プラトン社の雑誌『女性』『苦楽』をめぐって(1)
1.はじめに
落合地域での話題という観点から挿絵画家の竹中英太郎に言及してきた。そして、前回は雑誌『新青年』へのデビュー前史となる雑誌『クラク』時代を取り上げた。しかし、プラトン社やその発行雑誌の..
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プラトン社の雑誌『女性』『苦楽』をめぐって(2)
5.『女性』の文芸誌への変貌
ところが、こうした創刊号での状況は創刊二号に至って一変する。『女性』は大阪ローカルな令嬢御用の雑誌体裁から文芸誌のそれへと変化を始めるのである。小山内薫の戯曲「覚醒」..
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プラトン社の雑誌『女性』『苦楽』をめぐって(4)
9.ライバルの出現
プラトン社が創業された1920年代、日本は未曾有の好景気の時期にあった。1914(大正3)年に始まった第一次世界大戦は日本に軍需景気を生んだ。1911年から1919年の8年間に..
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