子育てには手間と知恵、そしてお金がかかる! [A5 乳児]
◆リード:現在8歳の長女アキコが幼かった頃のことがふと思い出された。振り返ってみると、母である妻も父である私も、親としては当時1年生からのスタートであって、多くのことを学びつつ試行錯誤しながら、精一杯ー手間と知恵そしてお金をかけてー子育てをしてきたと思う。
2007.1.11 検索HP『家族の広場』へ
子育てには手間と知恵、そしてお金がかかる!
なぜか、現在8歳の長女アキコが幼かった頃のことが、ふと思い出された。
振り返ってみると、母である妻も父である私も、親としては当時1年生からのスタートであって、多くのことを学びつつ試行錯誤しながら、精一杯ー手間と知恵そしてお金をかけてー子育てをしてきたと思う。
◆アキコがまだ妻のお腹の中にいた頃である。
私「タカちゃん、(妊婦が)レシチンを食べると、かしこくて健康な子が生まれるらしいよ。(レシチンは)高いけど、やってみようよ。」
妻「うん。」
こうした会話があって、レシチン購入となった。妊娠期間中ずっととはいかなかったが、何缶か購入して食べさせた。妻を通してアキコに。
◆その当時から胎教はとても大切だ思っていたのだが、どうしていいのか分からない。そこで、『よいこになれシリーズ胎教セット おなかの中でスクスク編』(15,540円 七田教育研究所)の購入となった。
それについてきた本やビデオを見ながら、胎教などについていろいろ学んでいたことを思い出す。特に、妻が口にするものー食べる食事ーに気を付けるようになった。
妻は、当然なのだろうが、絶対アルコール類は飲まなかったし、薬の類も気を付けていた。
◆以前のブログ記事「ハウツー0歳児の育児」や「ハウツー1歳児の育児」に書いたように、『よいこになれシリーズ0歳児セット 右脳もいっしょにハイハイ編』、その続編『よいこになれシリーズ1歳児セット ことばと心のヨチヨチ歩き編』(13,440円)を購入し、その後も育児の仕方を勉強してきた。
何せ子育て1年生という自覚があったし、我が子にできる限りよい生育環境を与えたかったからである。
冷蔵庫に、先に紹介したセットに入っていた「今月の子供の様子と働きかけ、ワンポイントアドバイス」を貼り、それを見ながら「今月はこんなことができるようになるんだな。」「こんな働きかけをするといいんだな。」とやっていたことを思い出す。
◆誕生後、まだしゃべれなかった頃だったと思う。
実母「こんな絵本なんか読んであげたらいいじゃないのけ。」
(しかしアキコは、実母の絵本は見向きもしない。)
私「そんなのまだ早いて~。このレベル(『いないいないばあ』)がいいんだて。」
私「いないいない、ばあ~。」(『いないいないばあ』を読んでやる。)
アキコ「キャッ、キャッ」と笑う。
「本好きな子にしたいんだ。 それには読み聞かせが一番なんだよ。」
こう妻に話して、アキコには私が入園前のずっと幼いときから毎日絵本を読み聞かせていた。
2歳頃繰り返し、繰り返し読んであげた本に、いわむらかずお『14ひきの~』ねずみシリーズがある。私は、「この本にあるような幸せな家庭を築いてくれたら」という願いを込めて読み聞かせていたのだった。
その読み聞かせの習慣は、現在も脈々と続いており、おかげでアキコは本好きな賢い子になった。
◆結婚して、はじめの2年間ほどは、実母と同居していた。その後、私が現職のまま大学院で学ぶことになり、世帯用学生寮に入った。そこで、妻とアキコ(2歳~3歳)との3人の生活が2年間続いた。
私「今の時期に思い切り走っていると、足の速い子になるんだよ。」
こう言って、私は、大学院のキャンパスで、夕方あるいは夜アキコと一緒によくかけっこをしていたことを思い出す。アキコは私に負けまいと精一杯走っていた。私はといえば、アキコが精一杯の力を出すように、加減しながら走っていたのだった。
このおかげもあって、小学生になったアキコは(幼稚園から)かけっこが速かったと、
