独立燃焼説
火が媒介物を離れて独立して燃焼を続けることができる状態に達すれば
放火罪は既遂にあたる、とする説をいいます。
放火罪や失火罪の既遂時期を定める学説の一つとなっています。
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放火罪
火を放って目的物を燃焼させる犯罪です。
いわゆる公共危険罪の代表的なものです。
もっとも、この罪は個人の法益である財産に対する侵害の性質をもっています。
歴史的にみても、..
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法条競合
一つの行為が二つ以上の刑罰規定に触れるかのような外観を呈していても、
実はそれらの刑罰法規相互間の関係上、そのうちの一つだけが適用されて
ほかのものの適用は排斥される場合をいいます。..
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間接正犯
間接正犯 とは、ある罪となるべき事実を、刑法上は責任能力のない者、
または自由な意思決定に基づいて行動する条件を欠いている者などを
利用して、惹起じゃっきさせる場合をいいます。..
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予備
犯罪を実現するためにする準備行為をいい、実行の着手にまでは
至らないものをいいます。
犯罪は一般にある決意に基づき、その意思を外部に表現しようとする行動形式、
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故意
行為者に責任を負わせるための条件の一つです。
「故意に行なったのか、知らずに行なったのか」という言葉は、
日常用語としても使用されています。
悪いことである、法律に触..
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