クープランが見つめる、諸国の人々...
エキゾティック大好き大国、フランス。『カルメン』(1875)、『サムソンとデリラ』(1877)、『ラクメ』(1883)に、ボレロ(1928)、トゥランガリーラ交響曲(1949)....
タグ: 室内楽 サヴァール クープラン ピリオド フランス バロック 18世紀
没後500年、イザークから見つめる、ルネサンスのパノラマ...
2017年にメモリアルを迎えた作曲家たちを、ざっとおさらい。
まず、何と言ってもモンテヴェルディの生誕450年!音楽史上最大の大変革を、見事に乗り切った巨匠の柔軟さに、今、改..
タグ: ルネサンス ヴォーカル 古楽 サヴァール
カタルーニャからオクシタニアへ、古代を歌い継ぐ、シビラの歌。
中世ヨーロッパを文化から見つめると、巡礼路に沿って興味深い横の動きが浮かび上がる。一方で、政治から見つめれば、北の王権が南へと拡大されて行く縦の動きが目に付く。異なる文明を結ぶ豊か..
タグ: 中世 ルネサンス ヴォーカル サヴァール 古楽
カディス、洞窟の祈禱室にて... ハイドンの神秘主義。
ただ今、四旬節中。ということで、キリスト教徒じゃないけれど、それに則った音楽を聴いてみようかな月間を試み中。で、ハイドンの「受難」交響曲に続いて、"受難"のクライマックスを描く、ハイドンの『十..
タグ: ハイドン 管弦楽曲 ピリオド オラトリオ サヴァール ヴォーカル クリストフ・シュペリング 18世紀
イサベル女王、その光と影で織り成す音楽絵巻の重み。
戦後70年を迎えて、つくづく歴史の重さを考えさせられる。いや、見つめれば見つめるほど、単純には行かないのが歴史であって... 一方で、21世紀、歴史を単純に見つめたがる傾向があちこ..
タグ: ボーダーライン上のエリア サヴァール スペイン ヴォーカル 古楽 ルネサンス
カール5世、千々の悲しみ、皇帝の歌...
さて、16世紀に踏み込みます。それは、輝かしきルネサンスが完成される頃...
ではあるのだけれど、ヨーロッパ情勢は一転にわかにかき曇り、苛烈な宗教戦争の時代へと突入する。そも..
タグ: ヴォーカル 古楽 ルネサンス サヴァール 教会音楽