「第七官界への引鉄」板垣直子と一冊の本 (2)
公楽キネマのゴールドラッシュ
この日、樺山千代のところに来た生田春月は長椅子に腰をすえると、三人で話したのだという。尾崎は鳥取での講演の題を聞いている。春月は「知識階級の行衛」であると返答した。..
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「第七官界彷徨」漫想(3)
冒頭二行の削除
ただし、『文學党員』掲載のものは前編であったというばかりではなく、この前編自体が『新興藝術研究』第二輯に掲載される際には一部訂正されている。たとえば冒頭であるが、『文學党員』版..
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「第七官界彷徨」漫想(2)
雑誌『新興藝術研究』
「第七官界彷徨」は、はじめ雑誌『文學党員』1931(昭和6)年2月号に掲載された。ただし、これは全編掲載ではなく、全体の七分の四であって、「前編」と表記されていた。そして..
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