偽悪病患者
まずはAmazonさんの紹介ページから。
日本探偵小説草創期に活躍、江戸川乱歩や甲賀三郎と並び称された巨匠・大下宇陀児。
その短篇の精髄を全二巻に集成のうえ、二ヶ月連続で刊行する。
本巻では..
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竹中英太郎と『新青年』との1928年(7)
僕と渡邉温君と二人で編輯する、これが最後の「新青年」である。十月號からは延原謙、水谷準の兩氏が我々に代つてこの雑誌を編輯する事になつた。(横溝生)
5月に横溝と英太郎は出会ったから、わずかに3カ..
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竹中英太郎と『新青年』との1928年(4)
もう一つ、この時に横溝とのコンビで編集にいた渡辺温のことが気になっている。渡辺温は渡辺裕名義でプラトン社の雑誌『女性』の映画筋書懸賞に応募した「影」の受賞が作家のデビューにつながった。英太郎は熊本時代..
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プラトン社の雑誌『女性』『苦楽』をめぐって(3)
8.『女性』と『苦楽』のデザインセンス
1924(大正13)年1月、川口松太郎の誘いで挿絵画家の岩田専太郎が入社する。やはり岩田専太郎も震災の難を逃れて関西に転居してきていたのであった。『女性』は..
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