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Audiの日本市場でのロードマップ(勝手な予測)-4 [audi info]

今迄集めてきた色々な情報をもとに、Audiの日本市場における車種別ロードマップを勝手に書きます。
第4弾はR8, TTの2車種です。ともに新型として販売開始されたばかりですのでロードマップ的な予測はしようが無いのですが、何かあるとすればルマンレースで鍛えているTDIエンジンの導入があるかもしれません。

R8:グループ企業であるランボルギーニ(ランボルギーニ・カヤルド)とプラットフォームの一部を共有しており、生い立ちそのものが本格的なスポーツカーと言えます(つまりTTのように乗用車をベースにしてスポーツカーの味付けしたものではない)。
この車種の販売により、(特に米国市場やアラブの富豪層に対し)Audiの目指すプレミアム性が数段向上したと言えるのではないでしょうか。

日本市場でもこの夏(2007年)から発売されており分厚いカタログがあるそうですが、1冊1万円程するのでR8オーナーのみに渡すそうです。
ま、カタログというよりオーナー用豪華写真集です。
2007年東京モーターショーに行けば、R8の実車とカタログが展示されているかもしれません。
(ちなみにAudiオーナーはモーターショーのAudi会場でキーを見せるとオーナー用の特別席(2階席?)に案内してもらえるそうです。)
R8ですが、今後は色々と手を入れていき10年ぐらいは現行プラットフォーム+フェイスリフトで販売を続けていくと思います。
その先(あるいはフェイスリフト時)にR10があるのか、Audiのプレミアム戦略に大いに期待したいところです。
(あるいはHONDA NSXのように一代限りなのか。)

TT:2006年に2代目となったTT。
初代の丸っこいデザインからすっかりとがった感じのデザインにイメージチェンジをしました。
結局初代の丸っこいデザインはTTとA2だけのもので終了したので、日本市場では初代TTだけが異質なAudiデザインとして残っています。
2007年にはRoadstarが追加されて、TTがAudi Japanの販売の約20%!を占める程の好調ぶりだそうです。
(Audi Japanは現在1,000台/月程度の販売を続けていますので、200台/月の納車がされていることになります。)
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ただしこういった車は需要が一巡してしまうと、そうそう数は出て行かなくなると思います。
(世界市場を席巻したMazda Roadstarも日本市場での販売に大変苦労しており、最近は日本市場で300台/月とかだったりします。)
初代TTは8年間程製造・販売されていますので、2代目から3代目へのフルモデルチェンジも同程度の期間をとって2014年頃となると考えられます。
外国車の場合、そうそう簡単にこういった車種のフルモデルチェンジはしないと思いますし、これは外国車の大変よいところで、今買ってもあと7年ほどはずっと新型とほぼ同じ見た目のまま(知らない人がぱっと見ても区別がつかない)で乗り続けられるというメリットがあります。
TTに乗りたいとか買いたいと思っている人は、早く購入する程旧型に型落ちしない期間がより長くあってお得と言えます。
今後はTTのSモデルやRSモデルのようなものも出てくるかもしれません。
TTの今後の計画について色々と知りたい人は、Audiディーラーの人と仲良くなってぜひ教えてもらってください。
日本市場で今後TTにどういった訴求をはかってくるのか、Audi Japanのお手並み拝見といったところです。

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Audi車日本市場ロードマップ記事Part-1, Part-2, Part-3, Part-4, Part-5


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