Mのブツ欲日記

SHIPS オリジナルシャツ　１４,７００円　　[買ったモノ] [編集]

分別ある大人の着こなしとは。

自分はまだまだ田舎の山猿だなあと思い知らされることがある。

とっても洗練された、いわゆる都会的な着こなしをしている人にあった時。

自分がチャラいアイテムを身につけている時だったりすると、もう赤面ものだ。

穴があったら入りたいとはまさしくこういう時の状況を指す。

そういう人はだいたいワタクシと同世代か、やや上の方が多い。

具体的にどういう着こなしをしている人かというと、

品と遊び心を併せ持っている、というのが一番近い表現か。

間違ってもメディアが煽る流行りモノは持たず、

高級ブランド然としたアイテムなども身につけていない。

かといって単に「いい人」っぽく丸くおさまってなく、

なんというかノイズを発している。

大人の分別がありながら静かに主張しているわけです。

で、それを実現している要素のひとつがカラーリングの妙。

色合いのコーディネートが明るくて綺麗。

アイテム単体で見るとちょっと派手かな、と思う色も

ちょうどいい塩梅に着地させている。

高級ブランドの御威光やお目立ち素材などに頼らずともトンがってる。

まさしく、これぞ「センス」としか言いようが無い。

 

で、そういう人に一歩でも近づこうとシャツを買いました。

SHIPSの「Made in France」シリーズ。

ギャルソン・シャツと同じ工場で作ったものだそうです。

デザインなどはまったく普通で、素材はナチュラルに綿100％。

モードブランドにありがちな「あざとさ」が無いのがいい。

そしてこの色合い、とっても綺麗だと思いませんか？

この時期はついつい安易にダークトーンのアイテムを選びがちですが、

思い切って明るめをいってみました。

以前どこかで書きましたが、

日本人は髪の色も目も黒いので比較的明るい色が似合う人種だと思う。

トシをとると肌がくすみがちなので、

なおのことシャツやセーターなどは明るい色を着たほうがいい。

着た感じはクタッと柔らかいので、新品でもこなれた感じが出る。

とりあえずツイードのベストとレザーのキャスケットを合わせてみました。

さてさて一歩でも近づけるかな。

男42歳のチャレンジだす。

このスタイルでＭ号に乗ってトーキョー探索したら楽しそうだ。

M号＠絵画館前