記事 での「学史」の検索結果 45件
近藤1964「戦後日本考古学の反省と課題」
近藤 義郎 1964 「戦後日本考古学の反省と課題」『日本考古学の諸問題』考古学研究会十周年記念論文集:311-338.前々回の記事でその一部を引用して指摘したように、半世紀を経て少しも劣化しない、い..
タグ: 日本考古学 歴史観 学史
戦後意識
「戦後意識」なるものが問われている昨今である。 「楽浪の調査研究は、戦争がひどくなってからも細々とつづけられ、昭和17年と18年には石厳里で木槨三基が、また18年と19年には同じく石厳里で塼槨四基が調..
タグ: ポストコロニアル 侵略考古学 学史 戦争責任
俵2008『境界の考古学』
俵 寛司 2008 『境界の考古学 -対馬を掘ればアジアが見える-』ブックレット<アジアを学ぼう>12、風響社「日本考古学会が対馬で発掘に臨んだ志多留貝塚・大将軍山古墳(現上県町志多留)、賀谷洞窟(現..
タグ: 学史 批判精神 境界
黒沢2002‐8「本から見た日本の考古学」
黒沢 浩 2002~2008 「本から見た日本の考古学[1]~[63]」『日本古書通信』第879号~第947号トリッガー2015『考古学的思考の歴史』に対応するような、「つらつら列挙する発見の年代記」..
タグ: 文化財返還 学史
2:トリッガー2015『考古学的思考の歴史』
「古典考古学の保守性の主要因は、大学院生が海外にでかけて、通常は大規模で長期にわたる発掘プロジェクトのためにつくられたヒエラルキー構造内で調査を実施せねばならないことにある、と[Dyson 1989・..
タグ: 研究姿勢 学史 文化史的考古学
1:トリッガー2015『考古学的思考の歴史』
B・G・トリッガー(下垣 仁志 訳)2015『考古学的思考の歴史』同成社(Bruce G. Trigger 2006 A History of Archaeological Thought 2nd e..
タグ: 世界考古学 学史 現代思想
日韓会談文書公開運動の成果と課題(予告)
日韓会談文書公開運動の成果と課題 -日韓条約締結50周年を前にして-日時:2014年12月23日(火・休) 午後1時半~4時半(開場:午後1時)場所:東京しごとセンター セミナー室(JR・地下鉄飯田橋..
タグ: 学史 侵略考古学 戦争責任
河村2014「日本考古学史における自民族認識」
河村 好光2014「日本考古学史における自民族認識」『日本考古学』第37号:19-36.本論の要約とも言える文章が、ほぼ同時期に出た(河村2014「考古資料から民族はどう描けるか」『考古学研究60の論..
タグ: 日本考古学 学史 論文体裁
五十嵐2014b「書評 小野勝年・日比野丈夫『陽高古城堡』」
五十嵐2014b「書評 小野勝年・日比野丈夫『陽高古城堡 -中国山西省陽高県古城堡漢墓-』東方考古学叢刊 乙種第八冊、六興出版(1990年7月)」『韓国・朝鮮文化財返還問題連絡会議年報』第3号:12-..
タグ: 植民地意識 考古誌 学史
全2013「「土俗学」から「民俗学」へ」
全 京秀(山 泰幸・金 広植訳)2013 「「土俗学」から「民俗学」へ -日本人類学史に現れた学名の変遷と学問のアイデンティティー-」『日本民族学の戦前と戦後』東京堂出版:226-271.「本稿で問..
タグ: 倫理 土俗 学史
小熊2001「金関丈夫と『民俗台湾』」
小熊 英二 2001 「金関丈夫と『民俗台湾』 -民俗調査と優生政策-」『近代日本の他者像と自画像』柏書房:24-53.「ある人々を調査し、描きだすとき、調査や表象を行なう側は、どのような意図を抱いて..
タグ: 戦争責任 学史
小野・日比野1990『陽高古城堡』
小野 勝年・日比野 丈夫 1990 『陽高古城堡 -中国山西省陽高県古城堡漢墓-』東方考古学叢刊 乙種第八冊、東方考古学会、六興出版「中国山西省・陽高古城堡の漢墓は人骨とともに玉匣、羊形鎮子、戈の柄頭..
タグ: 学史 戦後責任 文化財返還