思っている。
大学のキャンパスでアキコを肩車したり手を引いたりしながら歩いていると、女子学生たちに「この子、かわいい!」と言われると、なんだか自分がほめられたみたいにうれしかった。
◆私(ゴキブリが出た!蛾が出た!と言って大騒ぎしている妻に)
「タカちゃん、お母さんが怖がるものを幼い子供は怖がるようになるんだよ。怖くないふうをしていたがいいよ。」
私「ケーキなんかの砂糖は、1歳4ヶ月ぐらいまで与えない方がいいんだよ。」
(我が家では、長女アキコも次女クニコも2回目のクリスマスケーキまで絶対にケーキ・ソフトクリームの類は与えなかった。)
私「お姉ちゃんになるアキコをよい子に育てることが、次の子への最高の贈り物になるんだよ。しっかりとアキコを育てよう!」
◆母である妻も、父である私も、言わば親としては1年生からのスタートである。
我が子にはよりよい環境を与えたいが、何が正しく、どんな働きかけが正しいのかよくわからない。
そこで、先に紹介した育児セットもそうだが、七田眞氏や田中貴美子氏などの育児の本も読んだし、親業・アドラーの理論に基づ育児法(smile)、7つの習慣、NLP……などの子育てに直接あるいは間接に役に立つセミナーなどからも学んできた。
手間とお金をかけて、子育ての知恵・方法を学んできたのである。
買い与えたほるぷの絵本シリーズなどもそうだが、子供に与える教材についても、お金をそれなりにかけたきた。
そしてその都度、これは良いと思ったことは、我が家に取り入れてきた。
お金は後でも貯められる。今しかできない子育てにお金をかけるべきだ!
子供が小さいときから、早いうちから教育に手間とお金をかけた方がよい!
小さいときの経験こそが大切だ。小さいときのかかわりこそ大切だ。小さいときの方が容易に身に付く。小さいときの方が才能がある。小さいときから教育した方が複利の効果が出る……こう思ってきた。
このスタンスは、現在も変わらない。
これらは、我が子にできるだけよりよい環境を与えてあげたいという親心からだったと思う。
子育てには、手間も知恵そしてお金がかかる。そして、それらは間違いなく親の愛情の具体的表現である。
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◆キーワード:1 子育ての方針 2 親の構え・思い 3 教育費
◆留意点・その他:
私も息子には相当お金と手間、すべてをかけているにもかかわらず
娘には・・・・・・・・・( ̄~ ̄;)ウーン・・・
本当典型的な息子・自由奔放な娘(妹)になって
しまった感じです。
by ともれいっち (2007-01-11 13:16)
>ともれいっちさんへ
手間というか関わりは、大学院に私が行っていてゆとりがあった分、アキコとの方が多いです。
また、アキコが初めて使って、お下がりをクニコが使っているという意味では、お金もかかっていません。(例えば、ほるぷの絵本シリーズ)
でも、クニコの方が恵まれていることが間違いなくあるのです。それは、お姉ちゃんであるアキコの存在です。クニコは、アキコがいるおかげで、話し言葉も運動も人との関わりもあらゆる面で、アキコの時よりも成長が早いです。
「(クニコが○できたのは)お姉ちゃんのおかげだね。」と、クニコにもアキコにも言っています。
あと、七田チャイルドアカデミーには次女しか通わせていないので、その点はクニコの方が恵まれているかもしれません。
by 泉河潤一 (2007-01-14 18:04)
こんにちは、久しぶりに拝見しました。
今回も楽しく読みました。
我が家はただいま、1歳の息子の子育て中。
やっぱり同じように、手間とお金をかけている(かけたい?)と思っています。
全速力でかけると足の速い子になる、というくだりは面白かったです。早速家でもやってみようかなあ。
今、かけっこ&ジャンプの大好きな息子です。
by (2007-01-21 16:45)