記事 での「読書」の検索結果 2,722件
ピエール・ルメートル 悲しみのイレーヌ(2015文春文庫)
原題“Travail soigné ”丁寧な仕事。邦題より本書の中身を的確に表しています。パリ警視庁「カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ」の第1作。先に読んだ第2作『その女アレックス』で..
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ピエール・ルメートル 天国でまた会おう(2015早川書房)
←映画 第一次世界大戦終結間近の1918年11月、西部戦線で戦う若いフランス兵アルべール、エドゥアールとプラデル中尉、3人の話です。
プラデル:没落貴族の末裔。戦争で英雄となり余剰軍..
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良かったら一緒にどう?
年末な今日この頃。
年末年始を避けて12月上旬に高雄へ行ったところもあるので、
家でゆっくり読書です。
で、なんとなく書店で目が合って手に取った小説が当たりだったので。
誰が勇者を..
タグ: 読書 誰が勇者を殺したか
ピエール・ルメートル その女アレックス(2014文春文庫)
パリ警視庁犯罪捜査部カミーユ・ヴェルーヴェン警部が活躍する「警察もの」です。この手のミステリーは数多くありますが、個人的には、ハミ出し刑事と助手のシリア移民、二重人格の女性秘書の登場する..
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高村薫 土の記 (下)(2016新潮社)
続きです。
その夜も、ふと昭代が煮つけたヘラブナの甘露煮の味が舌に甦ってきた瞬間、台所に昭代が立っているような気がして、思わず振り返っていたものだった。幻に見たのは、ヘラブナを並べた..
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高村薫 土の記 (上)(2016新潮社)
奈良県・宇陀、三百年続く山間の旧家で、妻を亡くして一人で暮らす72歳の男の物語です。 東京生まれの伊佐夫は、関西の家電メーカーに就職し昭代と見合い結婚して上谷家に婿養子に入ります。上谷家は代..
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ゲイブ・ブラウン 土を育てる(2022NHK出版)
副題は「自然をよみがえらせる土壌革命」。畑は耕すものと思っていたのですが、耕さない、土を起こさないという「不耕起栽培」という農法があるそうです。著者は、アメリカ、ノースダコタ州で2400万㎡の..
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積読 中村真一郎 王朝文学論 (4) (1971新潮社)
訂正→道長の父親は兼家
『源氏』以後
『源氏物語』はその後の日本文学の伝統を決定した。 まず、次の世代の文学者たちは、一斉にこの作品に刺激されて、物語の制作に熱中..
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積読 中村真一郎 王朝文学論 (3) (1971新潮社)
源氏物語
『源氏物語』が書かれたのは、10世紀末〜11世紀初めの摂関政治の時代、藤原道長、一条帝の時代です。藤原兼家の娘詮子が一条天皇を生んだため、兼家は摂政関白となって政権を握ります。嫡男..
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積読 中村真一郎 王朝文学論 (2) (1971新潮社)
紫式部は『竹取物語』を「物語の出で来はじめの祖」と書いているそうです。『竹取物語』に始まる平安文学を教科書的に並べると、
910年以前『竹取物語』物語935年頃『土佐日記』紀貫之 成立時期不明..
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『民族の光輝』挿絵+伝承
〔EVE Online 公式短編小説〕「民族の光輝」
〔↓当方の個人的なドロップボックス容量上のリンク↓〕
https://www.dropbox.com/scl/fi/zmc289519uj..
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積読 中村真一郎 王朝文学論 (1) ( 1971新潮社)
小説家で評論家でもある(あった)中村真一郎の平安朝文学論です。扱われるのは『竹取物語』『宇津保物語』『落窪物語』『夜半の寝覚』『浜松中納言物語』等々で、当然『源氏物語』がその中核をなします。積ん読消..
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