生活習慣と学力の関係は… [子育て・教育]
和歌山県教委の小学4年と中学1年の計約2160人を対象にした生活習慣のアンケート
と共通学力診断テスト調査で、次のような結果がでたと新聞報道されていた。
朝食を食べる子どもは食べない子より試験の正答率が +16 ポイント。
小4で学校へ行く前に持ち物を確認する子の正答率は、しない子より+11.6ポイント、
家の手伝いをする子はしない子より + 8.5ポイント
家族との会話でも「よくする子」が「あまりしない子」より +12.1ポイント、
中1で家族との会話でも「よくする子」が「あまりしない子」より + 5.6ポイント
学習意欲に関する質問では、読書好きな子ども、自分はやればできると思う子どもの方が
正答率が高かったそうだ。
いいかえると、生活習慣がきちんとしている子どもの方が学習成績が良いとの結果である。
新聞では、生活習慣と学力の相関関係を裏付ける調査は全国的に珍しいというが、この結果
は当然でいろいろなところで調査されている結果とほぼ同じである。
生活習慣は学校だけでは対処できない。当然家庭でやるべきことである。
昨年の12/10-11のBLOG「OECD調査 学力低下問題について」でも述べたが、教育は
学校だけで成果の上がるものでなく、家庭の教育も同様に大切なのだ。