タグ検索トップ / 「秩父別駅は、ほのぼのとした雰囲気に包まれていた。顔を描いたカボチャが飾りつけられ、マリーゴールドの黄色とオレンジがホームの一角を彩る。 駅の〝守り人〟は、信平俊行さん。駅に毎日通い、丹念に手入れする。秩父別で暮らすこと72年。中学時代に長距離走に目覚めた黒木さんにとって、同じグラウンドを走っていた先輩ランナーである。 冬季の雪下ろしの仕事を2013年にJR北海道から請け負った頃から、ボランティアで花を育て始めた。マリーゴールドは種をとり、来春また植える。カボチャは自身の畑で育てたものという。「楽しみでや