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子ども靴の選び方 [からだモノがたり]

春から長男は保育園の「幼児クラス」(http://blog.so-net.ne.jp/mamaru/2007-02-22-4)、つまり3歳児以上のクラスに進級する。

乳児クラスとの違いといえば、「自立・自律」。つまり、自分に必要なことは自分でできるだけの力が身に付いてきた、ということ。集団行動もできれば、いろいろと自分でモノを作ったり、お友達との関係を築いていったり、ルールの存在も理解できるようになり、いろいろな判断力も育ってくる・・・その入り口にさしかかっているということだ。

で、これまでは、保育園では裸足で生活していたのが「上履き」が必要になる、というので、お散歩がてら近所の靴屋さんに買いに行くことにした。

だいたい6時台には起床する早起きの我が家は、10時開店というと、もう待ちきれないくらい。で、今日も、10時だ!さぁ、お店が開いたはず!行こう!と出かけたが・・・あぁぁぁぁ。11時開店?!きゃー、予想外!

果てどうしよう?近くには公園もある。でもなぁ・・・今日は寒い。体調不良の子ども達を連れて公園で過ごすのはちょっとまずい。では、家に帰るか? それもなんだかなぁ・・・あと30分だもんなぁ。そうだ・・・長男は出がけのトイレも忘れたし・・・。

で、近くの緑モスに入ることにした。ま、モスくらいだったら、たまにゃジャンクフードも悪くなかろう、ということで。トイレもあるし、ベビーカーでも入りやすいしね♪

モスでは、長男がたまのお楽しみで大好きなフライドポテトと、それから期間限定の青森リンゴを使ったシェイクをおやつということで、ママはホットココア、そして、ふと見たら、モスごはんシリーズなんていうのが出てたので、興味津々で「豆乳チャウダー」というのを注文してみた。

モスだったら、まぁ、材料も悪くないだろう、と、勝手に信用しているのだが、普段ちょっと食事に気をつけるようになると、外食って「イメージ」で判断してるだけで、本当にその食材が使われているのか、例えば、入っているブロッコリーは国産なのか外国産なのか、とか、全然わかんないんだよなーとか気づく。また、味つけもちょっと濃いし、塩辛い。ま、たまにはそれもいいけどね。

で、豆乳チャウダーは、これ、我が家でも真似っこしちゃおう!と思ったよ。要は、豆乳を基本にしたクリームシチューがご飯にかかってる・・・って感じ。上手にレシピができたら、また、お料理記事で紹介できればな、とネタを仕入れた感じになったのでした♪

そうして、ようやく11時。再び靴屋さんへ。

その手前には、お花屋さんがある。さっき、通りかかったときにも見て歩いたんだけど、春の花屋の店先ほど、私を誘惑するものはない。あぁ、植えたいなぁ・・・でも、これから忙しくて面倒見られなくなるしなぁ・・・ということで、指をくわえていたのだが・・・。

長男が
「ボク、イチゴ育てる!」
と、先ほど教えたワイルドストロベリーの鉢植えを買うという。
お店の人に聞いたら、水やりもそんなに頻度が高くないみたいだし、イチゴはそもそも丈夫だし、うまくいけば可愛い実がついて食べられる。
自分で、責任持って育てて、で、ご褒美にイチゴを食べたら楽しかろう、と思ったので購入決定。
420円。なので、500円玉をあげて
「こんにちは!くださいな!」と自分でお店の人に声をかけて、買っておいでと背中を押す。

ちなみに、長男は、1歳代のころからスーパーで自分でかごを押して、納豆とか入れて(お菓子は入れないで、納豆や野菜、魚が好きらしく、そればかり買いたがる)、買い物をするのが大好き。で、パン屋さんもごっこ遊びより、近所のホテルのパン屋でトングを使って購入することを先に体験して、3歳のいまは、もうほぼ一人でお買い物ができるかな?どうかな?という感じになっている。まだ、交通ルールの安全確認やお金の管理などが完全にできるわけじゃないから、お使い経験はまださせてないけど、まぁ、のんびりこうして、少しずついろいろ日常生活を経験している。

