種市城 山城(岩手県洋野町)
←東郭から見た堀切と二ノ郭切岸
種市城は、南部氏の家臣種市氏の居城である。その出自には諸説あって明確にできないが、一説には南部氏の重臣北氏の一族であったとも言われる。戦国末期の天正年間(1573~..
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千久里城(富山県氷見市)
←北西尾根の堀切から落ちる竪堀
千久里城は、南北朝史に現れる城である。一次史料である軍忠状には2回現れる。1回目は1352年6月で、観応の擾乱の余燼が燻り続ける中、直義党の急先鋒であった桃井直常は..
タグ: 中世山城 南北朝期の城郭
一刎城(富山県氷見市)
←主郭北西の腰曲輪
一刎城は、芝峠城とも言い、南北朝期と戦国期に歴史に現れる城である。南北朝期の1352年6月、観応の擾乱の余燼が燻り続ける中、直義党の急先鋒であった桃井直常は本拠地越中に戻って反..
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大乗悟山城(富山県富山市)
←南の堀切
大乗悟山城は、戦国時代に能登守護(?)畠山氏の居城と伝えられている。しかし衰えたりとはいえ守護家の城としては小さすぎ、史実とは思われない。楡原山城と共に楡原館の詰城であったと考えられて..
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栂尾城(富山県富山市)
←南の堀切
栂尾城(栂ノ尾城)は、戸川城とも言い、飛騨の武将塩屋筑前守秋貞が築いたと伝えられる。秋貞は三木氏の家臣で外交を担当しており、1571年に越中に進撃して栂尾城・猿倉城の2城を築いてこれに..
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鳥居峠古戦場・藪原砦(長野県木祖村)
←鳥居峠の古道
鳥居峠は、奈良井宿と藪原宿の間にあって、中山道屈指の難所であり、木曽谷の中で最も重要な戦略上の要地であった。そのため、木曽福島城を本拠とした木曽氏にとって、領国防衛の第一線として重..
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