題名の無い作業日誌 the 2nd Vol.④ [花]
「題名の無い作業日誌 the 2nd」の4回目です。
初めての方はまずこちらからご覧下さい。
ハラホリヒレハレですが、実は八重咲きと一重咲きがあります。
八重咲きは雄しべや雌しべが花弁になっているので種子ができませんが、
見た目が豪華なため、そして種子形成できないために花持ちが良く、一般的に好まれます。
従って一般的に生産者は八重咲きを育てたいと思うのですが、
一重咲きの株から取れた種子は、困ったことに八重と一重の比率が半々なのです。
そこで必要となる技術が八重鑑別。
ハラホリヒレハレが大きくなってから、
一重と八重を分けるのではコストも随分とかかってしまうで、
一般的にはハラホリヒレハレが若い時にみられる、形質の差で鑑別します。
私が知っている形質の差は、
【八重咲き】 【一重咲き】
発芽が早い 発芽が遅い
双葉の色が薄い 双葉の色が濃い
双葉が楕円形 双葉が丸い
双葉が大きい 双葉が小さい
といったところですが、
品種や色によって差異がありますし、他にも見分け方があるかもしれません。
(ここまでで分かったら5点)
答えが分かっても植物名は書かないで下さいね。
我家でハラホリヒレハレのことを私に聞いた方には、このことを話していると思いますし、
農学や生物学を専攻した方も聞いたことがあるのではないかと思います。
今回は写真が無いですが、分かった方が増えるのではないでしょうか^^
【おまけ】
折角なので時間を巻き戻して・・・、
Q.八重鑑別せよ!
(題名の無い作業日誌の得点とは関係ありません)
分かんねー!
という声が聞こえてきそうですね(笑)
では正解ですが・・・、
私も分かりません(笑)
見た目では分かりにくいですが、
具体的な鑑別方法はあるので気が向いたら記事にします。
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色々な鑑別方法があるようですが、「鑑別しやすい状況」を作るのがコツのようですね。
最近は色が出る品種も出てきたようですが。。。
PCR(polymerase chain reaction)じゃコストが合わないだろうしなぁ。
by Sekizuka (2007-10-09 02:12)
一応全部読んでるけど、全然わかりませ~ん^^;
なんだろう。。。
by toko (2007-10-10 19:20)
実は・・・わかってしまいました。ハラホリヒレハレの正体。
一種のカンニングです。すみません。。
一重咲きの次世代は八重と一重の比率が半々ということに
うちの人が興味を持って、遺伝学的にどうなってるんだろうと
調べただけなんですが・・・。
素人の私達からすると、通常だと3:1の比率を半々にした
その仕組みに充分に感心させられるんですが、
実際に育てる方からすると、まだまだ大変なんですね~。
by ろっきぃ (2007-10-11 02:42)
みなさん、おはようございます^^
>Sekizukaさん
今年初めて八重鑑別しましたが、
「鑑別しやすい状況」を作ること、重要かもしれませんね^^
しかしPCR法っていくらかかるんですかねw?
>tokoさん
たぶん、昨年に遊びに来ていただいたときに、
このことは話していると思いますよ^^
>ろっきぃさん
持ち込み可、カンニング可なので、ご安心を。
そこは記事を読む楽しみ方の問題なのでw
教えられて良かったか悪かったかは知りませんが、
連れ合いさんとしては、調べられずにいられなかったのでしょうw
by KAZU (2007-10-11 03:54)
ふっふっふ、わかってしまった。
私が知ってる八重と一重の花なんてこれとあれしかないもんね!
by どらむすめ (2007-10-16 18:31)
昨年遊びに来て頂いた時の記憶が風化していなかったようですねw
でも八重と一重がある花って結構ありますよ~。
春に買っていただいた花苗に八重咲きのもあったしw
by KAZU (2007-10-19 19:40)