。独ソ戦の初期はソ連の迎撃が遅れたこともあってドイツは快進撃を続け、8月にはスモレンス..
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ゾルゲ・ファイル (3) 帝国国策要綱
一般に、尾崎秀実が7/2の御前会議の情報を掴み、ソ連はその情報を元に極東軍を東部戦線に移動して独ソ戦に勝利した、と理解されています。御前会議で決定した「情勢ノ推移ニ伴フ帝国国策要綱」は、
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ゾルゲ・ファイル (2) 独ソ開戦(バルバロッサ作戦)
バルバロッサ作戦の第一報は、ドイツが東部国境に80師団展開を知らせる1940年12/28の電文でした。1941年5月に入ると侵攻は現実味を帯びてきます。
5月2日の電報
東京、1941年5..
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アンドレイ・フェシュン編 ゾルゲ・ファイル(1)
みすず書房『「新資料が語るゾルゲ事件」シリーズ』の第1巻です(第2巻は先日読んだ『ゾルゲ伝』)。ロシアの「ゾルゲ事件」アーカイブからゾルゲと赤軍情報部が交した電文、伝書使によって運ばれた..
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ゾルゲ伝 (7) バルバロッサ作戦
諜報の舞台ドイツ大使館 1941年5月初旬、ニーダーマイヤー大佐がバルバロッサ作戦の情報を携えて来日します。
ニーダーマイヤーはゾルゲに--当然ながらバーで--自分は特に「日本が来るべき対露戦争..
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ゾルゲ伝 (6) 二重スパイ
二・二六事件
1936年の「二・二六事件」はゾルゲに多くのものをもたらします。ゾルゲは、宮城、尾崎を使って情報を収集し、オットからは参謀本部が作成した機密報告書を得、事件がソ連の安..
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ゾルゲ伝 (5) 尾崎秀実、宮城与徳
上海でアグネス・スメドレーから紹介されゾルゲの協力者となった朝日新聞記者・尾崎秀実とコミンテルンの宮城与徳が、諜報団に加わります。
尾崎秀実
朝日新聞上海特派員だった尾崎は、1932..
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ゾルゲ伝 (4)マックス・クラウゼン
クラウゼンの手作り無線機 マックス・クラウゼン
1935年、ゾルゲはモスクワに戻ります。目的の一つは、無能な無線係ヴェントの代わりに上海での仕事仲間クラウゼンを東京に呼び寄せることでし..
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ゾルゲ伝 (3) 東京のゾルゲ
ゾルゲの部屋
東京のゾルゲ
閑話休題、引用ばかりになりますが、当時の東京とゾルゲの私生活が想像できます。 1933年12月、ゾルゲは麻布の永坂通り30番地の借家に移ります。木造二階建て..
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