ベビーカーにいちごの鉢をぶら下げて・・・。
で、ちょっと寄り道をしたが、いよいよ靴屋さんへ。

近所のなんということのない小さな靴やなのだが、一応シューフィッターの免許があるという。
そうだ、最近、悩んでいる子ども靴の選び方を聞いてみよう。

子ども靴の選び方は本当に難しい。
靴選びは慎重に、大事に、って言われても、基準がどうも分からない。
インターネットにも、雑誌にも情報は乱舞しているが、けっきょく、商品につながっているか、マニアックであるか、「ほどほど」の生活感のある知識がわかりにくいのだ。

お店で聞いてもどうもぴんと来ないし、近くには予約制で職人肌の高級子ども靴のお店もあって資料ももらったりしたんだけど、どんどん大きくなる子どもにん万円台の靴を買うほど我が家は豊かではない。かといって、安かろう悪かろう、で、子どもの足が悪くなるのも嫌だ。

で、この近所の店、というほどよい生活感のところで、専門知識を得られるなら、我が家にとって一番わかりやすい基準になるのではないかな、と思って。

今回は、上履き850円を選ぶ。
「サイズは?」
「16か17です。メーカーによってもサイズが違うし、いまいち選び方がわからなくって・・・子ども靴って0.5刻みじゃなくて1センチ刻みなんですよねぇ」
で、おじさんが出してきて、息子に上履きを履かせてくれる。
「子ども靴は昔からそうだね。あぁ、16センチはもう2~3か月で履けなくなるし、足が当たるね。17センチだ!ほら、触ってご覧」
「えっ?つま先にこんなに余白があっていいんですか?」
「うん。16センチだと、自分で履けないし、すぐ履けなくなるし、足がほら、当たってるだろ?」
履き替えて触らせてもらうと確かにきつそうだ。

でも、ジャストフィットの靴を選ぶ方がいいんだと思って、そうしてたかも・・・(汗)
「大人もそうだけど、親指が1本後ろに入るようなのがいいの。で、ベルトや紐で固定して、前に滑らないようにする。つま先にはゆとりがあるんだよ。だいたい1センチのゆとりね。パンプスなら0.5センチ」
なるほど!

「あのー。ちなみに今、履いているのはどうです?」
ABCマートで購入したホーキンスのスニーカー。
今まで息子には高級靴から格安靴までいろいろ履かせてみたのだが、どうも、このあたりが、我が家の価格帯としてちょうど手頃だし、また、息子の足に合ってるようで、歩きやすそうだし、履きやすそうだったからホーキンスはいいな、と思って定番にしようかな、と思っている靴。
なんせ、我が家は家用と保育園用と常に2足ずつ用意しなくちゃいけないもんで、2足買って、まぁ、5000円くらいだと嬉しいわ、って選択でもある。

無印の靴も良かったんだけど・・・どうも靴専業じゃないからか、シーズンが代わると靴が全然代わってしまい、サイズが前の靴選びと同じ基準で選べなかったりして、選び方が難しいのだよね。
良かった!っていう靴が次のシーズンにはもうなくて・・・あぁ、もう一つ買っておけばって思ったり。

「ホーキンスのそれはいいと思うよ。でも、もうちょっと小さいから替え時だね。あとは、ブルックスなんかもいいよ。やっぱり5千円くらいまでだよね。日常的に買えるのは。だいたい最初の靴は超高級なのをおばあちゃんとかに買ってもらうんだけど、自分で買うとなると、それくらいだよね。それに、高い靴だからと合わないモノを長く履くより、ちゃんとこまめに買い換えてあげるようがいいし。今は日本の靴もかなりいいよ!」
とのこと。専門家がそういうのだから、安心する。

「そういえば・・・長男はたまに歩いていて足が痛いって言うんです。抱っこしてほしいだけかなぁとも思うんだけど、でも、結構よく言うから本当に痛かったら・・・と思って。靴選び、悩んでいたんです」
「どこが痛いっていうの?」
「土踏まずのあたりですかねぇ」
「靴で痛いんだったらだいたいつま先だね。気になるなら小児科の先生に診てもらいなさい!いっぱい足を見てるから、診断してくれるよ!」
なるほど、小児科か!そういう使い方があるとは知らなかった。

で、最後に、「FHAシューフィッターズクラス」の資料のコピー「子ども靴の合わせ方、選び方」というのをくださった。読んでみると、ドイツの話題もあり、日本の話題もあり、研究に基づく資料で非常にわかりやすかった。

