Audiの日本市場でのロードマップ(勝手な予測)-1 [audi info]
今迄集めてきた色々な情報をもとに、Audiの日本市場における車種別ロードマップを勝手に書きます。
第1弾はA1, A2, A3の3車種です。
A1:2007年の東京モーターショーでデビュー予定とされています。
欧州でエコカーとして展開し定着してきているディーゼルエンジン車ではなく、日本市場でハイブリッドエンジン車としてお披露目するあたり、かなり日本や米国のマーケットを意識した発表になる模様。
ターゲットはずばりBMW Miniですが、Miniがラインナップを拡大して迎え撃つでしょうから、どういった戦いになるか今から楽しみです。
販売は2010年とされていますが、ハイブリッドエンジンの搭載はその頃でいいので、自然吸気エンジンでもっと早く市場導入できないのでしょうか?
A1は200万円台前半から中盤の価格構成が中心になると思われますが、ハイブリッド車だと300万円台かもしれません。
A2:欧州では品質面での評価もすこぶる高かった車種ですが、すでに2005年で生産終了しています。
日本市場での販売も噂されていましたが、欧州での販売不振やオートマの設定がないといったことで、日本市場に投入されることなく一世代で生産が終了してしまいました。
A2での失敗を糧に、AudiのA1にかける意気込みは相当なものではないかと思います。
日本市場には並行輸入で何台かのA2が入ってきているようですが、滅多にお目にかかれないので遭遇した人はぜひ記念写真を撮っておいた方がいいのではないでしょうか。
日本の中古車市場では200万円程度のようです。
A3:現行ラインナップのうち1.6 Attractionは年内に生産終了し、年明けからは欧州で発売開始済みの1.4TFSI搭載車が導入されると思われます。(欧州では今のところ併売されていて、1.4TFSI車の方が15万円程度高い価格設定です。)
年明けのラインナップ見直しにあわせてユーロ高対応の価格改定もされると、来年からA3の最安値が300万円を超える事は確定的と言えます。(あるいはギリギリで298万円ぐらいはつけてくるかも?)
A3は日本市場での販売比率で35%を占める販売戦略上重要な車種であるので、1.4TFSIの投入や装備充実で価格アップをはかり、売上単価をもっとひきあげたいのがAudiの本音といったところでしょうか。
1.4TFSIと1.8TFSI, 2.0TFSIというエンジン構成+3.2 quattroというラインナップとなり、A3は大変スポーティーな車種となります。
来年にも欧州で販売されるという噂のオープンカーについては、数年前に3ドアの設定を無くした日本市場では見送りとなる公算が高いでしょう。
TTロードスターの販売が好調であり、また日本市場での価格が他の市場より比較的お手頃なため、オープンカーをのぞむユーザーにはTTロードスターをどうぞというところだと思われます。
追記:こちらの記事によるとA3のフルモデルチェンジは2012年ということです。
A3のNcap test ↓
Audi車日本市場ロードマップ記事Part-1, Part-2, Part-3, Part-4, Part-5
その後の自己フォローです。
A3の1.4TFSIの投入は結局2009年モデルからとなりました。
投入時期は外してしまいましたが、298万円という価格が見事的中しました。(でも、それぐらい誰でも想像できますね)
by u4 (2008-11-15 00:37)