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ロバートワーナー キャスケット 50,400円 [買ったモノ]

ハットしてグッド(最終章)

【Mのバザール】(これこれ)で得たお金で買いました。

落札していただいたみなさん、本当にありがとうございました。

おかげさまで理想のキャスケットが手に入りました。

 

ここのところハットを探していたのは過去の日記でも書いてきましたが。

街でのバッティング率が異様に低く、クオリティが死ぬほど高く、

そして赤のROCK系というのをずーっと探していました。

まあ近いかな、というブツはそれなりに見つけたものの

心から震えがくるような「ど真ん中のビンゴ」といのはなかなか見つからず。

正直、ちょっと諦めかけていたんですよね(お金も無かったし)。

ところが、このブログでロバートワーナーのことを書いた直後

「そういや最近チェックしてないなあ」とビームスに行っところ・・・・。

やあ、これがあったわけです。

自分のリコメンドに影響されて自分で買うという

一人リコメンド・エンジンの様相を呈していますが。

いいものは、いいと。

 

ところでこのキャスケット、ミシンを一切使わず、

紐でディアスキンをつなぎ合わせる「レーズステッチング」という超絶技法を使った逸品。

ビームスのスタッフの方によると、なんでもロバートワーナーの先祖がネイティブ・アメリカンで、

文化としてこうした手縫いが継承されているんだとか。

いかにも手作り感満載で、カラーのムラ具合もまたいい感じです。

 
TOPのコンチョがネイティブ感を醸し出してます。

 
以前の日記でもちょこっとだけ紹介しましたが、ロバートワーナーのことを少し。

1945年ハリウッド生まれで、ヒッピーカルチャー全盛期の1970年から10年間、

“North Beach Leather” のメインデザイナーを務め、

スティービー・ワンダー(!)や、ジミー・ヘンドリックス(!!)

といったミュージシャンのレザーウェアをデザイン。

1980年に1度引退するものの、1997年に自身の名を冠したブランドで

レザーアートの世界にカムバック。

1998年にはウィノナ・ジャッド、スティーブン・タイラー(AEROSMITH)等の衣装を手掛け

またまた話題に。

2005年には初来日を果たしています。

基本的にこの御仁、レザーのビスポーク職人なんですよね。

受注会をビームスでもやったそうですが、 1対1の対面で客のオーダーを聞き取り、

レザー製品を手作りしていく、というタイプ。

なのでいわゆる既製品がそう出回るデザイナーじゃないんですよね。

ビームスには数点アイテムを置いてありますが、

初めて生で触れたときはビックリした、というのが正直なところ。

見ただけでワタクシのような素人にもクオリティの高さはビンビン伝わり、

触っただけであやうく昇天しそうになりました。

とくにビームスの店頭でまず目立っていたのがこれ

ハッピー&ヒッピーな感じがとてもかっこいいですよね。

これなんか買える価格なら即効いってたよな、という一品。

 

いやあ、こういうのこそ一生モノと言のでしょうね。


2006-11-13 06:57  nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(1) 
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Leo

購入されたロバートワーナー、これのことでしたかー!  聞けば聞くほどロバートワーナーの良さが伝わってきますねー。うらやましいですw
by Leo (2006-11-13 10:48) 

M

Leoさん、こんにちわ。
大物ブランドの小物買いです。
さすがにレザージャケットに50万も60万も出せません。
ビームスで、受注会の様子を写真で見せてもらいましたが、
ワタクシよりも全然若いお兄さんが客として写ってました。
うらやましい、というより怪しい。
by M (2006-11-13 12:27) 

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