いやー、まさか身近な靴屋さんで、こんなに丁寧ないい情報が得られるとは。

ちょうど今、読んでいる「ちいさい・おおきい・つよい・よわい」最新号が最近の興味のある免疫で、次号が靴選びだから、買ってみるかなぁ・・・とか思ってたんだけど、独学より専門家に聞くのが早いし、悩んだらこの靴屋さんに相談すればいいかな、って。

独学は、私、好きなんだけど、けっきょく、靴の選び方も積み木の選び方(http://blog.so-net.ne.jp/mamaru/2007-03-02-1)もそうだけど、本でもインターネットでも今はいっぱい情報があって、ともすると「マニア」の世界に陥っちゃって、すごいお金がかかることになっちゃったり、逆に、どう選べばいいのかわからなくなったり、知識がないとただ不安になったり(なので、私はさまざまな専門家や素人=ママ友・・・などなどいろんな立場の多角的にいろんな人から話を聞いたり、関連情報を他の本で読んで知ろうとバランスをとるのだが、それはそれで面倒な作業で。まぁ、研究好きだから楽しみでもあるんだけど・・・)「生活感」にしっくりくる選択ってなかなか難しいんだよね。かといって、へんなもの買うのは嫌だし。

で、モノにこだわるあまり、本当に大切なことが見えなくなってしまうのも嫌だし。

ま、私の場合、基本的に感覚で選んでて、両親のおかげで割とそういうカンが鍛えられているらしく、あまり何事も大きな失敗はないんだけど・・・。でも、買ってみたけど、よくなくて・・・なんて小さな失敗は都度都度あるし、そういう散財をすると非常に悔しい!もったいないしさぁ。

ブログを書くようになって、その「カン」の根拠を探るようになり、そして、文章として書き留めるようになった。ときどき、うんちくたれ、みたいで、自分で記事を読んでいて、苦笑しちゃうんだけど、まぁ、それはそれで自分の過程だからすごく面白い。また考える過程で、いろいろとわかることもあって、そして思考は脱線しちゃうんだけど・・・。

皆さん、いつもおつきあいくださってありがとう♪

そうそう、そういえば、ソメイヨシノ、気の早い樹には、1つ2つ開花したものもあり。でも、まだ、つぼみの先から濃いピンクの花びらが見えるかなー、見えないかなーってところ。早咲きの白っぽいさくらはもう1~2分咲きだったけど、ソメイヨシノの開花はまだ来週の週末以降かなぁ?

しかし、スミレにハナニラ、タンポポなどなど、春のお花がいっぱい咲いてるね!
木蓮やこぶしはもう盛りを過ぎちゃったけど・・・。

長男に花の名前を教えながら、ゆっくり歩くひとときって幸せよね。
春は本当にお散歩してて楽しいわ☆


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とど

靴選びかあ。簡単なようでいて、奥が深いものですね。
私が小さい頃なんて、キャラクターの靴さえ履ければ
よかったけれど(安かったし)、ゴムとかでできてて、石
やなんかを踏むと痛い思いをした覚えが・・・。子どもに
選ばせるとキャラクター物になってしまうけれど、子どもの
足にあったものを買うほうがいいんですね。近くに親切な
靴屋さんがあっていいですね。
by とど (2007-03-17 21:53) 

これまた、タイムリーです!!
我が子も今日、靴を新調しました。行った靴屋さんで、ちゃんとサイズを測ってもらい、何足か気に入った物を試して、買いましたが、
今まで自己流だったな〜って、反省したんですよ〜。
やはり足の形にあったものをはかないと、上手にとんだり跳ねたりできませんものね。靴は大切ですね〜。
いちごの収穫。たのしみですねえ〜!!!
by (2007-03-18 00:18) 

さとぞう

靴選び難しいですよねぇ。私は全然こだわりはなかったんだけど、1cm刻みというのが曲者で。同じように1年前上履きをえらんだんですが、うちの娘は足が小さく、14cmを買ったら、さすがにキツイとな。15cmを買ったらちょうどいいとな。だんだんキツイといいはじめたので、16cmを買ったらゆるいとな。別の店で別の15cmをかったら、これならいい、とお墨付き。
で、いまだに15cmです、たしか。
by さとぞう (2007-03-18 07:54) 

mamaru

中敷きとか上手に使うといいみたいですけどね~。
去年の夏、無印で購入したものは、中敷きで0.5の調節ができるようになっていて、こいつは便利だ!でした。
標準装備になってるといいのになぁ、と思って。

