タグ検索    

記事 画像
タグ検索トップ  >  記事  /  たじろぐ
記事 での「たじろぐ」の検索結果 256
もうじやのたわむれ 235
はなし汎武ん ] 09:00 03/18
 とか何とかまわりくどく考えている内に『ホンダラ行進曲』の前奏が始まって仕舞うのでありました。拙生は慌ててテーブルの上のマイクを掴むと、徐に、一つ山越しゃ、なんと歌い出すのでありました。ホンダラホダラ..
タグ: 亡者 戯れ 娑婆 まわりくどい 音楽 無難 学校 名前 日本酒 猪口
もうじやのたわむれ 233
はなし汎武ん ] 09:00 03/14
 先程から場の中に逸茂厳記氏の声が全く聞こえなくなっているのでありましたが、氏の方を窺ってみると、眉根を寄せて口をへの字に結んだ硬い表情で、肩を縮めて女性二鬼の間に窮屈そうに座っているのでありました。..
タグ: 亡者 戯れ 娑婆 音楽 高校生 魅力的 愛想 リラックス 物腰 長崎
もうじやのたわむれ 229
はなし汎武ん ] 09:00 03/06
 寄席の昼席が跳ねた後、未だ宿泊施設に戻るのは早かろうと云うので、拙生はこちらの世の巷で、こちらの世の霊がよく仕事帰りに遊ぶ遊びをしてみたい、等と提案してみるのでありました。逸茂厳記氏と発羅津玄喜氏は..
タグ: 亡者 戯れ 娑婆 寄席 居酒屋 高校生 無神経 体育会 上級生
もうじやのたわむれ 227
はなし汎武ん ] 14:00 03/02
 拙生の両隣に座っている逸茂厳記氏と発羅津玄喜氏は、高座の上の落語家の噺や仕草を観ながら体を揺すって笑いこけたり、曲芸師の鮮やかな手際に手を叩いて喜んだりしているのでありましたが、拙生は何となく、笑い..
タグ: 亡者 戯れ 娑婆 落語 手際 寄席 体育会 お辞儀 きびきび 名前
もうじやのたわむれ 211
はなし汎武ん ] 09:00 01/29
「おや、明日も私におつきあいいただけるので?」  帰路に歩を踏み出しながら逸茂厳記氏に拙生は聞くのでありました。 「はい。貴方様の外出時の護衛は、我々元気コンビが最後までいたします」  逸茂厳記..
タグ: 亡者 戯れ 娑婆 お辞儀 寄席 合気道 落語 演芸 テレビ
もうじやのたわむれ 196
はなし汎武ん ] 09:00 12/29
「貴方達、何を揉めているのでーすか?」  イタリア人風のコックがピザを持って現れるのでありました。 「また油臭えのが一匹現れやがったな」  和装の板前が江戸っ子口調で、中国人風の料理夫への憤怒が..
タグ: お辞儀 中国 亡者 了見 戯れ 娑婆 無神経 気配 たじろぐ 億劫
もうじやのたわむれ 181
はなし汎武ん ] 09:00 11/27
「あの武芸十八般の時の語り口とかボケ方なんかを聞いていると、あれは地獄省の鬼達特有のものに相違ありませんよ」 「ふうん、そうですか。それは貴方の勘と云うものですね?」 「そうです。まあ、勘と云うだ..
タグ: 亡者 戯れ 娑婆 たじろぐ 審問官 記録官 冗談 名前 気配 クール
もうじやのたわむれ 180
はなし汎武ん ] 09:00 11/25
「貴方が暴漢達を一人でやっつけられたと伺いましたが?」  賀亜土万三氏がやや目を見開いて鵜方氏に訊くのでありました。 「ええまあ」 「随分とお強いのですねえ」 「いやそれ程でも」  鵜方氏は..
タグ: 亡者 戯れ 娑婆 合気道 落語 寄席 冗談 名前 たじろぐ クール
もうじやのたわむれ 171
はなし汎武ん ] 09:00 11/07
 鵜方氏が拙生を男達から遠ざかる方向に、手でやんわりと押し遣るのでありました。離れていろと云う無言の指示でありましょうから、拙生は慌てて公園とは反対の方に後ろ向きにさがって、一団とやや距離を取るのであ..
タグ: テレビ 戯れ 公園 たじろぐ クール 合気道 無表情 不謹慎 当身 亡者
もうじやのたわむれ 170
はなし汎武ん ] 09:00 11/05
 鵜方氏が気後れする様子もなく、落ち着いて不審な男たちに問うのでありました。 「寂しい住宅街の夜道の散歩は危ねえぞって、助言してやってんじゃねえかよ」  最初に現れた小柄な男がこちらを無礼切った口..
タグ: 戯れ 亡者 あしらう クール 公園 たじろぐ 遠慮 散歩 気後れ
もうじやのたわむれ 169
はなし汎武ん ] 14:00 11/03
「そんな体験がおありならば、今夜の散歩なんと云うものは、ここいら辺で切り上げと云う事にいたしましょうかな?」  拙生はそう提案するのでありました。 「いや、トラウマと云っても、もう瘡蓋が剥がれる程..
タグ: 亡者 戯れ 娑婆 散歩 ちょっかい 審問官 記録官 公園 たじろぐ
もうじやのたわむれ 168
はなし汎武ん ] 09:00 11/01
 道脇の小さな公園を通り過ぎる時に、急に鵜方氏が歩を止めるのでありました。 「おや、何か?」  拙生は一歩鵜方氏より余計に踏み出してから止まって、すぐ後ろの鵜方氏をふり返るのでありました。街灯の薄..
タグ: 少年 大袈裟 陰鬱 たじろぐ 娑婆 気配 公園 戯れ
前のページへ 1 2 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 次のページへ