底の硬さも友人は厚いのは良くないと言われたとか言っていたけれど、ぺなぺなもどうかなーって思うし・・・。

近所の靴屋さんで、思い切って聞いてみてよかったです(^^)
指1本分っていう目安があれば、ブランド問わず試せるし。
職人肌の靴屋さんに行き出すとそこしか買えなくなりそうで(笑)
by mamaru (2007-03-18 13:10) 

はじめまして。出産して0ヶ月の娘を持つママになりました。
色々と育児についての参考にさせていただきたいと思います。
今は、母乳育児についておっぱいブルーにはまりつつありますが、なんとか気楽に育児ができたらと思ってます!
by (2007-03-18 14:28) 

みやじー

オォ!何とタイムリーな話題だ!今日上履きを買いました。やはり同じようなタイプですがこちらは1280円…。キャラクターの分高かったか…。

きちんとした靴屋さんでいいですね。なかなかそこまでしっかり説明してくれるところってないじゃないですか…。
by みやじー (2007-03-18 16:59) 

mamaru

atu-youさん、はじめまして☆
べびちゃん誕生おめでとうございます!!
産後100日までは何かと大変ですが、過ぎてしまえばすべていい思い出ですよ~。私も「からだモノがたり」のところで、いくつか書いていますが、ほんと、おっぱいでは苦労しましたし・・・。悩んだら、保健センターや母乳外来、桶谷式などなどいろいろなところで、おっぱいの応援団がいますよ。桶谷式も、記事ありますが食事制限とかもないし、保健センターのはタダだし。母乳で頑張りたいって言ったら皆さん応援してくれるから、うまく利用するのがコツです。
また、悩んだり苦戦したら、ぜひ、遊びに来てください♪
いつでもお待ちしていまーす。

みやじーさんところは2歳児クラスでも上履きなんですね。
へぇ、上履きでもキャラものがあるんですね・・・しらんかった!
そうそう、予防接種の記事も書いてみましたよ。
こないだ関心がっておっしゃっていたから参考になればと思い。
よろしければ前記事もご覧くださいませね。
by mamaru (2007-03-18 20:21) 

あっこ

靴は我が家もいろいろ悩んだんだけど、
今一番気に入っているのは、コンビの中敷で調節できるタイプのもの。

歩きやすいみたいで、その前はいていた出産祝いにもらった
ブランシェスやファミリア、コムサのものより
しっかり歩けるようになったので、
やっぱり靴は靴屋か赤ちゃんブランドだよな、
としみじみしていたところだよ。

でも、靴って難しい。これからも悩みそう・・・。
by あっこ (2007-03-21 01:30) 

mamaru

コンビも中敷き調節あるんだ!
へぇ。今度見てみようかな。
次男のファーストシューズに。

上記の靴屋さんは、ナイキなんかもいいって言ってたよ。
確かに長男のセカンドシューズでは相当活躍してた!
歩きやすそうだったよ。

我が家はかつて長男に購入した無印やコムサの靴でも、「当たり」はあってね。足に合ってたんだと思う。でも、次にそれと同じのを買おうと思うと、モデルが変わっていて、今度は合わなかったりしてね・・・。

要は沓形で管理しているところの靴の方がはずれがないな、っていうふうにおもったんだよね。

悩んだときは親指1本分!これ目安だそうです。
by mamaru (2007-03-21 08:28) 

mamaru

ちなみに、丈夫な子どもを育てるとか、アレルギーを改善するというところで医学的な知識を積み重ねていくと、必ずといっていいほど「合った靴を履け」という話に行き当たります。

そのときの、「いい靴」の指標はブランド云々とかではなく、「サイズが合った靴」で「子どもの本来の動きを妨げない靴」という意味のようです。
で、3か月ごとぐらいにサイズを確認することが大事のよう。

靴選びも難しく考えず、指1本分の隙間が入る、そして、こどもが歩くのに快適なものであるか、という基準で選べば、まず、悪い靴にはならないのじゃないかしらね。
by mamaru (2007-03-21 21:04) 

あっこ

なるほどねえ。
足ってやっぱり人間の基本なんだろうね。

コンビは今すごくお気に入りで、毎日はいてるんだけど、はかせる側も
はかせやすいよい靴だよ。うん。
by あっこ (2007-03-26 11:34) 

mamaru

そうそう、足は基本みたいよ!
大事にしないとね~。
by mamaru (2007-03-27 21:46) 

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